幼児用歯ブラシ&歯磨き剤はどのようなものが人気?

歯ブラシ 2020.06.20
虫歯にならないように、小さな頃から歯磨きを習慣づけることは大切です。 幼児期は歯磨きをさせるのも一苦労しますが、子供のために毎日の歯磨きは欠かせません。 毎日の歯磨きには、どのような歯ブラシや歯磨き剤を選んだらいいのでしょうか。 今回は、人気の幼児用歯ブラシや歯磨き粉をご紹介していきます。

幼児期の歯ブラシの選び方

幼児期は心身ともに急成長し、自我が生まれてくる頃には歯磨きを嫌がる子供が多くなってきます。

毎日大泣きしたり嫌がられると、親も疲れてきてしまいます。

子供や親が少しでも楽しく快適に歯磨きをするためには、歯磨きの道具選びが大切です。

子供が好きな人気キャラクターがデザインされている歯ブラシや好きなフレーバーの歯磨き剤、仕上げ磨きがしやすい機能性の高い歯ブラシ…等、昨今では歯磨きが楽しくなるようなアイテムがたくさんありますから、ぜひ取り入れてみましょう。

それでは、毎日使用する歯ブラシや歯磨き剤はどのようなものを選んだらいいか考えていきましょう。

◆歯ブラシの選び方

①月齢・年齢に合うサイズを選ぶ

子供の月齢や年齢に合わせて歯ブラシを選びましょう。

乳歯の生え始め~2歳くらいまでは子供がどのような動きをするか予測できないため、安全性をより重視した歯ブラシがおすすめです。

また、幼児期のうちはすみずみまで磨けるような、ヘッド部分が小さな歯ブラシがいいです。

小学校に上がると、奥歯まで届くような形状の歯ブラシを選びましょう。

ちなみに、仕上げ磨きが必要がなくなるような高学年になれば、大人と同じ歯ブラシを使えるようになってきますよ。

幼児期は成長に合わせて歯ブラシを選ぼう

②ブラシ部分の硬さ

市販の歯ブラシには「かため」「ふつう」「やわらかめ」という表示をよく見かけますが、硬いブラシは歯や歯茎を傷つけてしまうことがあるのでなるべく避けましょう。

ただし、小さなうちは歯ブラシを噛んでしまうことがしばしばあり、そうするとすぐ毛が開いてしまい、使いものにならなくなります。

子供に歯ブラシの噛みグセがある場合は、硬すぎず、ちょうどいい硬さの歯ブラシを選ぶようにしましょう。

③歯ブラシの長さ

幼児期は、歯ブラシの長さも大切です。

例えば、自分で歯磨きをする際に歯ブラシが長すぎると、磨きにくいだけではなく、適切な力加減がわからないので歯磨きが上達しない可能性があります。

人気の幼児用歯ブラシは基本的に長さが短いものが多いですが、幼児期から小学校低学年くらいのうちはなるべく短めのものを選ぶといいでしょう。

ただし、手が大きくなってきたら短めの歯ブラシは持ちにくくなるので、成長の度合いに合わせて選ぶようにしてくださいね。

幼児期におすすめの歯磨き剤は?

幼児期のうちは歯磨き自体を嫌がることが多いため、無理して歯磨き剤を使う必要はないといわれています。

しかし、歯磨き剤には歯の健康を保つ「フッ素」が含まれていることが多いですから、嫌がらなければ取り入れていきたいアイテムです。

歯磨き剤といえば白いペースト状のものを想像する方が多いでしょうが、幼児期におすすめなのはジェルタイプの歯磨き剤です。

ジェルタイプの歯磨き剤は発泡剤が低配合もしくは無配合なので、泡立ちすぎることがなく、まだうがいが上手にできない子供に向いています。

また、仕上げ磨きの際もお口のすみずみまで見やすく、おすすめです。

ただし、歯磨き剤に含まれているフッ素濃度には注意が必要です。

おおよそ2歳くらいまでは500ppm以下の歯磨き剤をごく少量、3歳から5歳くらいまでは500ppm以下の歯磨き剤を5mm以下くらいの量で使うようにしましょう。

6歳以上でも、1,000ppm以下の歯磨き剤を1cmくらいの量を目安にしてください。

それでは次項より、人気の歯ブラシと歯磨き剤をご紹介していきます。

人気の幼児用歯ブラシをご紹介!

