歯磨き中に吐き気がするのはなぜ?歯ぐきから血が出るのは?

お口のトラブル 2019.04.02

歯磨きをしている時に、口内の奥の方へ歯ブラシを入れていくと「吐き気がする…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その他にも、歯磨きをしていたら「歯ぐきから血が出ていることに気づいた」という方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、そのような歯磨き時のお悩みを解決するために、吐き気や歯ぐきの出血の原因から予防法などをご紹介していきます。

歯磨きをしていると吐き気がする!その原因とは?

歯磨きをしていて、突然「オエッ」となってしまったり、歯ぐきから血が出ているのを見るのはとても気持ちの悪いものですよね。

そのような、歯磨きをしている時に吐き気がする原因としては、様々な病気のサインになっているとも言われていますが、多くの場合は、「嘔吐反射」という現象によるものだと考えられています。

歯科診療を受けている際や耳鼻科でのどに薬を塗ってもらう時などにも、これと同じように気持ちが悪くなる場合があります。

口の奥の方まで指やものを入れると、のどにある「咽頭反射」という反射により、異物が口から入ってきた場合に反射的に外に出そうと働きます。

そのため、ほとんどの人が、口の奥までものを入れようとすると吐き気がするものなのです。

その感覚が人より敏感な人は、歯ブラシを口の中に入れただけでも吐き気を催す場合もあり、その嘔吐反射がクセになってしまうと、さらに、毎回歯磨きをする際に気持ちの悪さを感じることとなってしまいます。

歯磨き時に吐き気を催しやすい人の特徴がある!

嘔吐反射がクセになってしまっている方もいらっしゃるかもしれませんが、歯磨きをしている時に吐き気を催しやすい人には、次のような特徴があるとされています。

●喫煙者である

歯磨き時に吐き気を催しやすい人の大半は喫煙者であると言われています。

たばこには、ニコチンが多く含まれていて、軽めのたばこであっても、少なからず含まれている物質です。

そのニコチンには催吐作用があるため、喫煙者のほとんどの人が、歯磨き時に吐き気を催しているのではないでしょうか。

●胃が弱っている

こちらは、病気のサインの一つに入るかもしれませんが、歯磨き時に吐き気を催す人は、胃が弱っているサインとしても考えられます。

胃だけではなく、肝臓が弱っている場合でも同じような症状が出ることもあるとされていますので、心当たりのある方は、一度病院で検査を受けてみてはいかがでしょうか。

●ストレス過多

ストレスがたまることにより、精神面だけではなく、体の不調としても異変は現れてくるものです。

そうなると、ちょっとした刺激を与えただけでも吐き気を催すことが考えられます。

さらに血を吐いてしまうことになったら大変です。

ストレスの原因とされる睡眠不足や食生活の乱れなどの生活習慣、職場や家庭の悩みなどを改めて見直してみることも必要でしょう。

上記のことが歯磨き時に吐き気を催す人の特徴として挙げられますが、それでは、その不快な吐き気を催さないようにしたいという方のために、解消法をご紹介していきます。

歯磨き時の吐き気をなくしたい!解消法をご紹介

先ほどご紹介したように、歯磨き時に吐き気を催しやすい人には特徴があるとされています。

なかでも、胃や肝臓が弱っているなどというのは、病院でないとわからない場合もありますが、その他の場合に、吐き気をなくすための解消法というものがありますので、いくつかご紹介します。

●ヘッドが小さめの歯ブラシを使用する

嘔吐反射がクセになっているような敏感な人には、コンパクトサイズの歯ブラシを使用することをおすすめします。

異物の刺激を敏感に感じてしまうため、歯磨きに使用する歯ブラシはできるだけ小さめのものが良いでしょう。

嘔吐反射の予防だけではなく、ブラシが小さい歯ブラシの方が歯のすみずみまで磨くことが可能になります。

●下向き加減で歯磨きをする

歯磨き中は、唾液が多く分泌されるため、歯磨き粉と混ざり合い、余計な刺激をのどに与えかねません。

そのため、唾液や歯磨き粉がのどに渡らないようにするために、顔を下向きにして歯磨きをすることで、刺激を減らすことができるでしょう。

●刺激の弱い歯磨き粉で磨く

歯磨き粉には、虫歯を予防する成分の他にも、口臭を予防するためのミントなどの様々な成分が配合されています。

それらの成分が強い場合は、吐き気を催す刺激になりかねません。

なるべく、刺激の弱めな歯磨き粉を使用すると良いでしょう。

次章からは、歯ぐきから血が出る方のためのお話をしていきます。

歯磨きすると歯ぐきから血が出る!それはどうして?

