歯磨き粉のキャップにもカビが生える?!その理由と対策方法

歯磨き粉 2019.02.13

歯磨き粉のキャップを開けたら、いつの間にか内側にカビが生えていたという経験はありませんか。

キャップとはいえ、歯磨き粉は口に入れるものなので、カビが生えていては気持ちの良いものではありません。

そこで、歯磨き粉のキャップにカビが生える原因とその対策方法をご紹介していきます。

カビが生えることを防ぐためにも使えるおすすめのグッズもご紹介しますので、ぜひ、参考にしてください。

歯磨き粉のキャップにカビが!どうして?

衣類などにも言えることですが、ぬれたままにすることにより、カビが生えてしまうということは、私たちの生活のなかには多くあることです。

歯磨き粉のキャップの場合も同じで、歯ブラシに歯磨き粉をつける際に、ぬれた手で開けて使用し、そのままキャップを締めてしまった場合、歯磨き粉のチューブの周りに水滴がついてしまいます。

そのまま放置してしまうと、キャップにも水滴が落ちていき、キャップの内側に水がたまります。

そのように水滴によって湿気がこもり、キャップにカビがカビが生えてしまうのです。

また、歯磨き粉を立てて保管する方も多いかと思いますが、常にぬれているような洗面台の上に立てて保管することもカビが生える原因の一つでしょう。

そして、カビが生えるのはキャップだけではありません。

中身である歯磨き粉にもカビが生える恐れがあります。
歯磨き粉の多くには、湿潤剤という成分が配合されています。

そのため、湿気を吸収しやすくなるので、ぬれたままのキャップをしておくことにより、いずれは歯磨き粉自体にもカビが生えてしまう可能性があります。

歯磨き粉にも使用期限がある!?腐ることもあるって本当?

歯磨き粉は毎日消耗していくものなので、意外と気にして使っている方は少ないかもしれませんが、歯磨き粉にもじつは使用期限というものがあります。

開封後の歯磨き粉は、一般的には1年はもつとされています。

しかし、使用後に歯磨き粉のキャップを閉めずにお風呂場などの高温多湿な所に置いておくと、歯磨き粉の中の水分に細菌が繁殖したり、カビが生えたり、最終的には腐ってしまう可能性もあります。

たとえ高温多湿な状態ではなくても、キャップをしないままで放置してしまうと、歯磨き粉が酸素に触れてしまうため、劣化していくでしょう。

また、未開封の歯磨き粉にも使用期限はあり、3年が目安とされています。

ただ、未開封であっても、高温多湿の場所ではなく、冷暗所で保管すると良いでしょう。

歯磨き粉によっては、使用期限が記載されているものもありますので、「ずっと使っていなかったけど、歯磨き粉だから大丈夫だろう」と思って使う前に、一度確認することをおすすめします。

歯磨き粉のキャップにカビが生えないように気をつけること

それでは、毎日使っている歯磨き粉のキャップや歯磨き粉自体にもカビが生えないようにするためには、どのような対策をしたら良いのでしょうか。

●使用後は水気をふき取ってからキャップをきちんと閉める

ぬれたままのキャップを閉めてそのままにすることは、カビが生える一番の原因とも言えます。

歯磨き粉を使用後は、水気をキャップの中までよくふき取ってからしっかりと閉めるようにしましょう。

キャップを乾かしておきたいからと閉めずに放置してしまうと、今度は歯磨き粉が劣化してしまうことになりますので、キャップをはずしたままの状態にすることも避けることが必要です。

●乾燥していて涼しい所で保管する

前章でお話ししたように、高温多湿の所で常に歯磨き粉を保管することにより、いずれ歯磨き粉が腐ってしまう恐れがあります。

乾燥していて涼しい所で保管をするようにしましょう。

●歯磨き粉のチューブの口と歯ブラシをつけない

歯磨き粉を歯ブラシにつける際に、チューブの口と歯ブラシが触れることが多いと、歯ブラシを一度ぬらしてから使用している方は、水分が歯磨き粉の口についてしまい、そこから湿気が発生してしまいます。