先述しましたように、子供用歯ブラシを選ぶにはいくつかポイントがあります。

そのポイントを考慮したうえで、子供に合う歯ブラシを探しましょう。

○サンスター:ドゥークリア こどもハブラシ

参考価格:165円(税込)

子供に人気のキャラクターが描かれていて、「仕上げ磨き用」「幼児用」「園児用」「小学生用」と、4タイプから選ぶことができます。

子供の成長に応じて長さや持ちやすさなどが設計されていて、ブラシがやわらかめなものの、毛が開きにくいのでおすすめの歯ブラシです。

また、サンスターのドゥークリアWEBサイトには、子供が楽しく歯磨きできるような歌やゲームなどのサービスがあります。

「子供が歯磨きを嫌がって大変!」とお困りの方は、一度試してみるといいかもしれませんね。

磨きやすいと人気!歯科専売品の歯ブラシ

幼児期のうちはまだまだ上手に歯を磨けないため、テクニックがなくてもきちんと磨けるように、機能性が高い歯ブラシを選びたいです。

そこで、磨きやすいと人気の歯ブラシをご紹介していきます。

○株式会社オーラルケア:タフト17 M

・参考価格:139円(税込)

こちらの歯ブラシは歯科専売品なものの、価格もお手頃で人気です。

昨今では、ネット通販で購入することも可能ですよ。

歯や歯茎に傷を付けずにしっかりと磨けるように、毛の先端は滑らかにカットされています。

また、歯垢(プラーク)をしっかり落とせるように、毛のコシがしっかりしていることも特徴の一つです。

さらに、一般的な歯ブラシより毛がより多く植毛されているので、歯を包み込むように磨くことができます。

ヘッド部分は小さく設計され、小さな子供でも磨きやすいですよ。

歯ブラシをよく噛んでしまう子供にはM(ミディアム)、ゴシゴシ力を入れて磨いてしまう子供にはPS(プレミアムソフト)を選ぶことをおすすめします。

柄部分にはネコが描かれていて、子供にもウケがいいことでしょう。

歯ブラシとあわせて使おう!人気の幼児用歯磨き剤

子供に合う歯ブラシが見つかったら、歯磨き剤も探してみましょう。

○ピジョン:ジェル状歯みがき ぷちキッズ キシリトールの自然な甘さ

・参考価格:605円(税込)

こちらの歯磨き剤のフッ素濃度は500ppmで、使用目安は1歳半頃からです。

発泡剤が含まれていないので泡立たず、汚れが落ちているか確認しながら歯磨きすることができますよ。

フッ素と、食品に使われる成分で作られています。

フッ素が気になる方には、こちらの歯磨き剤が人気です。

○n&O Living:アロベビー 歯みがきジェル

・参考価格:798円(税込)

こちらは、純国産の食品用原料のみで作られている歯磨きジェルです。

うがいがまだ上手にできない乳幼児期に、万が一飲み込んでしまっても安心です。

ジェルなので歯と歯の間など、お口のすみずみまでいきわたりやすいですよ。

また、フッ素不使用なので、フッ素が気になる方におすすめです。

虫歯菌を弱める働きがあるといわれているキシリトール配合なので、虫歯予防対策にも一役買います。

歯磨きを習慣づけるには道具選びは大切!

幼児期のうちは毎日の歯磨きが大変ですが、小さなうちからしっかりと習慣づけることで、歯の健康を守ることができます。

歯磨きを習慣づけるには、歯ブラシや歯磨き剤などのアイテム選びは大切です。

子供にとっても仕上げ磨きをする親にとっても、使いやすいものを選びましょう。

子供の成長に合わせて、使うアイテムを変えていくことも大切ですよ。

コンプレックスなく明るい未来を。株式会社ソーシャルテック

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