重曹を使った歯磨きはやり方に注意が必要!適切なやり方とは

虫歯予防 2019.10.13

歯磨きに歯磨き粉を使う方は多いと思いますが、中には歯磨き粉の使い心地などが合わない方もいますよね。

また、歯磨き粉に入っている成分が気になる方もいることでしょう。

そのような方には、余分な成分が入っていない重曹を使った歯磨きをおすすめします。

重曹による歯磨き粉の作り方や、重曹を使った歯磨きのやり方・注意点をご紹介します。

歯磨きにはどちらを使う?重曹にはない歯磨き粉の特徴

市販の歯磨き粉は手頃な値段のものが多く、毎日使うには経済的かもしれません。

歯の健康を保つと言われているフッ素が含まれていることも、歯磨き粉を選ぶ方が多い理由でしょう。

しかし、多くの歯磨き粉の中には洗剤やシャンプーで使われている界面活性剤が入っているため、口の中での使用に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

また、歯磨き粉は歯を磨くことで泡が立ちますが、この泡が立つことで歯が磨けた気になってしまい、磨き残しができてしまう場合があります。

他にも、歯磨き粉には口の中をサッパリとさせる香料の効果がありますが、これも歯が綺麗に磨けていないのに磨けていると錯覚してしまうことに繋がります。

歯磨き粉の種類は沢山あるため、成分を厳選して選ぶのが大変なこともあるでしょう。

また、できるだけ安心な素材のもので歯を磨きたいと思っている方には、重曹を使った歯磨きがおすすめです。

重曹は料理や掃除にも使われている身近なものですので、安心して使えるはずです。

重曹を使っての歯磨きのやり方も簡単です。

歯磨きには重曹を!おすすめする訳は?

