加齢臭に悩む若い女性がいる?!20代後半は自分の臭いに注意

口臭 2019.11.07
加齢臭は、基本的に50代以降の男女によくみられる体臭です。 50代になると女性は更年期に入り、ホルモンバランスが崩れるため、体臭がキツく感じられるようになる傾向があります。 ところが、最近では50代特有と考えられていた加齢臭が、20代の女性でも現れることがあるようです。 若い世代における加齢臭はどうして発生してしまうのでしょうか。 その謎をこちらで解明していきましょう。

20代女性ではあり得ない!?加齢臭とは

加齢臭は40代以降で増え始め、50代以降の男女によくみられる体臭のことです。

そのため、基本的には20代女性から臭うとは考えにくいです。

ノネナールを原因物質とする加齢臭は、皮脂に含まれる脂肪酸が酸化することによって発生します。

皮脂の分泌が多い中年男性や、更年期で女性ホルモンが減って男性ホルモンが増えた中年女性は、特に臭いやすいと言えるでしょう。

加齢臭は胸や背中が主な発生源で、枯草のような臭いがすると言われています。

枯草のような臭いをどう感じるかは人それぞれですが、加齢臭自体を嫌な臭いと感じる人はあまり多くないよううです。

どちらかと言うと、他の体臭であるミドル脂臭やストレス臭・汗臭などと混ざることによって加齢臭も不快な臭いの一つとして捉えられてしまうことがあるのでしょう。

そんな加齢臭ですが、最近では20代の女性から感じられることがあるようです。

本来なら中年以降に起きる加齢臭が、20代という若い世代で起きることは有り得ないように思いますが、なぜこういった現象が起きているのでしょうか。

加齢臭が20代の若い女性にも!大切なホルモンバランス

中年の男女なら加齢臭を感じても不思議はない世代ですが、20代という若い女性でも加齢臭を感じることがあります。

このような若い女性から加齢臭を感じてしまうのには理由があります。

まずは、20代後半から始まる女性ホルモンの減少です。

女性ホルモンの減少の影響が顕著に出やすいのは中年女性ですが、女性ホルモンの減少自体は20代後半から始まっています。

そのため、女性ホルモンの減少が早い人ほどその影響は受けやすく、若い女性と言えども女性ホルモンの減少が始まっている以上、その影響は受けることになるのです。

また、女性ホルモンは、皮脂や汗の分泌を抑える効果があると言われています。

そのため、女性ホルモンが満たされていれば、加齢臭の元となる皮脂の発生を抑えられると考えられます。

しかし、20代後半から始まる女性ホルモンの減少率が高い場合、男性ホルモンが優位になり、皮脂が増えることによって加齢臭がひどくなることがあるでしょう。

20代に限らず、女性はホルモンバランスが大切なのです。

20代の女性に必要な加齢臭対策とは?活性酸素を作らないこと

20代女性で加齢臭がある場合、その対策を考えていかなくてはなりません。

体を酸化させる力が強いことで知られている活性酸素ですが、この活性酸素を作らないことが加齢臭対策として大切です。

加齢臭は、脂肪酸の酸化が原因のノネナールの発生で起きますが、活性酸素が多く作られると脂肪酸が増え、ノネナールも沢山発生してしまうことが考えられます。

活性酸素は、不規則な生活やストレスなどによって増えることが分かっていますので、生活環境を整えることが大切だと言えるでしょう。

胸や背中で感じることが多い加齢臭ですので、まずは発生源を丁寧に洗うことが必要です。

皮脂を効果的に落とすには、湯船につかるなどの行為も有効でしょう。

運動で良い汗を流すこともおすすめです。

その他には、食生活の改善やストレスからの解放も挙げられます。

それぞれの具体的な対策を次項からご紹介します。

20代女性の加齢臭対策!お風呂での発汗や適度な運動を

20代の若さで加齢臭がある場合、できる対策を一つ一つ行っていきましょう。

