歯ブラシは衛生面を重視しよう!交換する頻度はどのくらい?

歯ブラシ 2020.03.05
子供も大人も、歯磨きは毎日行うものですよね。 歯磨きは口内の健康維持に欠かせないため、歯ブラシの衛生面にも気を使う必要があります。 そこで気になるのが、「歯ブラシを交換する頻度」です。 この記事では、歯磨きに使用する歯ブラシの交換頻度や、それにまつわるお話をしていきます。 歯ブラシの交換を怠るとどのようなデメリットがあるのか、ご一緒に解説していきましょう。

歯ブラシを交換する頻度はどれくらい?

毎日歯磨きで使用する歯ブラシですが、あなたは直近でいつ交換したか覚えていらっしゃいますか?

歯ブラシには交換する頻度の目安があり、それを守ることが良いとされています。

買ったばかりの新しい歯ブラシは、毛先がきれいに揃っており、歯磨きしやすい状態になっています。

衛生面でも安心して使うことができるでしょう。

しかし、歯ブラシは毎日使い続けていくうちに、だんだんと毛先が広がっていきます。

歯ブラシの硬さや仕様により異なりますが、目安として「1ヶ月」くらいで毛先が広がったり、毛先が折れてくるでしょう。

また、毛の弾力もなくなることから磨き残しが目立つようになります。

これらのことから見て、歯ブラシを交換する頻度は「1ヶ月」くらいが目安と言えるでしょう。

1ヵ月を過ぎても交換せずにいると、毛先はどんどん広がっていき、歯磨きがしづらくなります。

すると、歯の磨き残しをなくすために強い力でブラッシングすることが多くなってしまうのです。

その結果、歯茎を傷めたり、歯ブラシの劣化をさらに早めることに繋がってしまいます。

歯ブラシは交換頻度を守ることが大切です。

交換の頻度を守らないとどうなる?同じ歯ブラシを使い続けるリスク

歯ブラシの交換頻度は1ヶ月だとお伝えしましたが、それ以上の期間使い続けている人は多いと思います。

それは「歯ブラシを捨てるのがもったいない」「まだ使える」という気持ちからでしょう。

しかし、同じ歯ブラシを使い続けていると、さまざまなリスクが発生します。

以下でまとめてご紹介しましょう。

●歯磨きの効率が悪くなる

同じ歯ブラシを使い続けると、毛先がどんどん開いていきます。

すると、歯と歯の隙間や、歯と歯茎の隙間に毛先が十分に届きません。

その結果、隙間に詰まっている汚れを落とすことができず、歯磨きの効率が悪くなります。

虫歯になるリスクも上がってしまうでしょう。

●口内を痛めてしまう

少し先述しましたが、毛先が広がった歯ブラシは、力を入れないと思うようにブラッシングできません。

力強いブラッシングは歯茎だけでなく、歯の表面を覆っているエナメル質を破壊する恐れがあります。

●細菌が増える

口内細菌の数は1000億~2000億あると言われており、歯磨きをすることで歯ブラシにも細菌が付着することになります。

歯ブラシをし続けるたび、歯ブラシの細菌は増え続けるでしょう。

そのため、衛生面から見ても、1ヶ月の交換頻度を守ることをおすすめします。

1ヶ月の交換の頻度を守る!タイミングを逃さないためには?

