フロスで歯茎の「痛い」を防ぐ!種類やおすすめ商品もご紹介

デンタルフロス 2020.03.04
昨今では、歯ブラシや歯みがき粉以外の口内ケアアイテムが多く売られています。 中でも、特におすすめなのがフロスで、使うことで歯や歯茎のケアに役立つと言われています。 時々、「歯茎が腫れて痛い」という方がいますが、もしかしたらそれは、汚れが溜まって炎症を起こしていることが原因かもしれません。 そこで今回は、フロスの種類や選び方、またおすすめ商品についてもご紹介していきます。

歯や歯茎のケアは起床時から!定期的な受診も大切

ここでは、自分でできる歯や歯茎のケアについてご説明します。

・起床時に歯磨きをする

起床したら、まずは歯磨きをすることが大切です。

起床時は、特に細菌の繁殖が活発になると言われているため、食べたり飲んだりする前に、歯磨きをしてそれを洗い流すようにしてください。

忙しくて歯磨きができないようであれば、うがいのみでも口内のネバネバや臭いを緩和することができます。

うがいのみの場合は、舌で歯や歯茎を触り、ネバネバが残っていないか確認することもポイントです。

・フロスを習慣的に使う

皆さんの中には、時間をかけて丁寧に歯磨きをしている方もいるでしょう。

しかし、それでも一般的には、歯磨きのみで取り除ける歯垢は約60%と言われています。

そのため、口内をより清潔に保つなら、丁寧な歯磨きと共にフロスも習慣的に併用するのがおすすめです。

これらの自分でできる歯や歯茎のケアはもちろん、歯科医院を定期的に受診することも忘れないようにしてください。

歯科医院の受診は、特にどこかが痛いというような自覚がなくとも、定期的にすることがおすすめです。

次項からは、自分でできる歯や歯茎のケアの中でも、フロスを使うことについて見ていきましょう。

初心者は痛い?歯や歯茎のためにフロスを使う頻度

歯や歯茎に付着する歯垢は、2、3日で固まると言われています。

その上に食べかすや細菌などが溜まって固まったものが、歯石です。

歯石になると、フロスだけの力で取り除くことは難しくなります。

そのため、歯石になる前の歯垢の段階で、歯磨きとフロスを併用して取り除くことが大切なのです。

また、「歯磨きをする毎にフロスを使ったほうが良い」という意見もあるようですが、無理なく習慣化するためにも、まずは1日1回を目標にしましょう。

ちなみに、今までフロスを使ったことがない方の中には、歯や歯茎が痛いと感じることもあります。

それは、歯や歯茎に汚れが溜まっていることが原因と言われています。

それを取り除くためにも、初めは痛いと感じたとしても、定期的に使うようにしてください。

汚れが取り除かれると、徐々に痛いと感じなくなるでしょう。

それから、フロスは1日の中でも、特に夜の就寝前に使うのがおすすめです。

就寝中は唾液の分泌が特に減少すると言われていて、それにより歯や歯茎に歯垢が付着しやすい時間帯です。

それだけでなく、歯や歯茎に歯石が付着したまま就寝してしまうと、細菌の繁殖も懸念されます。

初心者も歯や歯茎の汚れを落としやすい!ホルダータイプのフロス

これまで述べた通り、歯や歯茎のケアには、歯磨きとフロスを併用するのが望ましいです。

フロスには、主に2つのタイプがあるのをご存じでしょうか。

ここではまず、「ホルダータイプ」のフロスについてご説明します。

ホルダータイプのフロスは、柄の部分を持って手軽に使えるのが特徴です。

また、ホルダータイプは以下のようなF字型とY字型に分かれます。

・F字型

一般的に、Y字型に比べ価格が安い傾向にあります。

そのため、これから始めてフロスを使うという方にも、お試しで使いやすい形といえるのではないでしょうか。

しかし、安いフロスの中には素材の品質が良くないものもあります。

使った時に痛いと感じた場合は、歯茎を傷つけないためにも、使うのを中止したほうが良いでしょう。

F字型のフロスは、歯の中でも前面にある前歯に使いやすいのが特徴です。

・Y字型

前歯だけでなく、奥歯にも使いやすいのがこの形です。

奥歯に使う時にも、あまり手を口内に入れずさっと汚れを落としやすいです。

ロールタイプは2つある!詰め物に引っかかって痛いことも?

