ブリッジにデンタルフロスが入らない!どう綺麗にするの?

口臭 2019.10.15

ブリッジの歯は義歯を挟んだ両隣の歯が繋がっているため、デンタルフロスを上から通そうと思っても入らないですよね。

そのため、デンタルフロスの使用ができないからとブリッジの歯を何もしないままにしてしまう方もいるようです。

しかし、ブリッジの歯の下は汚れなどが溜まりやすく、何もしないでいると歯茎の腫れや虫歯ができてしまうこともあります。

ブリッジの歯には、歯間ブラシやスーパーブラシでのお手入れが有効です。

どのように綺麗にしていくのか解説します。

ブリッジの歯にはデンタルフロスが入らない!ブリッジとは?

普通の歯であれば、歯と歯の間の汚れを取るためのデンタルフロスは使用できます。

しかし、ブリッジの歯にはデンタルフロスの使用ができません。

ブリッジの歯は基本的に真ん中が義歯となり、両隣の歯とブリッジのように繋がっています。

そのため、歯と歯の間に糸を通すデンタルフロスは入らないのです。

また、ブリッジの特徴として、取り外しができない点が挙げられます。

入歯のように外して洗う必要がない点はメリットと言えるでしょう。

他にも、噛む力が普通の歯と大差がないことから、義歯にブリッジを選ぶ方も多いかもしれません。

しかし、ブリッジは義歯の下に汚れが溜まりやすかったり、デンタルフロスが歯の間に入らなかったりするデメリットがあります。

何もしないとブリッジ周辺の歯茎が腫れたり、虫歯になったりすることもあるでしょう。

また、失った歯を補うために両隣の歯は土台となりますが、土台となるために歯を削る必要があります。

そのことによって土台の歯が弱くなってしまうことも考えられます。

ブリッジの歯にデンタルフロスが入らないのであれば何を使う?

