汗臭い原因はどこに?服のニオイがとれないときの対策とは

2019.08.09

季節によらず、暑い日が多くなったと実感している方も多いでしょう。

そんな暑い日の悩みといえば、やはり汗のニオイではないでしょうか。

汗をかいたらニオイが臭い。

洗ったのに服のニオイがとれない。

そんな経験はありませんか。

汗臭さにも、様々な原因が考えられます。

今回は汗臭い原因やその対策などについてご紹介していきます。

服が汗臭い?汗の種類をまずは知ろう!

皆さんは汗についてどのようにお考えですか?

「汗臭い状態になるから、なるべくかきたくない」

「服が濡れて肌につくし、ニオイが服からとれないのでかきたくない」

そんな風にお考えの方に向けて、まずは汗のはたらきや種類についてお話ししていきたいと思います。

最初に汗のはたらきについてです。

汗のはたらきは主に体温の調節にあります。

汗を分泌することで、肌を濡らし、その水分が気体になるときに、肌から熱を奪います。

過剰に温まった肌の熱を冷めさせることで、体温を一定に維持しようとしているのです。

また、皮膚の表面で皮脂という成分と混ざり合うことで、膜を作り肌を守っているのです。

次に汗の種類についてです。

汗には三つの種類があります。

一つ目に、温熱性発汗があります。

これは、体温が上昇したときに、体の熱を一定に保持しようとする汗です。

運動を行ったり、サウナなどに入ったりしているときは、体温が上昇します。

そのときに出ている汗が温熱性発汗なのです。

普段一番気にしている汗でもあるかもしれません。

二つ目に精神性発汗です。

これは、精神的に負担がかかった場合に出る汗で、過度な緊張状態などで出ます。

好きな人と手をつないだりして緊張しているとき、先生の前で発表を行わなければならないときなど、多くの場面で出る汗です。

緊張からなのか、「嫌な汗かいてるな~」と思うときは精神的に負荷がかかっていたのかもしれませんね。

深呼吸などして落ち着くことで、この汗が出るのを防ぐことができます。

三つ目は味覚性発汗というものです。

これは、唐辛子やカレーなど辛い物や梅干しなどの酸っぱい食べ物を食べるときに出る汗です。

酸っぱい物を食べて、汗が出るのはあまりイメージできませんが、辛い物を食べて汗が出るのはイメージしやすいでしょう。

そのときに出ている汗が、味覚性発汗だったわけです。

このように、汗は暑さ、味覚、精神的負荷によって分泌されていたのです。

服の汗臭いニオイがとれない?そのニオう汗はこれだ!

汗の種類がいくつかあることをご紹介しました。

ところが、汗は出るところ、つまり汗腺によってもはたらきなどに違いがあるのです。

「汗腺って何?」と疑問に思った方に向けて、始めに汗腺についてご紹介していきます。

汗腺とは、汗を体外に出す器官のことです。

日本人が持つ汗腺は平均して230万個もあると言われています。

また、汗腺の数が多い部位は、多い部位から額、足の裏、手のひら、足の甲です。

少ない部位は胸や背中、腹、お尻、太ももと言われています。

しかし、この分布は個人差が激しいので、必ずしも当てはまるとは言えません。

そして、汗腺は二つに分類できます。

一つ目にエクリン汗腺です。

ほぼ全身に存在する腺で、体の熱を一定に維持するはたらきをしています。

さらに、皮膚表面を湿らせることで、皮膚が乾くのを防いでいます。

また、この汗腺からは1分あたり約20ナノリットルとわずかな量が出ます。

しかし、全身に換算すると1日に出る汗は、最大10リットルほどです。

この汗腺からの汗には嫌なニオイはありません。

それは、汗の成分のほとんどが水であるからです。

次にアポクリン汗腺です。

この汗腺は思春期以降にはたらくもので、脇の下や肛門の周りなど、特定の場所にしかありません。

情緒刺激で汗を出し、エクリン汗腺と違い体の体温を調節するはたらきは持っていません。

ただ、この汗に含まれるタンパク質やアンモニア、糖、鉄分が皮膚に存在する雑菌と接触することで、雑菌が繁殖します。

脇に多く分布しているため、脇部分から発せられるニオイの原因となってしまいます。

これが、汗臭い原因になってしまっていたわけなのです。

衣服のニオイがとれないのは、アポクリン汗腺が集中している箇所でしょう。

とれない汗臭いニオイの原因とは?

これまでに汗の種類やはたらきの違いについてお話ししてきました。

ここではなぜ服からとれないような汗臭さになってしまうのか、その原因について掘り下げていきます。

一つ目に細菌の増殖、繁殖があります。

汗に含まれているミネラルやアミノ酸などの成分は、細菌の増殖に使われる材料です。

そしてその細菌や毛穴や皮膚表面にいる微生物によって汗の成分が分解されることで、3-メチル-2-ヘキセン酸という物質を主体としていくつかの低脂肪酸によりニオイを放つようになります。

