歯磨き粉で白さは戻る!?おすすめのホワイトニング歯磨き粉

歯磨き粉 2020.03.03
人と話すとき、自分の歯の黄ばみや黒ずみが気になりませんか? 歯科医院でホワイトニングしてもらうこともできますが、費用と時間のことを考えると、できればセルフホワイトニングしたいところです。 しかし、セルフホワイトニングで使用するホワイトニング歯磨き粉で本当に白さは戻るのでしょうか? 今回はその疑問とあわせて、おすすめのホワイトニング歯磨き粉をご紹介していきます。

歯科医院で行うホワイトニングとホワイトニング歯磨き粉の違い

歯科医院で行うホワイトニング(オフィスホワイトニング)は自由診療のため、一般的に費用が高いことで知られています。

歯科医院に歯の着色汚れを相談するとホワイトニングをおすすめされることも多いですが、費用と時間のことを考えるとセルフホワイトニングしたいという人も多いでしょう。

しかし、歯科医院で行うホワイトニングとホワイトニング歯磨き粉を使用するセルフホワイトニングでは、大きな違いがあります。

歯科医院で行うホワイトニングには、「過酸化水素」という成分が使用されます。

過酸化水素は、漂白成分が含まれている薬剤です。

漂白成分が含まれている薬剤をお口の中に入れるため心配する人もいますが、ホワイトニングで使用される過酸化水素の濃度は一般的に35%以下であることが多いので安全といわれています。

