ブリッジの歯には歯間ブラシやスーパーフロスを!使い方は?

口臭 2019.10.14
ブリッジの部分は歯が繋がっているため、デンタルフロスを歯の間から歯茎に向かって通すことはできません。 それでも、歯にブリッジをお持ちの方の中には、ブリッジの歯にデンタルフロスを通したいと思っている方もいるのではないでしょうか。 他の歯はデンタルフロスを通しているのに、ブリッジをしているところだけデンタルフロスを通せないのは気になりますよね。 こちらでは、ブリッジの歯に使ってほしい歯間ブラシやスーパーフロスの使い方をご紹介します。

デンタルフロスは使えない!?ブリッジの歯の磨きづらさ

歯科医院に行くと、使い方を教わったり使用をすすめられたりすることが多いデンタルフロスですが、歯と歯の間を綺麗にすることができるものですよね。

歯ブラシだけでは届きにくい部分を綺麗にできることから、虫歯予防に役立つと考えられています。

普通の歯の場合、歯と歯の間にデンタルフロスを通すことは容易ですが、ブリッジがしてある歯の場合はそうはいきません。

ブリッジは、失った歯の義歯を繋ぐよう両隣の歯を削って橋のように繋いでできたものです。

義歯と両隣の歯は繋がっていることから、上からデンタルフロスを通すことはできません。

しかし、義歯の両隣の歯は生きて残っていることから、歯と歯の根元に汚れなどが溜まってくれば虫歯になってしまうことが考えられます。

そのため、ブリッジ部分の歯と歯の間も磨くことは大切です。

また、義歯の下の部分は歯茎にしっかり密着するよりも、少し間が空いていることが多いです。

そのため、ブリッジでは義歯の下に歯垢が溜まってしまうという問題もあります。

せっかくブリッジをした歯が虫歯になるのは避けたいですよね。

ブリッジの歯が見える部分は歯間ブラシでも!使い方は簡単

ブリッジで歯を繋いでいる部分は上からデンタルフロスを通すことができないものの、歯と歯の間の隙間が大きい場合は歯間ブラシを使うことができます。

歯間ブラシの使い方は簡単で、歯と歯の隙間に歯間ブラシを差し込んで出し入れするのみです。

気をつけたいのは、歯間ブラシのサイズです。

歯間ブラシにはいくつかサイズがあり、自分の歯の隙間に合ったものを選ぶことが大切なのです。

大きすぎては歯や歯茎を傷めますし、小さすぎては歯間ブラシを通す意味がなくなってしまうでしょう。

ちなみに、歯間ブラシのサイズは7種類で、S・M・LのほかにSS・3S・4S・LLがあります。

また、歯間ブラシはブラシ部分が、主に金属製とゴム製に分けられます。

金属製はブラシ部分がしっかりしているものの歯や歯茎を傷める恐れがあり、ゴム製なら当たりが軟らかい分、汚れを落とす力は弱くなるでしょう。

なお、持ち手にも差があり、ストレートタイプ・カーブタイプ・L字タイプに分けられます。

歯間ブラシが選びづらい場合は、かかりつけの歯科医に相談しても良いでしょう。

ブリッジの歯と歯の隙間や義歯の下はスーパーフロスを!使い方は?

