夜に歯磨きをしないのはNG!夜の歯磨きの重要性を確認しよう

虫歯予防 2019.09.25

あなたは、毎日歯磨きをしていますか?

歯磨きは歯の汚れを取り、歯を健康に保つ役割があります。

1日3回磨く方も増えていると思いますが、特に夜の歯磨きが大事なことはご存知でしょうか。

時には疲れから夜の歯磨きをしないことがあるかもしれませんが、それはNG行為です。

夜の歯磨きがどれほど大事なのかを知り、歯を虫歯から守っていきましょう。

夜に歯磨きをしない方!口の中はどうなっている?

毎日歯磨きをする方は多いでしょうが、多くの方は最低でも1日1回は歯磨きを行っていると思われます。

虫歯予防の意識が高まっている現代では、歯磨きの回数は以前よりも高くなっていることが予想されます。

今までは1回だった方は2回に、2回だった方は3回にと回数は増えているでしょう。

歯磨きが大事だということが浸透している中、疲れていたり体調が悪かったりして夜の歯磨きをしないで済ませてしまうこともあるかもしれません。

歯磨きの重要性は理解しているものの、夜の歯磨きをしないまま寝てしまうこともあるでしょう。

ただ、このとき口の中では菌が増殖していることが考えられます。

夜寝ることによって人間は体を休めることができますが、菌は休むことなく活動しているのです。

また、寝ているときには唾液の分泌が少なくなっているため、菌が増殖しやすいと言えるでしょう。

夜寝ているときに口が開いているような方は、特に要注意です。

歯磨きは大事ですが、夜の歯磨きは特に念入りにする必要があるでしょう。

マウスウォッシュだけ使用!夜に歯磨きをしないのはなぜダメ?

夜に歯磨きをしない方の中には、マウスウォッシュだけで済ませてしまう方もいるようです。

確かにマウスウォッシュをすれば、口の中がスッキリし菌も取れているような気がします。

しかし、マウスウォッシュは口の中をさっぱりさせる効果はあっても、歯垢まで取り除くことはできません。

歯に残った歯垢は菌を増殖させてしまい、口の中の健康を脅かしてしまうでしょう。

マウスウォッシュの基本的な使い方は、まずは歯ブラシによるブラッシングにより歯垢を取り除くことから始めます。

そして、口の中が綺麗な状態になった後、マウスウォッシュによって口の中を殺菌します。

口の中の歯垢や食べカスがなければ、マウスウォッシュは有効に働いてくれるでしょう。

なお、マウスウォッシュは使用後にも注意が必要です。

マウスウォッシュには殺菌作用がありますが、マウスウォッシュ後すぐの飲食は避けてほしいのです。

せっかく殺菌した効果がなくなってしまいますので、しばらくは飲食しないことをおすすめします。

夜に歯磨きをしない選択肢はない?推奨される1日3回磨き

歯医者さんでよく聞かれる意見は、1日3回の歯磨きです。

3回の歯磨きが推奨されるのには、食事のたびに歯垢や食べカスを取り除くことによって少しでも虫歯になる危険性を減らす目的があります。

一度に取り切れなかった汚れを次回のとき取り除けることもあるでしょう。

ただし、3回磨くからといって歯が綺麗に磨けているとは限りません。

歯の磨き方が下手な方は、いつも同じ箇所が磨けていない可能性があるのです。

丁寧な歯磨きによって歯の汚れは取り除くことができますので、1本1本確実に磨けているか確認することが大事です。

ただ、3回の歯磨きは理想的ですが、実際にはお昼に歯磨きができない方も多いでしょう。

そのような場合、朝夜の2回は歯磨きをし、特に夜は歯磨きを念入りに行うと良いです。

もし朝も忙しくて歯磨きを行えないようであれば、夜に丁寧に磨く必要があるでしょう。

最低でも1回は磨くことを考えれば、朝昼はできなくても夜に歯磨きをしないという選択肢はないように思われます。

1日3回の歯磨き!どうやってするの?