歯磨きをすると吐き気を催すことについての原因や対処法はおわかりいただけたでしょうか。

次に、歯磨きをすると歯ぐきなどから血が出ることについてお話ししていきます。

歯ぐきから出血することの原因としては、いくつか挙げられます。

●歯周病や歯肉炎などがもとで歯ぐきが炎症を起こしている

●大きな虫歯が歯ぐきのなかにまで進行してしまっている

●歯にかぶせているものが合わず歯ぐきを圧迫している

歯磨きがしっかりできていないと、歯垢が歯ぐきと歯の間にたまり、歯垢についている細菌が侵入しようとするのですが、その侵入を防ごうとして、血液が白血球を歯ぐきに集めます。

その後血流がたまり、炎症を引き起こすことにより、歯肉炎や歯周病につながるのです。

炎症している所は刺激に弱いので、歯ブラシが触れる刺激によって出血してしまいます。

これらの他の原因として、病気からくるものや更年期、ビタミンC不足などの場合もあります。

様々な原因が考えられますので、歯ぐきから血が出た際には、なるべく早めに歯科医に診てもらうことをおすすめします。

歯ぐきから血が出るのを予防するためにできること

歯ぐきからの出血があると、歯磨きをするのがイヤだと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、歯ぐきから血が出るからと言って歯磨きを怠ったりしたら、歯周病などが原因の場合は、さらに進行してしまう恐れが出てきます。

歯周病を改善、予防するためには、正しく歯磨きをすることが重要です。

歯周病のためのブラッシング法として、「タテ磨き」が良いとされていますので、その方法をご紹介します。

【歯ブラシのあて方】

歯ブラシを垂直に立てた状態で歯にあてます。

歯ブラシのブラシの先端を歯周ポケットにあてましょう。

【磨き方】

歯周ポケットを起点として、「引き下げて押し上げる」をくり返しながら、横へ移動していきます。

【下の前歯のウラ】

歯ブラシのブラシの下の部分を歯周ポケットに直角にあて、1本ずつタテ磨きをしていきます。

このような方法で歯磨きをした後、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して歯間も掃除しましょう。

そして、最後にデンタルリンスで口をすすいで完了となります。

ブラッシングでは落としきれなかった歯垢を除去するためには、デンタルリンスは必要なアイテムです。

このように全てを行なうのは大変だと思われるかもしれませんが、毎日の習慣にしていき、せめて一日1回だけでもこれらをセットで行なうことをおすすめします。

また、歯磨き時に吐き気がしてしまう人への解消法と同様に、歯ブラシをコンパクトサイズのものを選ぶと、奥の方まで磨きやすくなるでしょう。

歯ぐきから血が出る歯周病を食事で予防できる?!効果が期待できる食べ物

歯ぐきから血が出てしまうような歯周病には、正しく歯磨きをすることが重要だというお話をしましたが、歯磨きだけではなく、食べ物からも改善に導く方法がありますので、ご紹介します。

歯周病の予防に効果が期待できるとされている栄養素と主な食材には次のようなものがあります。

●乳酸菌

乳酸菌の一部が歯周病菌の繁殖を抑える効果があるということが言われています。

歯周病だけではなく、全身の健康自体もサポートするとされています。

・ヨーグルト
・チーズ
・キムチ
・味噌
・乳酸飲料など

●ビタミンC

コラーゲン繊維を合成する働きがあるので、歯ぐきの修復を促進する効果が期待できるとされています。

・赤、黄ピーマン
・アセロラ
・パセリ
・レモン
・いちごなど

●カルシウム

丈夫な歯や骨をつくるためには欠かせない栄養分です。

・サクラエビ
・ししゃも
・わかめ
・モロヘイヤ
・乳製品など

●ビタミンD

ビタミンDとカルシウムを同時に摂取することにより、カルシウムが吸収されやすくなると言われています。

・いわし丸干し
・かれい
・しらす干し
・紅鮭
・干ししいたけなど

これらの栄養素が歯周病の改善、予防に期待できるとされていますが、偏ることなく、毎日の食事にバランス良く取り入れていくことが大切です。

また、歯磨き時に吐き気がしてしまうという方も、食生活の乱れなども原因として考えられますので、このように健康に良い栄養素を上手に取り入れながら食事を摂ることをおすすめします。

改善策を試しつつしっかり原因究明を!

口内トラブルが起こるのは、何らかの原因があるかもしれません。

歯磨き時の吐き気や歯ぐきの出血などに対して、ここでご紹介したような改善方法を試してみることもおすすめしますが、それでもなかなか改善されない場合は、健康面で何かの問題がある場合も考えられます。

症状が気になる場合は、早めに病院などで診察を受けることをおすすめします。

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