白人や黒人では、脇の嫌なニオイは正常現象であり、ほとんどすべての人にあるそうです。

しかし日本人においてニオイが軽度であるのは、アポクリン汗腺の量が少なく、汗の分泌量が少ないからと考えられています。

次に汗腺機能の低下があります。

汗は、血漿というものから作られます。

血漿にはミネラルが豊富に含まれており、そのまま汗として出てしまうと、体の大切なミネラルが大量に失われます。

そうならないように、導管部という場所で、血漿に含まれているミネラルを吸収します。

これにより、ほぼ水分だけの汗が出るのです。

しかし、このミネラルを吸収するはたらきには限界があり、汗の量が多くなると、ミネラルを吸収しきれなくなってしまいます。

吸収しきれないミネラルは汗に含まれ、細菌の増殖を促すことになるのです。

このように、汗臭いにも様々な原因が考えられます。

体だけじゃない?汗臭い服からニオイがとれないワケ

汗臭いのは、体だけが原因ではありません。

洗濯したのに、衣服から汗臭いニオイがとれなかった経験はありませんか。

これには、洗濯した服に原因があるかもしれません。

では、なぜ洗濯したのに服のニオイがとれないのでしょうか。

その原因として、服の繊維までしっかり洗えていないということがあります。

汗には皮脂と雑菌が含まれていますが、雑菌は皮脂を養分として繁殖します。

汗をかいた服を長い間放置してしまうと、雑菌は勢いよく繁殖し嫌なニオイを放つようになります。

洗剤や柔軟剤などで洗ったとしても、繁殖してしまった雑菌を簡単に除去することができず、洗濯した後にも汗の嫌なニオイを放ってしまうのです。

また、服が生乾きの状態で続くことも菌の繁殖につながります。

洗濯槽に放ったままにせず、洗濯物はすぐに乾かすようにしなければなりせん。

最後に、洗濯槽自体が汚れている可能性もあります。

先にご紹介した二つの原因を対策しているのに服がニオってしまう場合は、洗濯機も掃除してみると改善されるかもしれません。

外出先でピンチ!出先での臭いの応急処置

仕事などで外に出たけど、これから人に合うのに汗臭い。

服の着替えを忘れて汗臭いのを我慢しないといけない。

そのような出先での汗のニオイトラブルの、応急処置についてご紹介していきます。

一つ目に、汗を濡れたタオルで拭きとることです。

汗は通常ほぼ無臭ですが、雑菌の繁殖によりニオイが発生します。

汗を拭きとることで雑菌の繁殖を防ぐのです。

次に汗臭いニオイが中々とれない場合には、消毒用のエタノールを少量タオルやティッシュに含ませて、ニオイが気になるところを拭くと、緩和できることがあります。

最後に、やはり汗で濡れている服は雑菌の繁殖が起きてしまうので、濡れた服を乾かすことでもニオイを抑えることができます。

外出先での急なニオイトラブルの際には、試してみてください。

汗臭い服にはこれ!汗のニオイ対策

「汗臭い原因は分かったけど、その予防や対策方法はないの?」

そのように思われた方もいるでしょう。

結論からお伝えすると、汗のニオイを予防する方法はいくつかあります。

ここでは汗の嫌なニオイを対策、予防する方法をご紹介していきます。

一つ目に、朝にシャワーを浴びることです。

寝ている間に出た汗や皮脂、垢などを洗い流すことでニオイを防ぎます。

また、制汗剤というのは汗をかいた状態ではなく、肌が清潔なときに使用することで効果を発揮します。

したがって、朝シャワーを浴びて、体を清潔にしてから、制汗剤を使用すると十分な対策になるはずです。

二つ目に汗をこまめに拭き取ることです。

汗は1時間ほどでニオイのもとになってしまいます。

汗をかいたら1時間以内にボディーシートなど湿ったもので肌を拭くことで、ニオイを防ぐことができます。

乾燥したもので拭いてしまうと、ニオイの成分が残ってしまうことがあるので、濡れたもので拭くようにしましょう

乾いたものでは皮膚を傷つける原因となってしまうことがあります。

三つ目に角質ケアがあります。

足の裏の汗腺が多いのはご紹介した通りです。

古い角質が残ったままだと雑菌の繁殖を促すことになるので、特に足のニオイが気になる方は角質ケアを行うとよいです。

フットスクラブを活用しましょう。

四つ目に、湯船に5分以上つかるように習慣付けることです。

湯船につかることで汗腺トレーニングになり、ドロッとした汗をサラッとした汗に変えて、体臭予防につながります。

疲れがとれないという場合も、お風呂でのリラックスタイムは有効です。

最後に、服についた皮脂の汚れなどをしっかりと洗い流すことです。

漂白剤を用いて汗臭いニオイのもとを洗い流す方法があります。

酸素系のものを使い、30分以上浸け置きすることで、服から細かい汚れや汗のニオイのもとを洗い流すことができます。

以上の5つをご紹介しましたが、汗のニオイ予防にも様々な方法があることを知っていただけたでしょうか。

自分に合った方法を見つけて、ぜひ実践してみてください。

臭いの原因は服にもあった?!洗濯でしっかり対策しよう

様々な汗の種類、汗臭さの原因やその対策についてご紹介しました。

衣類の繊維の奥まで入り込んだ雑菌や、洗濯槽自体が雑菌まみれなことも汗臭さの原因として考えられます。

服の中の雑菌を正しい方法で除去することで、ニオイに悩まなくてよい快適な生活を送ることができるかもしれません。

また外出先での急なニオイトラブルには、濡れたタオルや少量のエタノールでの対処法も手段の一つです。

ニオイ対策をしっかり行い、快適に過ごしていきましょう。

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