1歳児の歯ブラシはどう選ぶ?おすすめの歯ブラシをご紹介!

歯ブラシ 2020.06.12
前歯から徐々に歯が生えていく1歳児は、歯磨きを習慣づける大切な時期。 いざ赤ちゃん用の歯ブラシで歯磨きを始めようと思っても、いろんな歯ブラシがあってどれを選べばいいのか分からない方も多いことでしょう。 そこでこの記事では、1歳児の歯ブラシの選び方から、おすすめの歯ブラシを詳しくご紹介していきます。 1歳児が嫌がらないような快適に磨ける歯ブラシを選びましょう。

1歳児の歯ブラシデビュー!歯ブラシはどう選ぶのがおすすめ?

6か月前後で前歯が顔を出し始める赤ちゃんは、それぞれ個人差はあれど、一般的に1歳頃には上下の前歯4本が生え揃います。

生え始めの頃はガーゼ磨きでお口を慣らしますが、慣れてきたら次はいよいよ赤ちゃん歯ブラシにデビューです。

とはいえ、あくまで歯磨きを習慣づける時期であり、当然まだまだ一人で歯を磨くことはできないため、最後はママやパパがしっかり仕上げ磨きをし、お口の管理をしなければなりません。

そのため、1歳児の歯磨きでは、自分で磨く用の歯ブラシに加え、大人が磨くための仕上げ用歯ブラシの2種類を用意する必要があります。

この「自分磨き用」と「仕上げ磨き用」は目的が違うため、それぞれの意味を理解したうえで使う歯ブラシを選ぶことがおすすめです。

それについて、次項で詳しく見ていきましょう。

1歳児は歯磨き準備の時期!「自分磨き用」と「仕上げ磨き用」の違い

では、「自分磨き用」と「仕上げ磨き用」の歯ブラシには、役割にどのような違いがあるのでしょうか。

まず、1歳児の歯磨きについて考えたとき、1歳児はまだまだ歯の生え始めであり、口の中は大人と違って非常にデリケートであることを理解しておく必要があります。

例えば、いきなり歯ブラシで磨こうと思っても、赤ちゃんはびっくりして、口の中に歯ブラシが入ることを極端に拒絶するでしょう。

なぜなら、赤ちゃんは口の中に異物を入れることに慣れてないからです。

そこでまずは、自分磨き用の歯ブラシによって、歯ブラシの感触に慣れさせていきます。

つまり、「自分磨き用」の目的は歯を磨くことではなく、「歯ブラシに慣れさせること」に尽き、自分で歯ブラシを持ち、口の中に歯ブラシを入れることで、これからの「歯磨き習慣」の準備をしていきます。

