歯磨きに時間がかかる人は要注意!歯や歯茎を傷めているかも

虫歯予防 2019.10.26

オーラルケアを心がけようと歯磨きに時間をかける方は多いかもしれませんが、歯磨きの時間があまりにもかかるような場合は、歯や歯茎を傷めている可能性があります。

歯磨きは時間をかければ良いというものではなく、節度を守って磨くことが大切です。

こちらでは、歯磨きに時間がかかる人に起きやすい問題をお伝えします。

合わせて、適度な歯磨きの時間や歯磨きのポイントも確認していきましょう。

歯磨きに時間がかかる方は要注意!磨きすぎによる歯への影響

オーラルケアの心がけなどにより、歯への関心がある方は以前よりも増えているかもしれません。

昔より長い人生を送る現代では、歯も長い間使えることが大切でしょう。

それには、歯を守るような磨き方を身につける必要があります。

歯を磨いている人の中には、歯は長く磨けば磨くほど汚れが取れると思っている方がいるかもしれません。

しかし、これは間違った考え方です。

歯は丈夫にできているとは言え、毎日の歯磨きに時間がかかる状態では、歯が傷んでしまうことがあるからです。

時間をかけて磨くことによって、歯を傷めている可能性があるということを忘れないようにしてください。

磨きすぎによって歯を傷めないためには、適度な歯磨きの時間や力加減など、歯磨きのポイントを知る必要があるでしょう。

次項では、歯の磨きすぎによる問題が歯茎にも及ぶ可能性についてお伝えしていきます。

歯磨きに時間がかかることで起きる歯茎の問題

歯磨きに時間がかかると起きる問題は、歯だけではありません。

歯と歯茎の境目を磨くときなどは歯茎にも歯ブラシが当たりますが、歯磨きに時間がかかると歯茎にも影響が出ます。

歯と同様に歯ブラシによる磨きすぎによって、歯茎も傷めてしまう可能性があるのです。

具体的には、歯ブラシでの歯磨きのし過ぎで歯茎が痛くなったり、歯茎が下がったりしてしまうことが考えられます。

歯茎の痛みなら治ることも考えられますが、一度下がってしまった歯茎は元に戻すことは難しいようです。

どちらの原因も歯ブラシでの磨きすぎによるのであれば、歯茎を傷めないような磨き方をする必要があるでしょう。

歯や歯茎そのものによって起きる問題なら仕方ないかもしれませんが、磨きすぎによって歯や歯茎が傷んでしまってはいけません。

大切な歯や歯茎を傷めない歯磨きの時間や歯の磨き方などを、次項から確認していきましょう。

時間がかかる歯磨きはNG!適当な時間はどれくらい?

歯磨きに時間がかかることが多ければ多いほど、歯や歯茎を傷めている恐れがあります。

歯を綺麗にするための歯磨きで歯や歯茎を傷めてしまってはいけません。

こちらでは、歯磨きにどれくらいの時間が適当なのかお話ししていきます。

歯磨きに時間がかかるかどうかは人それぞれ違いはありますが、最低でも3分は時間をかける必要があるようです。

大人の歯全体を綺麗に磨くのに3分は必要だと言われていますので、もし歯磨きにかける時間がこれよりも短い人は、歯が綺麗に磨けていない可能性があります。

また、この3分というのは、歯ブラシによるブラッシングの時間です。

歯ブラシの他に歯間ブラシやデンタルフロスを使っている場合は、3分の他に時間を作る必要があるでしょう。

他にも、この3分という時間は歯の状態によっても変わってきます。

生え変わりの歯がある場合や歯並びが悪い場合・矯正をしているなど、人によって歯の磨きやすさには違いがあります。

磨きにくい歯がある場合は当然歯磨きには時間がかかることがありますので、3分を超えたからといって磨きすぎだと直ちに思う必要はありません。

3分という時間は、大人の歯で磨きづらいような箇所がない場合の目安の時間とし、後は自分の歯に合わせて歯磨きの時間を長くすることを検討してみてください。

歯磨きに時間がかかる原因!ながら磨きかも?!

