髪の毛の嫌な臭いを何とかしたい!臭いの原因と対策をご紹介

口臭 2019.11.11
髪の毛の嫌な臭いに悩んでいる方はいませんか? 髪の毛を毎日洗っていても、場合によっては髪の毛から嫌な臭いを発していることがあります。 自分だけの臭いで留まっていれば良いのですが、周りに不快な臭いをまき散らしていては大変です。 こちらでは、髪の毛の臭いがする原因と対策をご紹介していきます。 ちょっとした改善で臭いを解消できるかもしれません。

ミドル脂臭で髪の毛が臭くなる?ミドル世代に必要な対策!

髪の毛が臭い場合、ミドル世代の男女特有の臭いかもしれない可能性があります。

それはミドル脂臭と言い、古い油のような臭いがすることで知られています。

臭う場所は頭部で、後頭部・頭頂部・うなじなどからよく臭いが発生します。

髪の毛が臭いというよりも、髪の毛の根元にある頭皮より臭いが発生することで、髪の毛全体が臭いかもと感じてしまうようです。

ミドル脂臭の原因成分はジアセチルで、汗に含まれる乳酸が常在細菌によって代謝分解されることで発生します。

また、常在細菌によって皮脂が代謝分解されると中鎖脂肪酸になりますが、ジアセチルと中鎖脂肪酸が混ざるとより強烈な臭いになります。

この強烈な臭いは頭部で発生しているため、対策の一つとしてシャンプーの方法を見直すことがあるでしょう。

また、ミドル脂臭は汗が関係していることから、良い汗をかくようにすることでも対策できるかもしれません。

ミドル世代なら気にしたいミドル脂臭の具体的な対策については、後述します。

対策は必須!髪の毛が臭いのは加齢臭かも?!

ミドル脂臭に続いて髪の毛の気になる臭いとして、加齢臭が挙げられます。

加齢臭は40代以降の男女が発しやすく、枯草の臭いがすると言われています。

加齢臭の原因物質はノネナールで、皮脂の中の脂肪酸と脂質が結びつくことによって発生します。

発生場所は主に胸や背中などが挙げられますが、髪の毛がある頭皮から臭う場合もあります。

加齢臭がするような年代は、加齢臭だけでなくミドル脂臭や汗臭も発している可能性があり、さらには疲労臭なども臭わせていることがあるでしょう。

これらの臭いが混ざることによって、より強烈な臭いへと変化することが考えられます。

加齢臭による髪の毛の臭い対策としては、やはりシャンプー方法の見直しが挙げられますが、胸や背中が臭うことから、湯船につかることなどでも改善が見込めそうです。

加齢臭は特に上半身から臭いますので、お風呂での洗い方にも注意が必要でしょう。

石鹸の選び方によっても改善が見られるようになるかもしれません。

髪の毛の臭いは雑菌が繁殖したから?!ドライヤーの大切さ

お風呂に入って髪の毛を洗った後、すぐドライヤーを使うなどして乾燥させていますか?

髪の毛がいつまでも濡れた状態でいる方や自然乾燥をしている方は、髪の毛が臭っていることが考えられます。

髪の毛が濡れていると雑菌が繁殖しやすくなり、臭いも発生しやすくなります。

また、髪の毛は濡れたままで放っておくと臭いがつきやすいこともあります。

髪の毛を洗った後の臭い対策として、ドライヤーで素早く乾かすことが挙げられます。

乾燥した状態なら、雑菌の繁殖や臭いがつくことを抑えられやすくなるでしょう。

なお、髪の毛のダメージを考えるのであれば、ドライヤーの前のタオルドライを忘れてはいけません。

髪の毛をしっかりタオルドライしておくことで、ドライヤーのかけ過ぎを避けられます。

髪の毛が短い男性などは、特にドライヤーを使用せずに放っておいてしまう方が多いかもしれませんが、湿った髪の毛は臭いを発生させてしまう可能性がありますので、すぐに乾かすよう心がけてください。