続いては、「ロールタイプ」のフロスについてご説明します。

ロールタイプのフロスは、歯科医院でも多く使われています。

容量が多く、その都度必要な分をカットして使うのが特徴です。

歯や歯茎の汚れをしっかりと取り除きたい方や、フロスに慣れている方におすすめでしょう。

また、ロールタイプはさらに2つのものに分かれます。

・ワックスタイプ

その名の通り、フロスがワックスでコーティングされています。

それにより、使っているうちにフロスの繊維がばらけたり切れたりなどのストレスも感じにくいです。

・ノンワックスタイプ

ワックスでコーティングされていないため、フロスの繊維が広がり歯の表面の汚れを落としやすいです。

一方、フロスの繊維がばらけたり切れたりしやすいともいえます。

そのことから、特に歯に詰め物をかぶせている場合はあまりおすすめしません。

ばらけたフロスの繊維が詰め物に引っかかることが原因で、痛いと感じることがあります。

「顎が痛い」を防ぐ!初心者でも使いやすいロールタイプフロス

ここからは、歯と歯茎のケアにおすすめのフロスをご紹介していきます。

【ルシェロ フロス ミントワックス 200m】

・取扱店:デンタルフィット
・参考価格:1,612円(税込)

フロスを選ぶなら、こちらのようなおしゃれなものがおすすめです。

ピンクの華やかなパッケージが目を引き、フロスを使う気持ちを高めてくれます。

また、こちらのフロスはおしゃれなだけでなく使いやすいのも特徴です。

ロールタイプですが、繊維がくさび状になっていて、初心者でも歯と歯の間や歯茎の隙間の汚れをかき出しやすいです。

このような特殊な繊維により、フロスを使う時間も最小限に抑えてくれるでしょう。

ロールタイプのフロスは、使い慣れている方にとっては良いですが、初心者の場合、使いづらく時間もがかかりやすいと言われています。

また、「ロールタイプのフロスは長く口を開けていなければならず顎が痛い」という声も少なくありません。

そのため、こちらのようなさっと汚れを取り除きやすいロールタイプのフロスが重宝します。

それだけでなく、ミントワックスでコーティングされているため、フロスを使った後の口内もすっきり爽やかになります。

6つのフレーバーでやる気アップ!?子供用ホルダータイプフロス

歯と歯茎のケアに役立つフロスは、大人だけでなく子供も使うのがおすすめです。

以下のようなものを選べば、子供でもフロスを使うのが楽しくなります。

【毅・インエグゼサプライ フロッシー こども専用フロス 60本入】
・取扱店:くすりのレディーハートショップplus
・参考価格:480円(税込)

こちらは、子供が喜ぶ工夫が多く施されているホルダータイプのF字型フロスです。

フロスの柄の部分は6色あり、イチゴやブドウなど、それぞれにフレーバーがあります。

キシリトールが含まれているのもポイントです。

その日の気分に合わせてフレーバーを選ぶ楽しさがあり、子供が進んでフロスを使おうとするという嬉しい声も聞かれます。

特に低年齢の子供の場合、フロスをパパやママが使って歯や歯茎のケアをすることになるでしょう。

ケアをしてあげる時は、強く力を入れすぎたり雑にしたりしてしまうと、子供が痛いと感じることもあるため注意してください。

歯や歯茎のケアはフロスで習慣化!

昨今では、歯科医院を受診することに加え、家庭での歯や歯茎のケアが推奨されています。

大切な歯を守るためにも、歯磨きと併用してフロスを使う習慣を身につけましょう。

フロスは、1日1回使うのが理想と言われていますが、慣れないうちはその頻度を減らして取り入れてみるのも良いです。

また、フロスは様々なタイプが売られているため、その中から自分が使いやすいものを選ぶようにしてください。

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