こちらでご紹介したいのは、お風呂で汗をかいたり適度な運動をしたりすることです。

お風呂で汗をかくことは、臭いの元である皮脂を取れやすくします。

湯船にしっかりと浸かって、体の汚れを取りやすくしましょう。

体は石鹸やボディーソープを手にとり、泡立てて優しく洗い上げてください。

ボディータオルなどで刺激を与えすぎることは良くありませんので注意しましょう。

朝、臭いを感じやすい女性は、朝シャワーもおすすめです。

もう一つの対策として、適度な運動が挙げられます。

子供の頃は運動していたような女性でも、20代になり社会人となって運動不足になることがあります。

運動は加齢臭の原因である脂肪酸を燃焼すると言われていますので、積極的な運動を心がけると良いでしょう。

有酸素運動をマイペースに続けていくと良い効果が期待できます。

また、良い汗をかくことは臭い対策としても有効です。

細菌が増殖しにくい良い汗をかいていきましょう。

食生活の改善が20代女性の加齢臭対策の近道に

食生活が乱れている場合、それが加齢臭をひどくさせる原因となっている場合があります。

昔ながらの和食を心がけているような20代女性は今は少ないかもしれません。

食事の欧米化により肉が中心の食生活になり、野菜が不足しがちな方は多いのではないでしょうか。

脂肪が多い食生活は皮脂の分泌を増やし、加齢臭も増えることになります。

また、植物油のリノール酸は脂肪酸を増やしやすい性質がありますので、摂り過ぎには注意しましょう。

加齢臭対策には、抗酸化作用があると言われている食品を多く摂ることが効果的かもしれません。

かぼちゃ・ほうれん草などに多く含まれるビタミンE、ブロッコリー・小松菜などに多く含まれるビタミンC、女性ホルモンのような働きがある大豆食品がおすすめです。

大豆食品は、納豆なら手軽に摂ることができますし、豆腐は味噌汁に入れても良いです。

味噌や醤油も大豆食品ですので、調味料からも大豆を摂ることができますね。

一度に沢山の食品を摂るのが難しい場合は、一日のうちでバランスを摂るように心がけてください。

朝、軽く済ませる人やお昼が外食の人は、夕食をしっかりバランスよく摂れば良いでしょう。

20代女性の加齢臭対策にも繋がる!!大切なストレスからの解放

ストレスと加齢臭は関係ないと思いがちですが、ストレスが多いと活性酸素が発生します。

活性酸素は脂肪酸を増やし、加齢臭の原因であるノネナールを増やしますので、ストレスから解放されることは大切です。

仕事のストレスやプライベートでの不満などは、どの年代でも感じやすいものです。

ストレスは中年だけでなく、20代の女性でも感じやすいですよね。

ストレス社会でもある現代では、ストレスを上手に解消することが必要です。

ストレスが何か自覚している場合は、休日の日はなるべくそのことを考えないようにしましょう。

20代の若さで加齢臭があり原因がストレスだとすると、相当の負荷が身体と心にかかっているはずです。

まずは休むことを心がけて、何もしない時間を作ってみてください。

それから、自分の好きなことをやっていきましょう。

食べること、おしゃべりすること、スポーツをすること、映画を観ることなど自分のために時間を使うことで、疲れた心を満たしてください。

20代の女性でも加齢臭はある!

加齢臭は、基本的には50代の男女が発する体臭ですが、20代後半の女性でも臭う場合があります。

20代後半からは女性ホルモンが減少し始めることから、ホルモンバランスが崩れます。

女性ホルモンは加齢臭の元である皮脂を抑える働きがありますが、減少により加齢臭が増えてしまうことがあるのです。

加齢臭には活性酸素を作らない生活が大切で、対策は湯船に浸かったり運動をしたりすることが有効だと言われています。

また、バランスの良い食事やストレスからの解放も大切です。

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