ブリッジの歯にデンタルフロスが入らないのであれば、他のものを使う必要があります。

デンタルフロスが入らないからと言って何もしないままでは、ブリッジ周りのトラブルが考えられるからです。

この場は「歯間ブラシ」と「スーパーフロス」を使いましょう。

歯間ブラシは、ブリッジの歯と歯の隙間が大きい場合に使います。

細いブラシの部分を歯との歯の間に差し込んで、汚れをかき出すことができるでしょう。

ブリッジがあることによる使いづらさは歯間ブラシにはなく、普通の歯と同じように使用することができます。

ただし、歯と歯の隙間が小さい場合には歯間ブラシは使用できません。

小さいサイズの歯間ブラシを使ったとしても、狭い隙間に無理にブラシを通すことは歯や歯茎を傷めてしまうことになるからです。

普通の歯ならここでデンタルフロスを使用しますが、デンタルフロスはブリッジが邪魔をして入りません。

この場合、スーパーフロスを使います。

スーパーフロスはフロスの両先端が細く硬く作られていますので、狭い歯と歯の隙間にも入れることができるでしょう。

ブリッジの歯の隙間が大きい時に使う!歯間ブラシの種類

ブリッジの歯の隙間が大きい場合、歯間ブラシの使用をおすすめしてきました。

歯間ブラシはデンタルフロスのように入らないことはなく、ブリッジの歯にも使用できます。

こちらでは、歯間ブラシの種類を確認していきましょう。

歯間ブラシには7つのサイズがあり、4S・3S・SS・S・M・L・LLに分けられます。

どのサイズが良いかは人それぞれですが、最初は少し小さめのサイズを選ぶと良いでしょう。

小さめのサイズなら、歯と歯茎を間違って傷めることはないはずです。

また、歯間ブラシのブラシ部分の素材は、金属とゴムに大きく分けられます。

金属であれば歯の汚れをしっかりとかき出し、ゴムであれば弱った歯茎などへの刺激を少なくすることができるでしょう。

歯間ブラシの持ち手は3種類あり、ストレートタイプ・カーブタイプ・L字タイプです。

ストレートタイプは前歯で使いやすく、奥歯では使いづらさがあるかもしれません。

ストレートで奥歯が使いづらい場合は、カーブタイプやL字タイプを使いましょう。

歯間ブラシの効果的な使い方のポイント

歯間ブラシはデンタルフロスのようにブリッジに入らないというストレスはなく、有効に使うことができるのは良い点ですね。

こちらでは効果的な使い方のポイントを覚えていきましょう。

◯歯間ブラシは左右の歯に沿わせる

歯間ブラシは歯と歯の隙間にただ入れるだけだと、磨けていない箇所が出てきてしまう可能性があります。

歯間ブラシを通す際は、歯にしっかりと沿わせることで汚れを落としましょう。

◯歯の表側と裏側の両方通す

歯間ブラシを表側だけ通している方がいるかもしれませんが、汚れを確実に取るには裏側からも通すと良いです。

そうすることによって、汚れの除去率を上げることができるでしょう。

◯隙間に合ったサイズを選ぶ

歯間ブラシのサイズは自分に合ったものを選ぶことが大切ですが、選ぶ基準は歯と歯の隙間よりも少し小さめを選ぶことです。

歯間ブラシを通した時、何か引っかかったりする場合には大きすぎる可能性があります。

大きすぎる歯間ブラシは歯を傷めたり、歯茎を押し下げてしまうこともありますので注意しましょう。

デンタルフロスが入らないブリッジにも使える!スーパーフロスとは?

ブリッジの歯には、歯と歯の隙間が大きい場合に歯間ブラシを使用しますが、歯と歯の隙間が狭かったり義歯の下を綺麗にしたりする場合は、スーパーフロスを使います。

具体的な使用例は

・ブリッジにデンタルフロスが入らない
・歯の矯正でデンタルフロスが入らない
・デンタルフロスがきつくて入らない

などです。

今回お話ししているブリッジだけでなく、歯の矯正などにも使えるのは便利ですよね。

一般的なスーパーフロスは長さが40~50cmにあらかじめカットされ、フロスの両先端が細く硬く作られているため、狭い歯と歯の隙間に通すことができます。

また、ブリッジの義歯の下の隙間にずらして使うこともできます。

汚れが溜まりやすい義歯の下も綺麗にできれば気持ちが良いだけでなく、虫歯予防にも繋がることでしょう。

特徴的なのは、スーパーフロスの真ん中がスポンジ状だと言うことです。

スポンジ状になっていることによって大きくも小さくもなり、隙間の大きさに合わせて掃除することが可能です。

スーパーフロスの使い方をご紹介!

スーパーフロスは、ブリッジなどデンタルフロスが入らないところに使えます。

こちらでは、スーパーフロスの使い方をご紹介します。

【スーパーフロスの使い方】

◯歯の隙間を綺麗にする場合

①スーパーフロスの先端の細く硬い部分をブリッジの歯と歯の間の隙間に入れる

②スポンジ状になっているところまでスーパーフロスを引っ張る

③歯と歯の隙間に沿うようにスーパーフロスを動かす

④スーパーフロスを引き抜く

⑤もう一つの歯と歯の隙間も同様に綺麗にする

◯義歯の下を綺麗にする場合

①スーパーフロスの先端の細く硬い部分をブリッジの歯と歯の間の隙間に入れる

②スポンジ状になっているところまでスーパーフロスを引っ張る

③義歯の下にスポンジ状のスーパーフロスをスライドさせる

④もう一つの歯と歯の隙間に着いたらスーパーフロスを引き抜く

義歯の下にスーパーフロスを通す場合、上に引き上げないように注意してください。

ブリッジや両隣の支えている歯に負担がかかります。

無理に通そうとせず、できる範囲で使用しましょう。

ブリッジには歯間ブラシやスーパーフロスの使用を!

ブリッジのようにデンタルフロスが通らない場合は、歯間ブラシやスーパーフロスを使用しましょう。

歯間ブラシは、歯と歯の隙間が大きい場合に使用します。

また、スーパーフロスは歯と歯の隙間が狭い場合や、義歯の下の隙間を磨きたい場合に使用します。

歯間ブラシはサイズに注意し、スーパーフロスは無理やり動かさないことが大切です。

ブリッジによる歯茎のトラブルや虫歯予防に、どちらも有効に使ってみてください。

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