歯磨きのタイミングはいつが良い?朝は起床後に済ませよう!

虫歯予防 2019.09.27

朝の歯磨きを毎日している場合、そのタイミングはいつが良いかご存知ですか?

朝の歯磨きは食事の前、特に起床後がおすすめです。

朝起きてすぐの口の中は夜の間に溜まった菌がいっぱいある状態ですので、それを取り除くには起床後の歯磨きが必要なのです。

朝の歯磨きのタイミングの詳しいお話や、歯の磨き方などをお伝えします。

朝の歯磨きのタイミング!あなたは朝食前?朝食後?

朝の歯磨きを実践している方は多いですが、歯磨きをするタイミングは2つに分かれます。

1つは朝食前にする方と、もう1つは朝食後にする方です。

朝食前に歯磨きをする方は、「口の中が気持ち悪いから」「目を覚ますため」という目的があるようです。

また、朝食後に歯磨きをする方は、「食後に歯磨きはしないといけないので、1度で済ませたい」という方が多いと思われます。

それぞれ理由はあるようですが、朝の歯磨きのタイミングでおすすめなのは、朝食前です。

それも、朝起きてすぐのタイミングが良いでしょう。

夜寝ている間に唾液の分泌は減ってしまいますが、唾液が減ることによって口の中は菌が繁殖しやすい状態になります。

その菌を取り除かずに朝食を摂ることは、菌も一緒に食べてしまうことと同じなのです。

それを避けるためにも、朝起きてすぐに歯磨きをして、口の中を清潔にすることが大事です。

しかし、朝起きてすぐのタイミングでの歯磨きに慣れていない方は、実践が難しいかもしれません。

次項では、朝の歯磨きの仕方についてお伝えします。

歯磨きのタイミングは起きてすぐ!朝はどうやって磨く?