ただし、歯茎や唇などに薬剤が触れてしまうとただれてしまう危険性があるので、歯科医院では細心の注意を払います。

また、薬剤を使用することから、日本国内では歯科医師免許が必要と定められているのです。

次に、セルフホワイトニングで使用するホワイトニング歯磨き粉についてご説明していきます。

軽度な着色汚れであればホワイトニング歯磨き粉はおすすめ

一方、セルフホワイトニングで使用する一般に売られている歯磨き粉には、前項の理由から過酸化水素が含まれていません。

そのかわり、ホワイトニング効果が期待できると謳っている歯磨き粉には「ポリリン酸ナトリウム」や「ハイドロキシアパタイト」などの成分が含まれています。

ポリリン酸ナトリウムは、歯の着色汚れを落としつつ、着色汚れを予防するといわれています。

また、ハイドロキシアパタイトは歯についてしまった傷を埋める効果や歯垢、着色汚れの予防効果が期待できるのです。

つまり、歯を漂白するというよりは、着色汚れなどを浮き上がらせて取るというイメージです。

着色汚れが軽度であれば、ホワイトニング用の歯磨き粉を使用してのセルフホワイトニングはおすすめできます。

しかし、パッと見てすぐわかるほど歯が黒く変色している場合は、歯科医院でのオフィスホワイトニングをおすすめします。

次項では、ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際の注意点についてお話ししていきます。

ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際の注意点

ホワイトニング歯磨き粉を選ぶ際には気をつけたい点があります。

日本国内で市販されている多くのホワイトニング歯磨き粉には、「研磨剤」が使用されています。

研磨剤は歯の着色汚れなどを削ることで、歯の着色汚れを綺麗にします。

ただし、研磨剤は多く含まれていればいいというものではありません。

研磨剤が含まれていれば含まれているほど歯の表面を傷つけてしまい、そこからまた着色が進んでしまうことがあるのです。

また、歯のエナメル質より硬い研磨剤が含まれている歯磨き粉でブラッシングした場合、やはり歯に傷をつけてしまう場合があります。

研磨剤がそれほど含まれていない歯磨き粉でもホワイトニング効果が期待できるものもありますので、そのようなアイテムを選ぶことをおすすめします。

しかし、実際に研磨剤がどれぐらい含まれているかを素人が確認するのは難しい話でもあります。

研磨剤があまり含まれていない歯磨き粉を探す際は、成分表を確認し、研磨剤が後の方に記載されているものを選ぶといいですよ。

基本的に、成分表は多いものから記載すると定められているので、後の方に記載されているということは、含有率が少ないという意味と捉えることができます。

海外製と日本製の歯磨き粉の違い

中には、海外製のホワイトニング歯磨き粉を使っている人もいるかもしれませんね。

海外製と日本製の歯磨き粉には違いがあります。

海外製のホワイトニング歯磨き粉には、日本国内で市販が認められていない過酸化水素や過酸化尿素が含まれているケースがあります。

そのため、歯を白くする漂白効果が期待できるのです。

これを聞くと、「海外製の歯磨き粉の方がいい!」と思う人もいると思いますが、海外製の歯磨き粉は日本人に合うように作られているわけではありません。

一般的に、日本人の歯のエナメル質は弱いといわれています。

そのため、薬剤が含まれている海外製の歯磨き粉を日本人が使用することで、歯茎にいらぬ負担をかけてしまうことになりかねないのです。

さらに、歯磨き粉の成分の中に「フッ素」というものがあります。

フッ素は再石灰化を促し、歯を丈夫にする作用のある成分です。

海外製の歯磨き粉にはこのフッ素も日本製の歯磨き粉より高濃度なものがありますから注意が必要です。

このようなことから、海外製の歯磨き粉の購入を検討する場合は、しっかりと配合成分について確認することをおすすめします。

ホワイトニング歯磨き粉を使用してのおすすめのブラッシング方法

歯科医院に行くほどの着色汚れではないものの、今よりも歯を白くしたいならば、市販のホワイトニング歯磨き粉の使用をおすすめします。

しかし、ただ単に磨くだけでは、いい効果が得られないかもしれません。

そこで、ホワイトニング歯磨き粉を使用してのブラッシング方法についてご説明いたします。

まず、歯ブラシには歯磨き粉をつけずに歯を磨き始めます。

最初から歯磨き粉を使用してしまうと、お口の中で泡立ち、すみずみまで磨けていないのにすっかり磨いた気分になってしまうためです。

そうすると、汚れが落ち切らずに結局着色汚れがまたついてしまうということにもなりかねません。

歯磨き粉をつけずに歯を磨いたら、水でゆすぎます。

そして、そこで初めて歯ブラシに歯磨き粉をつけましょう。

磨く順番としては、着色汚れがつきやすいかみ合わせの溝、外側から内側というように進めます。

最後に、軽く水でゆすぎましょう。

しっかりとゆすいでしまうと、歯磨き粉の有効成分も一緒に流れてしまうこともあるので、少し残っている方がホワイトニングの効果を得やすいといわれています。

おすすめのホワイトニング歯磨き粉

日本製のホワイトニング歯磨き粉には過酸化水素や過酸化尿素が含まれていないものの、ホワイトニング効果が期待できる歯磨き粉があります。

そこで最後に、おすすめのホワイトニング歯磨き粉をご紹介していきます。

●株式会社ジーシー:ルシェロ 歯磨きペースト ホワイト

・参考価格:1,677円(税込)

清掃剤が高濃度で配合されているので、着色汚れの除去に効果が期待できます。

また、フッ素が950ppmの濃度で配合されているため、虫歯に強い歯の形成に一役買います。

歯磨き粉としては少々お高めですが、歯科医院に通ってホワイトニングすることを考えると、手に取りやすいといえるでしょう。

●DENTAL BEAUTY CARE:ホワイトニング

・取扱店:くすりの勉強堂 ANNEX 楽天市場店
・参考価格:1,342円(税込)

こちらの歯磨き粉には研磨剤が使用されていません。

また、6種類のオーガニックハーブエキスが含まれていて、歯磨き粉の成分が気になる方におすすめのアイテムです。

ホワイトニング歯磨き粉でも着色汚れ除去の効果が期待できる

日本製のホワイトニング歯磨き粉には過酸化水素や過酸化尿素が含まれていませんので、歯を漂白する効果はありません。

しかし、着色汚れを浮き上がらせてとる成分が含まれていますから、軽度の着色汚れには効果が期待できます。

また、使い続けることで効果がさらに高まるともいえるでしょう。

ただし、研磨剤などが多く含まれている歯磨き粉はかえって歯によくない影響を与えかねないので、成分をチェックするようにしましょう。

もしも、簡単には落ちなさそうなくらい歯が黒くなってしまっている場合は、歯科医院でオフィスホワイトニングしてもらうことをおすすめします。

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