唾液は臭いを予防することができた?口臭の予防法とは?

口臭 2019.07.13

「口の臭いがひどい」「家族から口臭があると指摘された」

そのような方はいらっしゃいますか?

口臭があると、話をすることでさえ気を遣わなければなりませんよね。

しかし、口臭の原因がわからないと思われている方も多いでしょう。

実はその口臭は、唾液で予防できるかもしれません。

今回は、口臭の原因や予防法についてご紹介していきます。

臭い対策は的確に!口臭にも種類があった?

口臭で悩んでいる方で、口臭の対策をしている方はいらっしゃいますか?

対策を行っているにもかかわらず、臭いの改善がされない方もいると思います。

それは口臭に関する知識を、何となくで覚えているからかもしれません。

皆さんは、口臭に種類があることをご存知でしょうか。

知らなかった方は口臭の正しい対策ができていないのかもしれません。

ここでは、口臭の種類についてご紹介していきます。

口臭の種類は、主に3つあります。

一つ目は、生理的口臭というものです。

これは、朝起きた時、緊張した時などに起こる口臭です。

この口臭の原因は、唾液の分泌が減少することにあります。

朝起きた時に口の中がねばついている、なんてことはありませんか。

それは、就寝時に口腔内が乾燥し細菌が増殖したせいで起こってしまっているのです。

次に、病的口臭があります。

これは何らかの疾患によって起こる口臭です。

最後に、外的要因の口臭があります。

これは、臭いが強い食べ物を食べることで、一時的ですが口臭が起こります。

何が原因で口臭が起きているのか、まずはご紹介した3種類の口臭を確認してみてください。

口臭の原因は食事にもある!臭いのでる食べ物とは?

先ほど、外的要因の口臭で食事が原因で臭いが出てしまうことをご紹介しました。

では、具体的にどのような食べ物で臭いが出てしまうのでしょうか。

ここでは気を付けなければならない食べ物などをご紹介していきます。

一つ目に、ニンニクや玉ねぎがあります。

二つの野菜の共通点は、どちらもアリシンという成分が多く含まれていることです。

アリシンは口臭の原因となる成分なので、気を付けなければならないのです。

餃子やキムチにもアリシンが多く含まれているので、好んで食している方は摂取量に気を付けなければならない料理となっています。

次に、牛乳やチーズなどがあります。

これらは舌に付着しやすいため、臭いの原因となりやすいのです。

そのため、チーズを食べる際はよく噛み、唾液をしっかりと出しながら食べることが大切です。

最後に、コーヒーやアルコールがあります。

アルコールは分解される際に口臭の原因となる物質を産生してしまうのです。

また、コーヒーは飲むことで口腔内が酸性になり、唾液の分泌が抑えられてしまうので、口臭の原因となります。

このような飲食物によって、口臭が発生してしまいます。

食べたり飲んだりする際は、意識して対策していくことが大切です。

臭いの原因はどこに?口臭と唾液の関係とは?

ここでは、生理的口臭の主な原因についてご紹介していきます。

生理的口臭が起こるときは、ご紹介した通り、緊張時や起床時などです。

では、この時になぜ口臭はひどくなるのでしょうか。

それは、唾液に答えがあります。

緊張時、起床時には口が非常に乾燥した状態になります。

口の乾燥は細菌の増殖には非常に適した環境になるため、口の中で細菌が増えることで、口臭が発生してしまうのです。

そのため、就寝前の歯磨きは口の中の細菌を減らす意味で、臭いの予防になります。

口の中の乾燥は、唾液の分泌が抑えられている状態で起こりやすくなります。

唾液の分泌が減少する要因として、ストレス、不規則な生活、口呼吸などが挙げられます。

このように、様々な要因によって唾液の分泌が抑えられてしまっていたのです。

唾液のはたらきはこんなにあった?

口の乾燥を防いでいる唾液ですが、それだけが唾液のはたらきではありません。

ここでは、唾液のはたらきについてご紹介していきます。

一つ目に、自浄作用があります。

これは、歯に付いた歯垢を洗い流す作用のことです。

二つ目に、抗菌作用があります。

これにより、口腔内の細菌が繁殖するのを防ぎます。

細菌は繁殖する際に臭い物質を放つので、口臭予防につながります。

三つ目に、pH緩衝作用があります。

これは、口の中が酸性に傾いたときに、中和を行い虫歯を予防する作用です。

四つ目に、再石灰化作用があります。

これは、食べ物などにより歯の表面が溶けかかった時に、歯を修復するはたらきです。

五つ目に、消化作用があります。

これは比較的有名です。

でんぷんを分解することで、消化を助けています。

最後に、粘膜の保護、潤滑作用があります。

これは、唾液に含まれる「ムチン」という成分が粘膜を保護する作用があります。

思っていた以上に、唾液には様々なはたらきがあったのではないでしょうか。

口臭とおさらば!口臭の簡単な対策とは?

ここでは、すぐにできる口臭の簡単な対策法をご紹介していきます。

一つ目は、緑茶を飲むことです。

緑茶に含まれるカテキンは強力な抗菌作用や殺菌作用をもちます。

カテキンが口臭の臭い物質を分解してくれるので口臭の対策になるのです。

また、葉緑素という要素が消臭や殺菌効果をもつので、口臭の対策になります。

さらに、緑茶には糖分が少ないので、歯周病や虫歯も抑えることができます。

緑茶を飲むときには一気に飲むのではなく、少しずつ飲むことで口腔内の乾燥を防ぎながら飲みましょう。

そうすることで、口臭の予防に一層効果が期待されます。

次に、ガムを噛むことです。

ガムを噛むことで、唾液の分泌が促進されます。

そうすることで口腔内の乾燥を防ぐことができ、口臭の予防ができるのです。

最後に、口の体操を行うことです。

口や舌を動かすことによって、唾液の分泌が促進され口臭の対策となります。

このように、口臭の対策には簡単なものが多くあります。

皆さんも自分に合った方法を見つけてみてください。

口臭をしっかり対策!唾液で口臭予防!

最後に、日常的に続けていくことで、口臭の改善ができる可能性がある方法をご紹介していきます。

一つ目に、舌の運動です。

唾液の分泌が減少してしまう原因の一つに、舌の運動不足があります。

舌の運動を怠ることで唾液の分泌が促されにくくなり、口が乾燥しやすくなるのです。

口の乾燥は臭いの原因になります。

舌の運動で一番簡単だと思われるのは、よく話すことです。

話すことで必然的に舌は動かされるので、運動不足が解消されていくでしょう。

次に、唾液腺のマッサージがあります。

唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺の三か所にあります。

舌下腺をマッサージする方法は、顎より少し内側を親指で上に押し上げるようにします。

顎下腺の刺激は、顎の骨の両端から内側にある柔らかいところを、耳の方から顎の方に少しずつずらしながら上に押し上げます。

最後の耳下腺の刺激方法は、こめかみより少し前を指の腹でさするようにして刺激します。

このようなことを毎日行うことで、少しずつですが口臭が改善していくかもしれません。

唾液は一番の口臭予防!しっかり唾液を出して臭いを防ごう!

口臭の原因についてご紹介してきました。

口臭の主な原因は唾液が分泌されず、口が乾燥してしまうことにあります。

したがって、普段から唾液が分泌されるような行為をすれば口の乾燥が防げます。

そうすることで、嫌な臭いの発生を防ぎ、口臭の予防となるのです。

普段から意識して行うことで、口臭で悩まされる生活から解放されましょう。

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