歯磨きに時間がかかる原因として考えられることに、ながら磨きがあるかもしれません。

ながら磨きは、歯磨きをしながら他のことをしている状態のことです。

よくあるのは、テレビを見ながらやスマホをいじりながらの歯磨きです。

テレビやスマホを見ながらの歯磨きは、意識が歯以外の方に向いてしまいがちです。

何気なく見ていたテレビであっても、見続けていればだんだんテレビの内容に気持ちが行ってしまうこともあるでしょう。

そうすれば、歯磨きの手は適当に動かしてしまうことが考えられますし、磨き癖で同じところを何回も磨いてしまうことも考えられます。

これは、歯の磨き過ぎや磨き残しを生んでしまうでしょう。

毎日の歯磨きは面倒ではありますが、歯磨きの時間には3分という目安があります。

歯磨きをする際は鏡の前に立ち、3分間だけ集中して磨くようにしてください。

それだけで、歯磨き後の状態がいつもと変わっているかもしれません。

歯磨き粉やかたい歯ブラシには要注意!歯が削れてしまう可能性も

歯磨きをする際、歯磨き粉をつけている方は多いと思いますが、歯磨き粉に研磨剤が入っている場合は歯磨きにかかる時間を気にする必要があるでしょう。

歯磨き粉に入っている研磨剤は、歯の汚れや着色などを取り去る効果が期待できますが、長く磨きすぎると歯が削れてしまう可能性があります。

汚れだけピンポイントに取れれば良いのですが、歯まで削ってしまうことがあるのであれば、磨きすぎには注意しなければなりません。

歯磨き粉は歯ブラシに大量につける必要はありません。

歯磨き粉をつける時は5mm程度にし、歯全体に行き渡らせたら3分という時間を目安に歯磨きをしていきましょう。

次に、歯ブラシの硬さのお話です。

歯ブラシには種類がありますが、「かため」の歯ブラシを好んで使っている方は歯が削れてしまう可能性があります。

かための歯ブラシによって長時間磨くことは、歯や歯茎を傷めていることもあるのです。

基本的には「ふつう」の歯ブラシを使用し、歯茎に問題がある場合は「やわらかめ」を選びましょう。

歯磨きのポイントを知ろう

歯磨きの時間がかかる人は特に、適度な歯磨きのポイントを知っておくことが大切です。

こちらでは、歯磨きのポイントをお伝えします。

◯歯ブラシはペングリップの持ち方にする

歯ブラシをグーの状態で磨いていると、歯に対して力が強く入りがちです。

鉛筆を持つようなペングリップの持ち方で、小刻みに歯ブラシを動かしましょう。

◯歯を強く磨かない

時間をかけ過ぎて歯磨きすることは歯や歯茎を傷める可能性がありますが、歯を強く磨くことも同様に良くありません。

歯は優しくブラッシングするようにしましょう。

イライラしたり時間がなかったりすると歯を強く磨きがちですので、その点にも注意してください。

◯1本歯に対し10~20回磨く

全体の歯を磨くのには3分という目安がありますが、1本の歯に対しては10~20回磨くという目安があります。

1本の歯に対しての歯磨きの回数の目安があれば、磨きすぎを防ぐことができるでしょう。

◯歯ブラシは1ヶ月で交換をする

歯ブラシの毛先が広がっていないからと、1ヶ月以上も歯ブラシを使い続けていませんか。

1ヶ月以上経った歯ブラシは、機能が落ち、歯の汚れなどが十分取れないことが考えられます。

まだ使えそうでも、1ヶ月に1回は歯ブラシを交換するようにしましょう。

歯磨きの時間がかかる場合は歯磨き時間3分を目安に!

歯磨きの時間がかかるような方は、歯や歯茎を傷めてしまっている可能性があります。

歯磨きの時間は3分を目安とし、ながら磨きはやめるようにしましょう。

歯磨き粉の研磨剤やかための歯ブラシも、歯や歯茎に良くない場合もあります。

歯磨きのポイントとして、歯ブラシをペングリップで持つ、歯を強く磨かないなどがあります。

また、1本の歯に対し10~20回磨くことも実践しましょう。

歯ブラシは状態が良くても、1ヶ月に1回は交換するようにしてください。

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