こちらでは、1日3回の歯磨きをどうやってすれば良いのかご紹介します。

〇朝は起床後すぐ

朝の歯磨きは意外と重要です。

寝ている間に繁殖した菌を取り除く必要があるからです。

そして、歯を磨くタイミングとしておすすめなのは、朝起きてすぐです。

増殖した菌をできるだけ早く取り除くことを考えれば、朝食の前にするのが理想的なのです。

そうすれば、朝食後の歯磨きは簡単に済ませることができるでしょう。

〇昼は汚れを落とすだけ

昼は忙しい方も多いため、念入りな歯磨きは難しいでしょう。

朝しっかりと磨いているのであれば、昼は歯についた汚れを落とすだけでもOKでしょう。

〇夜は1日の汚れを取り除く大事な時間

夜は寝ている間に菌を増殖させすぎないよう、しっかりと汚れを取り除く必要があります。

歯ブラシ以外にも、歯間フロスや歯間ブラシを利用してください。

夜に歯磨きをしないことは虫歯になりやすい状況を自ら作ってしまうことになりますので、忘れずに行いましょう。

夜の歯磨きは念入りに!注意点は?

1日の歯磨きのうち、夜の歯磨きは特に念入りに行いたいことをお伝えしてきました。

朝昼は時間が取れないような方でも、夜は一日の仕上げに念入りに磨いてもらいたいものです。

ただ、気をつけてもらいたいのは、念入りに磨くといっても「長い時間かけて歯磨きをしない」ということです。

長い時間をかけての歯磨きは、歯を傷つけてしまう恐れがあります。

歯磨きは毎日するものであり、時間が長くなればそれだけ歯は傷つきやすくなるのです。

また、長い時間の歯磨きは歯茎を傷め、歯茎が下がってしまうこともあります。

歯磨きの目安として、1本の歯を10~20回磨くようにしてみましょう。

時間としては、5分もあれば全体の歯を磨くことができるはずです。

鏡を見ながら歯を1本ずつ確認して磨くように意識すると、磨き残しも少なくなるでしょう。

もし、歯磨きの時間や力加減を確認したいのであれば、歯科医院で歯磨き指導をしてもらってください。

子供だけでなく大人にも指導してくれる歯科医院を選ぶことをおすすめします。

歯磨きに使う歯磨き粉!使い方のポイント

歯磨きに使う歯磨き粉ですが、歯磨きの際に使用されている方も多いことでしょう。

こちらでは、歯磨き粉の使い方のポイントをご紹介します。

〇歯磨き粉は小豆大にする

歯磨き粉は、小豆大の大きさがおすすめです。

多く使いすぎると泡で口がいっぱいになり、かえって磨きづらい状況になります。

歯ブラシが当たる感覚がしっかり分かる程度し、多く出すことはしないようにしましょう。

夜は念入りに歯を磨く必要があるため、歯磨き粉の出しすぎによって丁寧に磨けなくなるようなことは避けてください。

〇歯磨き粉をつける前に歯ブラシを濡らさない

歯磨き粉をつける前に歯ブラシを濡らしてしまうと、泡立ちが良くなり歯が磨けていないのにもかかわらず、綺麗に磨けたように錯覚してしまうことがあります。

泡立ちを抑えるためにも、歯ブラシは濡らさずに使用しましょう。

〇うがいは簡単に済ます

歯磨き粉にはフッ素などが入っていますが、うがいをしっかりしてしまうとフッ素などの成分を口から洗い流してしまいます。

それを避けるには、少量の水でのうがいがおすすめです。

何度もうがいをしたい場合は、うがいの後にもう一度歯磨き粉をつけて磨き、簡単なうがいで済ませましょう。

歯磨きは夜行うのが大事!

夜は唾液の分泌が減り、菌が増殖しやすい環境になっています。

寝ている間にも菌は増殖しますので、夜の歯磨きは大事です。

マウスウォッシュのみで歯磨きをしないで済ます方もいるようですが、マウスウォッシュでは歯垢を取り除くことはできません。

マウスウォッシュは歯ブラシで歯垢を落とした後に使用しましょう。

1日3回の歯磨きは大事ですが、夜は特に念入りに磨いてください。

ただし、長時間の歯磨きは歯や歯茎を傷めますので気をつけましょう。

また、歯磨き粉の使い方にも注意してください。

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