歯磨き粉にはさまざまな成分が含まれており、成分を見ただけでは何が入っているのか分からないことも多いですよね。

重曹の成分は、食塩水と二酸化炭素で作られた炭酸水素ナトリウムです。

成分はこれで全てであり、余計な添加物が入っていないので安心です。

市販の歯磨き粉には界面活性剤が入っていることが多いですが、重曹にはその心配がないところも良い点でしょう。

重曹は水に溶けるとアルカリになる性質があり、食後酸性に傾いた口の中を中和する働きがあると言われています。

虫歯の原因となる菌は酸を出し歯を溶かしますので、重曹によって口の中を中和することは虫歯のなりにくさに繋がるかもしれません。

また、重曹を掃除のときに汚れを落とすために使っている方も多いですが、それは重曹による研磨作用が大きく働きます。

そして、重曹の研磨作用は、歯の汚れを落としやすくする手助けもしてくれるでしょう。

これは、コーヒーやお茶による歯の着色も防ぎやすいと言うことができます。

次項では、重曹を使った歯磨きのやり方をお伝えします。

重曹を使った歯磨き!簡単なやり方をご紹介

重曹を使った歯磨きのやり方はとても簡単です。

重曹は比較的安価でどこでも購入できることが多いですので、試しに実践してみてはいかがでしょうか。

【重曹による歯磨きのやり方】

①重曹大さじ1に対し水を数滴入れ、よく混ぜ合わせる

②ペースト状になったら、歯ブラシに付けて優しく磨く

③磨いた後は、しっかりとうがいをする

重曹に水を入れてよく混ぜ合わせるだけで、ペースト状の重曹歯磨き粉は完成します。

これなら誰でも簡単に作れそうですよね。

ペースト状になる目安は、市販の歯磨き粉と同等と考えておけば良いでしょう。

使用する重曹ですが、注意してもらいたいことが一つあります。

それは、食用か薬用の重曹を選ぶということです。

掃除用に販売されているものは口の中に入れることは想定していませんので、歯磨きに使うのは避けたほうが良いでしょう。

口の中に含むものですので、重曹の種類の中でもより安心なものを選ぶよう心がけてください。

重曹歯磨きのやり方を覚えたら!注意点を確認

重曹歯磨きのやり方は簡単ですので、重曹さえあればすぐに試すことができそうですね。

しかし、重曹を使った歯磨きには注意点があります。

それを、これから確認していきましょう。

◯重曹には研磨作用が!磨きすぎは厳禁

重曹には研磨作用があるため掃除にも有効ですが、歯に使う場合は磨きすぎないことが大切です。

この研磨作用は、歯の汚れを落とす以外に歯自体を傷めてしまうことがあるからです。

また、歯茎も磨きすぎによって痛んでしまうことが考えられます。

「余分な成分が入っていないから」と安心して長い間磨いていると、歯を綺麗にするどころか歯のトラブルを招く場合もありますので覚えておきましょう。

◯塩分制限がある方は注意

重曹は食塩水と二酸化炭素が結びついてできていますので、味はしょっぱく感じます。

もし、塩分制限のあるような方が重曹を使用すると、塩分を取り過ぎてしまうことがあるかもしれません。

うがいで吐き出すとは言うものの口の中で吸収されてしまう分もありますので、塩分制限のある方は特に注意が必要です。

重曹を使った歯磨き!頻度や磨き方はどうすれば良いの?

重曹を使った歯磨きはやり方が簡単なものの、守ってほしい注意点がありました。

重曹による研磨作用が強く影響しないように磨きすぎないこと、塩分制限がある方は塩分が多い重曹の使用は気を付けることが必要でしたね。

ここでは、重曹を使った歯磨きの頻度や磨き方をお伝えします。

◯重曹歯磨きは週2回程度に

重曹歯磨きは、研磨作用の強さや塩分の心配がありますので、頻度としては週2回程度がおすすめです。

毎日磨くのは歯を傷つける恐れがありますし、塩分の過剰摂取も心配ですので、使用頻度は必ず守りましょう。

ただ、歯が弱い方や傷つきやすい方は、使用するかどうか自体を検討されたほうが良いかもしれません。

◯優しく丁寧に磨く

重曹歯磨きは、強く磨きすぎると重曹の研磨作用によって歯が削れてしまう可能性があります。

そのようなことを防ぐためにも、歯ブラシは優しく動かしてください。

また、丁寧に磨くことによって歯の汚れ落ちも良くなるでしょう。

焦らず優しく丁寧に磨き、磨きすぎはしないよう心がけることが大切です。

しょっぱい味が苦手な方には!重曹によるうがいのやり方を覚えよう

重曹歯磨きは味がしょっぱいことで知られていますが、中にはこのしょっぱい味が苦手な方もいることでしょう。

そのような方には、重曹によるうがいがおすすめです。

重曹歯磨き粉と同様、水と混ぜるだけの簡単な作り方です。

使用感は、重曹歯磨きや市販のマウスウォッシュよりも刺激は少ないはずですので、重曹歯磨き粉が苦手な方におすすめです。

【重曹によるうがいのやり方】

①水500mlに対し、3gの重曹を溶かす

②重曹水を口に含み、30秒ほどうがいをする

③くちゅくちゅうがいの後にガラガラうがいで仕上げる

重曹を溶かすのに500mlのペットボトルを使うと、蓋をしてよく振れるため溶かしやすいです。

この重曹水によるうがいは、歯磨き後や食後に行うようにしてください。

うがいのやり方は、くちゅくちゅうがいを先にして口の中の汚れを出し、最後にガラガラうがいで喉の奥を綺麗にすると良いです。

残った重曹水は冷蔵庫に入れ、1週間ほどで使い切るようにしましょう。

重曹による歯磨きは磨き方と頻度に注意しよう

市販の歯磨き粉の使用感や成分が気になる方は、重曹による歯磨きがおすすめです。

重曹は成分が食塩水と二酸化炭素だけでできており、市販の歯磨き粉に多く含まれている界面活性剤などの成分が入っていないため安心です。

ただし、重曹には研磨作用があるため、磨きすぎは厳禁です。

また、塩分制限のある方は使用に気を付ける必要があるでしょう。

使用頻度は週2回程度に留め、優しく丁寧に磨いてください。

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