ブリッジの歯と歯の隙間が大きい場合は歯間ブラシの使用ができますが、歯と歯の隙間が狭い場合は歯間ブラシではなく、デンタルフロスを使用したいところです。

また、義歯の下にできたわずかな隙間の歯垢も気になりますよね。

しかし、このような隙間はごくわずかなうえ、通常のデンタルフロスでは糸が軟らかいため、歯と歯の間に通すこと自体が難しいです。

しかし、フロスの両先端が細く硬くなったスーパーフロスなら、普通のデンタルフロスよりも簡単に通すことができます。

使い方は、硬くなった先端を歯と歯の隙間に通し、真ん中のスポンジ状になった部分を出し入れします。

このスーパーフロスなら、義歯の下に溜まりがちな汚れにも有効です。

ブリッジをしている方で、今までブリッジの下にスーパーフロスを使ったことのない方は多いかもしません。

しかし、ブリッジの下には汚れが溜まる以上、スーパーフロスによるお手入れは大切でしょう。

ブリッジの歯を持つなら!歯科医による定期検診も大切

歯を失った場合、インプラントでは費用が高すぎるのであれば、まずは歯科医から入歯かブリッジが勧められることでしょう。

ただ、入歯では噛む力が弱く、取り外しをすることによるお手入れの面倒さがあります。

ブリッジなら噛む力は今までとそれほど変わることなく、取り外しができないためお手入れの煩わしさはありません。

しかし、ブリッジではブリッジの下に汚れが溜まってしまうことによる歯茎の腫れや虫歯の報告が多いため、歯間ブラシやスーパーフロスを使うことによって、自分でできる限りのケアをすることは大切です。

そして、もう一つ大切なことは、歯科医による定期検診を受けることです。

ブリッジの状態を確認してもらうほかにも、ブリッジを支えている歯が虫歯になっていないか、歯茎は腫れていないか、義歯の下に汚れが溜まっていないかなど確認してもらうべきことは沢山あります。

もし、ブリッジの周辺に汚れが溜まるなどしている場合は、歯間ブラシやスーパーフロスの使い方を再度教えてもらうと良いでしょう。

普通の歯に使うデンタルフロス!種類を確認

ブリッジの歯には歯間ブラシやスーパーフロスを使いますが、普通の歯にはデンタルフロスを使います。

こちらでは、デンタルフロスの種類を確認していきましょう。

デンタルフロスには、糸巻タイプとホルダータイプに分けられます。

糸巻タイプは、1本の長いフロスを適当な長さにカットし、手に巻きつけて歯の間に通して使います。

ホルダータイプよりも経済的ですが、使い方をマスターするまでには少し時間がかかることが多いです。

初心者の場合は、ホルダータイプが使いやすいでしょう。

また、糸巻タイプは3種類あり、ワックスタイプ・ノンワックスタイプ・エクスバンドタイプに分けられます。

使い慣れていない場合は、歯の間を通しやすいワックスタイプがおすすめです。

しかし、慣れてきたら滑り過ぎないノンワックスのほうが汚れをかき出すのに適しています。

エクスバンドタイプは、使用中にスポンジのように膨らむよう加工されています。

膨らみによって糸が動きづらい場合は、他のタイプの糸に変更したほうが良いでしょう。

ホルダータイプのデンタルフロスは形が2種類あり、F字型とY字型に分けられます。

F字型は前歯を、Y字型は奥歯を綺麗にするのに適していると言われていますが、どちらを使うかは実際に使ってみて使いやすいほうで良いでしょう。

デンタルフロスの基本的な使い方

デンタルフロスはブリッジの歯に使うことはありませんが、普通の歯には使いますので、こちらで使い方を確認していきましょう。

【糸巻タイプの使い方】

①約40cmにデンタルフロスを切る

②両手の中指にデンタルフロスを2~3回巻きつける

③両手のデンタルフロスの間隔は約10~15cmにする

④親指と人差し指でデンタルフロスを持ち、歯と歯の間に入れる

⑤両側の歯の表面をこするようにデンタルフロスを歯の根元から引き上げる

【ホルダータイプの使い方】

①デンタルフロスを歯と歯の間に入れる

②両側の歯の表面をこするようにデンタルフロスを歯の根元から引き上げる

ホルダータイプは糸を手に巻きつけて使う必要がないため、誰でも簡単に取り入れやすくできています。

初心者であれば、まずホルダータイプから使用してみてください。

ブリッジには歯間ブラシやスーパーフロスを使おう

ブリッジの歯は繋がっているため、普通のデンタルフロスは通りません。

ブリッジの歯を綺麗にしたい時、歯と歯の隙間が大きい場合は歯間ブラシを使います。

歯と歯の隙間が狭い場合は、フロスの両先端が細く硬くなったスーパーフロスを使います。

スーパーフロスなら歯と歯の狭い隙間に通すのも簡単ですし、義歯の下の汚れも取ることができるでしょう。

また、ブリッジの歯は歯科医による定期検診を欠かさず受けるようにしてください。

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