強い臭いが髪の毛に移っている場合も!焼き肉の後は要注意

髪の毛の臭いが気になる場合、強い他の臭いが髪の毛に移っている可能性もあります。

特に臭いを感じやすい場合として、焼き肉を食べた後が思い浮かぶのではないでしょうか。

髪の毛は表面に沢山の穴を持ち、そこから臭いを吸収しています。

髪の毛の穴一つ一つに臭いがため込まれれば、相当な臭いを発生してしまうことでしょう。

髪の毛に強い臭いが移ってしまった場合の対策として、ウェットティッシュで髪の毛を拭く方法があります。

ウェットティッシュを使って、臭いの元から拭き取ってしまうのです。

ウェットティッシュで臭いが取れたら、濡れた髪の毛の余分な水分を、乾いたティッシュやハンカチなどでさらに拭き取ってください。

ウェットティッシュで拭いて、濡れた状態を放っておくと雑菌が繁殖し、さらに新たな臭いがつきやすくなってしまうでしょう。

他には、髪の毛に風を送ることによって臭いを吹き飛ばす方法もあります。

扇子などで仰いだり、自然な風を髪の毛に取り込んだりして臭いを軽減させましょう。

髪の毛の臭い対策!ミドル脂臭や加齢臭の場合

髪の毛の臭いの原因がミドル脂臭や加齢臭の場合、いくつかの対策が挙げられます。

こちらでは、具体的な対策をご紹介します。

◯シャンプー方法の改善

・濡らす前にブラッシングする
・シャンプー前に予洗いする
・シャンプーは泡立ててから優しく洗う
・すすぎをしっかり行う
・トリートメントをつける
・タオルドライする
・ドライヤーでしっかり乾かす

◯湯船につかる

湯船につかることによって良い汗をかきやすくなり、臭い成分や皮脂汚れなどが取れやすくなります。

汗腺が鍛えられると共に、老廃物などが汗と一緒に出やすくなる効果も期待できるでしょう。

◯上半身を隅々まで洗う

臭いが発生しやすい上半身を中心に、優しく丁寧に洗うよう心がけてください。

特に、首筋・胸・背中・脇の下などは念入りに行うと臭いが取れやすいでしょう。

◯朝シャワーをする

朝起きての臭いが気になる場合は、シャワーをすることをおすすめします。

夜中に溜まった汗や皮脂を洗い流す効果があるでしょう。

◯薬用石鹸で体を洗う

体を丁寧に洗ったとしても臭いの改善が見られないような場合、臭い成分に直接働きかける薬用石鹸を使うこともおすすめです。

薬用石鹸による殺菌作用により、臭い成分が取り除かれるかもしれません。

髪の毛の臭いにも関係が!食生活やストレスの改善

髪の毛の臭いに関係ないと思いがちですが、ちゃんとした食生活やストレスを溜めない生活は臭いを発生させない対策となります。

食生活は、基本的には日本人に合った和食の生活が理想です。

脂質の取り過ぎは皮脂の分泌量を増やし、加齢臭やミドル脂臭をひどくさせることがあります。

肉食に偏った食事も良くありませんので、魚や野菜などを積極的に摂り入れるようにしましょう。

また、みそや納豆・豆腐など大豆でできた食品を摂ることもおすすめです。

しかし、何を摂るかということよりもバランスの良い食事が臭い改善の近道です。

1日のバランスを考えた食事を摂るよう心がけてください。

髪の毛の臭いで気をつけたいもう一つのことは、ストレスです。

ストレスがあることによって体内の脂質が増え、加齢臭の原因であるノネナールも増えてしまいます。

また、ストレスは乳酸を増やし、ミドル脂臭の原因であるジアセチルを増やします。

ストレスを上手に改善する方法を自分なりに見つけて、臭わない状況を作っていきましょう。

髪の毛の臭いにはミドル脂臭や加齢臭が関係している

髪の毛の臭いには、中年男女に起きやすいミドル脂臭や加齢臭が関係している場合があります。

また、髪の毛を濡れたままにしておくことによって、雑菌が繁殖したり臭いがつきやすくなったりしている場合もあります。

髪の毛を洗った後は、タオルドライをしてからドライヤーで素早く乾かして対策しましょう。

焼き肉などの臭い移りには、ウェットティッシュで拭いた後に乾かすことで軽減できるはずです。

お風呂の入り方やシャンプーの仕方を見直し、食生活やストレスの改善にも努めましょう。

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