朝の歯磨きは、起きてすぐすることが大事です。

しかし、食後の歯磨きが習慣化している方は、食前と食後の両方磨くのが大変に感じるでしょう。

朝の歯磨きは、「起床後の歯磨き+朝食後の歯磨き」がおすすめです。

朝起きた後の口の中の菌を綺麗にしたいのであれば、歯ブラシによるブラッシングで菌を丁寧に取り除くことが必要です。

朝食後は、歯に挟まった食べカスなどを取り除くブラッシングをしましょう。

なお、起床後の歯磨きは歯磨き粉をつけないことをおすすめします。

歯磨き粉を使うと泡でよく磨けているか確認しづらく、菌を綺麗に取り除けない場合があります。

また、朝食前に歯磨き粉の味が口の中に残るのが気持ち悪い方もいるでしょう。

歯磨き粉をつけるタイミングは、朝食後の歯磨きのときにしてください。

あと、朝起きてすぐに水を飲む習慣がある方は、歯磨き前だと口の中で繁殖した菌を一緒に飲み込んでしまいます。

できれば、歯磨き後に水を飲むようにしましょう。

朝昼夜の3回歯磨きをしている方へ!昼と夜の磨き方

歯磨きは虫歯を予防するのに有効ですので、1日3回実践している方もいるでしょう。

幼稚園や小中学校で給食後に歯磨きをするところは多いですし、自分の歯ブラシを持参して会社などで磨いている方もいるはずです。

時間がないことが多く簡単に済ませがちな昼の歯磨きですが、実は朝や夜ほど丁寧にする必要はありません。

菌が溜まっている朝と、唾液が少なくなる前の夜の歯磨きは重要ですが、昼の歯磨きは汚れを落とす程度でも構わないのです。

その分、夜にしっかりと磨くことは大事です。

夜の歯磨きは、寝ている間に唾液が少なくなることで増える菌を減らす目的があります。

また、虫歯にならないために歯垢や食べカスを取り除く目的もあるでしょう。

夜に歯を磨くタイミングは、歯が健康であれば夕食後早めに済ますことがおすすめです。

菌の繁殖を防ぐためにも、歯垢や食べカスはなるべく早く取り除くことが大切だからです。

食後はゆっくりしたい方も多いかもしれませんが、歯の健康を考えれば食べたらすぐ磨く習慣にしていきましょう。

歯磨きのタイミングが分かったら!丁寧なブラッシングを

朝の歯磨きのタイミングは、起床後ということでした。

口の中に溜まった菌を効果的に落とすには有効な方法ですので、実践してみてください。

こちらでは、歯磨きのタイミングだけでなく「丁寧なブラッシング」についてもお伝えします。

適当に済ませたブラッシングでは歯垢などがしっかり落とされず、虫歯になる危険性が高くなってしまいます。

また、磨き方に癖がある場合は、同じ個所が磨けていないことがあります。

それでは、毎日ブラッシングしていても意味がなくなってしまうでしょう。

回数多く歯磨きをしているからと言って、歯がきちんと磨けているとは限らないのです。

丁寧なブラッシングとは、歯を1本1本確認しながら磨くことです。

できれば、鏡を見ながら歯を磨いてみましょう。

鏡を見て行うことで、歯の表面だけでなく歯と歯の間、歯と歯茎の間、奥歯の溝、奥歯の後ろなど、磨き残しがないか確認しやすくなります。

歯並びが悪い場合は、重なった部分の歯に注意する必要があるでしょう。

歯に歯ブラシがちゃんと届いているかよく確認してください。

歯磨きにかける時間!丁寧に磨くには最低3分は必要

「歯磨きを丁寧に」と言うと、歯磨きにかける時間を長くしてしまう方がいます。

しかし、歯磨きは長い時間磨けば良いわけではありません。

1本1本丁寧に磨けていれば、長い時間かけて磨く必要はないのです。

歯全体を丁寧に磨く時間は、「最低でも3分」は必要だと言われています。

1本の歯は10~20回ほど磨くことを目標にしてみてください。

意外と短時間で済むことが実感できるはずです。

ただダラダラと磨いている場合は、同じ個所ばかり磨いている可能性があります。

同じ個所ばかり磨くことは、歯を傷つけることになるでしょう。

歯は強いとは言うものの、長時間のブラッシングは歯を傷つけてしまうこともあるのです。

また、歯磨きをしている方の中には、ながら磨きをしている方もいるでしょう。

しかし、ながら磨きでは気持ちが歯以外のところに向いているので、歯が綺麗に磨けるはずはありません。

朝の歯磨きのタイミングは起床後ですので、目覚ましも兼ねて鏡の前に立ち、自分の歯ときちんと向き合ってみてください。

歯を健康に維持するには!定期的な診察を

歯を健康に維持したい場合、日々のケアは大事です。

朝は起床後に、夜は夕食が終わった30分後くらいのタイミングでの歯磨きがおすすめです。

丁寧なブラッシングを心掛けると共に、最低3分は磨くことを念頭に置き、磨きすぎにも注意しなければなりません。

これらのケアを行いながら、歯科医院での定期的な診察を受けましょう。

虫歯ができやすかったり、歯ブラシの使い方が上手くないと自覚したりしているのであれば、ブラッシング指導を受けることをおすすめします。

ブラッシング後に染めだし液を歯につけて磨き残しを確認したり、自分に合った歯ブラシの提案などをしたりしてくれることが多いようです。

また、歯間フロスや歯間ブラシの使用をすすめられることも多いですので、どのようなものが良いのか確認しておきましょう。

予約の際には、歯ブラシのブラッシング指導をしてほしい旨を伝えてください。

かかりつけ医があれば定期的に連絡をくれる場合もありますので、そのタイミングで診察しても良いでしょう。

朝の歯磨きのタイミングは起床後!夜の歯磨きも忘れずに

朝の歯磨きのタイミングは、起床後がおすすめです。

夜唾液が減ることによって増えた菌を減らすことができるでしょう。

そして、夜の歯磨きも重要です。

夜の歯磨きは、寝ている間に増えてしまう菌を減らす目的があります。

朝夜としっかり磨けていれば、昼は汚れを取る程度でもOKでしょう。

丁寧なブラッシングと歯磨きにかける時間に注意しながら、定期的な歯科医の診察によって、歯を健康に保っていきましょう。

コンプレックスなく明るい未来を。株式会社ソーシャルテック

RANKING

人気記事