歯磨き粉をつける際は、チューブの口にブラシがつかないように気をつけましょう。

歯磨き粉のキャップのカビ対策にも使える!おすすめのグッズ

歯磨き粉のキャップにカビが生えないようにするための対策法はおわかりいただけたでしょうか。

歯磨き粉などを保管する際に役立つグッズもありますので、そのご紹介をしていきます。

●Francfranc:珪藻土コースター シンプル(スクエア)

近年、バスマットとしても活用されている「珪藻土」でできているコースターです。

珪藻土でできているので、吸水性と速乾性に優れています。

そのため、洗面台のような水気の多い所でもその役割を発揮してくれます。

先述したように、ぬれてしまった歯磨き粉は水分をふき取って保管することが必要ですが、珪藻土のコースターの上に置いておくことでも、余分な水分を吸収してくれます。

珪藻土は、時間が経つと自然乾燥されるので、ほとんど手入れも要らず、大変便利です。

見た目もうすいブルーで清潔感があり、シンプルなのでオシャレさも演出することができるでしょう。

珪藻土でできているコースターは、この商品の他にも100円ショップなどでも販売されているので、ぜひチェックして使用してみてはいかがでしょうか。

カビが生えるのは歯磨き粉だけではない!歯ブラシも正しく保管を

これまで、歯磨き粉やキャップにカビが生えることについてお話ししてきましたが、歯磨き関連のものでカビが生えるのは、歯磨き粉だけではありません。

歯磨き粉と同時に使っている歯ブラシにもカビが生える可能性があるのです。

歯ブラシは口に入れるものなので、直接体に関わってくることです。

歯磨き粉のキャップの管理と一緒に気をつけたいものですね。

歯ブラシの場合も、歯磨き粉と同様に、ぬれたままの状態でしかも湿気の多い所で保管をしていると、カビが生えることにつながります。

もし細菌が付着してしまったり、カビの生えた歯ブラシで歯を磨いていると、虫歯や歯周病にかかる恐れも出てきます。

それを防ぐためには、使用後はしっかりとゴミや汚れを洗い流し、水気をふき取って乾燥させることが必要です。

また、歯ブラシの交換時期は、1ヵ月とされていますので、交換時期を過ぎても使い続けることなくすぐに交換できるように、何本かストックを用意しておくと良いでしょう。

キャップにカビが生えた歯磨き粉の活用法

気がついたら歯磨き粉のキャップにカビが生えていて、中身の歯磨き粉の状態はわからないけれど、気分的には「もう歯磨きに使いたくない」と思う方がほとんどではないでしょうか。

しかし、捨ててしまうのはもったいない気持ちもあるでしょう。

そこで、そのような場合の歯磨き粉や、未開封だけど使用期限がもう過ぎてしまっている歯磨き粉を別の方法で活用することができますので、ご紹介します。

●水回りの掃除

歯磨き粉にはほとんどの場合、「研磨剤」が含まれています。

そこで、その研磨剤を利用して掃除に役立てることができます。

クレンザーの代わりに歯磨き粉をスポンジにつけ、洗面台やシンク、お風呂のイスなどを洗ってみましょう。

予想以上にピカピカになることでしょう。

古い歯磨き粉だけではなく、使い古しの歯ブラシもスポンジでは届かないような細かい所の掃除に使用することもおすすめです。

開封後の歯磨き粉も未開封のものも高温多湿を避けよう!

ここでお話ししたように、使用後の歯磨き粉のキャップや歯ブラシは、水気をよく拭き取り、乾燥させることが必要です。

カビなどの細菌は、高温多湿を大変好みますので、特にお風呂場を歯ブラシや歯磨き粉の保管場所とすることは避けた方が良いでしょう。

風通しの良い所で保管をし、カビが生えないように日頃から心がけることをおすすめします。

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