歯ブラシの交換頻度を守らないと、さまざまなリスクが生じることが分かりました。

しかし、1ヶ月で交換することをつい忘れてしまう人も多いでしょう。

そのような場合は、歯ブラシの交換のタイミングを逃さないために、以下の事柄を試してみましょう。

●使い始めた日を記入

歯ブラシに使い始めた日をメモしておきましょう。

油性ペンで書けば落ちづらいため、毎日確認することができますよ。

また、カレンダーや手帳などの目につく場所にメモを残しておいても良いでしょう。

●毎月チェックする日を決める

月初めや月末など、歯ブラシをチェックする日をあらかじめ決めておきます。

交換する日を先に決めておくのも効果的で良いでしょう。

●予備の歯ブラシをストックしておく

予備の歯ブラシを1つ常備しておきます。

使い始めてから1ヶ月経過したとき、「次に買い物に行ったら買おう」と思っていると、タイミングを逃しがちです。

ストックがあればすぐに出して使うことができるため、開封したら補充しておきましょう。

歯ブラシを清潔に保つ!おすすめのメンテナンス方法

歯ブラシの交換頻度は1ヶ月とお伝えしましたが、それは歯ブラシを清潔な状態で保った上での目安です。

歯ブラシを清潔に保つためには、洗い方や保管の仕方に注意する必要があります。

ここでは歯ブラシのおすすめの洗い方・保管方法をご紹介しましょう。

【正しい歯ブラシの洗い方・保管方法】

まず、歯を磨き終えた歯ブラシは、ヘッドの部分を重点的に水で洗い流します。

このとき、毛先を指でかき分けて洗わなくても大丈夫です。

水圧だけで汚れを洗い流しましょう。

歯ブラシを洗い終えたら水気を切り、ヘッドが上にくるようにして、立たせて乾燥させます。

風通しの良い場所なら、なお良いでしょう。

行ってはいけない保管方法ですが、「お風呂に歯ブラシを置く」「人の歯ブラシを近くに置く」などがあげられます。

お風呂はただでさえ細菌が繁殖しやすい場所のため、空気中の細菌が歯ブラシにつきやすくなります。

また、風通しの良い場所であっても、人の歯ブラシとの距離が近いと、毛先から細菌が移ってしまう恐れがあります。

これらに十分注意して歯ブラシを保管してください。

電動歯ブラシの交換頻度は1ヶ月?3ヶ月?

ここでは、電動歯ブラシについて見ていきましょう。

電動歯ブラシは普通の歯ブラシと違い、ヘッド部分が高速に動いて歯を磨いていくものです。

普通の歯ブラシと同様、電動歯ブラシもヘッド部分の交換が必要です。

では、電動歯ブラシのヘッドの交換頻度はどのくらいなのでしょうか。

メーカーの推奨交換頻度で見てみると、「3ヶ月」とされていることが多いようです。

これは普通の歯ブラシと違い、電動でヘッドが高速で動くことで、毛先に余計な力が入らないためだと考えられます。

余計な力を入れないと毛先は広がらないため、ヘッド部分の劣化が遅れるということです。

電動歯ブラシのヘッドは高価なため、3ヶ月の交換頻度はありがたいですよね。

しかし、衛生面の観点から見ると、1ヶ月の頻度で交換を進める声も多いようです。

これにはお使いの電動歯ブラシのヘッドを定期的に点検し、毛先の痛みなどを見て交換時期を自分で見極めましょう。

正しい歯ブラシの選び方を知っておこう!

歯ブラシの交換頻度は1ヶ月くらいが目安です。

歯ブラシは自分に合ったものを選ぶ必要がありますが、皆さんは今お使いの歯ブラシが自分に合っている自信はありますか?

ここでは歯ブラシ選びが不安な方へ、正しい歯ブラシの選び方をご紹介していきましょう。

●硬さを決める

歯ブラシの硬さは一般的に3種類です。

「かたい」「ふつう」「やわらかい」の3つになり、硬ければ硬いほど歯垢の清掃に向いています。

ただ、力の入れようによってはかためは歯茎を傷つけたり、歯のエナメル質を削ってしまう恐れがあります。

弱い力できちんと磨きたいならふつう、歯茎が弱い人はやわらかいを選びましょう。

●ヘッドの小さいもの

一般的に、歯ブラシはヘッドが小さい方が隙間に毛先が入りこみやすいため、良いと考えられています。

歯磨きは、1つ1つの歯を丁寧に磨くことが大切なのです。

●部分用歯ブラシ

親知らずや歯の裏側など、普通の歯ブラシでは磨きづらい部分もありますよね。

それらの磨きづらい歯に使用する、部分用の歯ブラシもおすすめです。

メインの歯ブラシのほかに、重点的に磨きたい部分用の歯ブラシを用意すると良いでしょう。

衛生面で見ても歯ブラシは交換頻度を守ることが大切

使用中の歯ブラシは、一見きれいに見えても目に見えない細菌がたくさん付着しています。

だんだん毛先が開いてくることもあるため、「1ヶ月」くらいを目安に交換するようにしましょう。

交換時期を過ぎても同じ歯ブラシを使い続けると、さまざまなリスクが生じます。

歯の健康を守るためにも、歯ブラシの交換時期をきちんと守り、口内環境を良くしましょう。

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