それに対し、「仕上げ磨き用」は、歯を磨くことが目的です。

まだ歯が数本しかないとはいえ、1歳児は離乳食の時期ですから、仕上げ用の歯ブラシで歯に付いた汚れを取り除いていきます。

以上のように、両者の役割の違いを踏まえたうえで、それに合った歯ブラシ選びをしていくことがおすすめです。

1歳児の歯ブラシはどのように選ぶ?自分磨き用の押さえたいポイント

では、1歳児の歯ブラシは、自分磨き用と仕上げ磨き用でどのように選べば良いのでしょうか。

まず、自分磨き用の選び方は、「口内の安全性」を第一に考えます。

赤ちゃん用歯ブラシは種類が豊富で、メーカーごとに特長がさまざまなため、以下のポイントを参考に選ぶことをおすすめします。

●やわらかい植毛

歯ブラシを噛みたがる1歳未満は、噛んでも口内を傷つけないシリコン製がおすすめされますが、1歳頃からはやわらかい植毛の歯ブラシに切り替えていきます。

植毛にステップアップすることで、本格的な歯ブラシに慣れていきます。

まだシリコン製が慣れないうちは、噛んで歯の汚れを落とすシリコン歯ブラシを使うと良いでしょう。

●のど突き防止のストッパー付き

あんよが始まる1歳児は、歯ブラシを咥えたまま動き回ることも少なくなく、歯磨き中の店頭による事故が特に多い年齢です。

ストッパーなどのセーフティ設計であれば、咥えたまま転倒してものどを傷つけづらいでしょう。

●360度ブラシ

普通の歯ブラシでは一方の角度でしか磨けませんが、360度であればどの角度からも歯を捉えることができます。

上記の安全性に加えて、1歳児が持ちたくなるような素材、形状を意識することも大切です。

自分磨き用では、安全性を優先し、なおかつ赤ちゃんにとって楽しい歯磨きになる選び方をしていきましょう。

仕上げ磨き用歯ブラシの選び方!小さいお口に合った磨きやすさを

続いて、1歳児の仕上げ磨き用歯ブラシの選び方を見ていきます。

仕上げ磨き用は「磨くこと」が目的ですから、しっかり汚れを落とせる大人が磨きやすい歯ブラシを選びます。

まず、ヘッドは小さく小回りが利いた歯ブラシがおすすめです。

小さいお口の中をコンパクトに磨くことができ、長くなりがちな歯磨きを手早く済ますことができるでしょう。

また、1歳児の歯や歯茎は傷つきやすいため、硬めの植毛は避け、口内の負担にならないやわらかいタイプがおすすめです。

1歳が過ぎて奥歯が生えてきたら、大人が持ちやすい柄の長いもの、そして奥歯の溝に対応したネックに角度がついたものを選ぶと、磨き残しを少なくできるでしょう。

なお、仕上げ磨き用歯ブラシでも、赤ちゃんの成長(月齢)に合わせてそのつど変えることが推奨されます。

1歳児の自分磨き用歯ブラシでおすすめは?

では、ここからは1歳児におすすめの歯ブラシを「自分磨き用」と「仕上げ磨き用」とでそれぞれご紹介していきましょう。

まず、自分磨き用でおすすめの歯ブラシは、和光堂の「にこピカ ベビー歯ブラシ 自分でみがく用」です。

こちらの商品は、前歯が生え揃った1歳前後の赤ちゃんに適した歯ブラシで、赤ちゃん自身がしっかり握り、お口の中に入れる練習ができます。

大きな特長としては、どの角度でも歯を捉える360度植毛のリングブラシである点です。

また、リングブラシは繊細な赤ちゃんの口内が考慮され、超極細の0.06mmでやわらかめの植毛になっていますから、噛んでも口内を傷つけることはありません。

さらに、のど突き防止のセーフティ仕様で、歯磨き中の万が一の転倒事故にも備えることができます。

市販はもちろん、ネット通販でも入手できるので、気になる方はチェックしてみてください。

1歳児の仕上げ磨き用におすすめの歯ブラシは?

次に見ていくのは、1歳児の仕上げ磨き用の歯ブラシです。

まずご紹介するのは、和光堂の「にこピカ ベビー歯ブラシ 仕上げみがき用」です。

こちらも和光堂の商品で、1歳児の歯ブラシデビューにおすすめされる仕上げ磨き用歯ブラシです。

前項でご紹介した「自分でみがく用」と同様に、360度のリングブラシがどの角度からもしっかりと歯にフィットします。

また、0.06mmの超極細の高密度植毛によって、歯の汚れを手早く取り除くことが期待できます。

このような仕様から、仕上げ用として大人が磨くことで、プラーク除去効果は通常歯ブラシの約2倍ということが分かっています。

和光堂のにこピカシリーズで、自分でみがく用と仕上げみがき用を揃えても良いでしょう。

2つ目におすすめするのは、テテオの「はじめて歯みがき 仕上げみがき用」です。

こちらの商品の大きな特長は、歯科の治療器具に学んだ「15度のななめネック」で、磨きづらい歯の裏側や奥歯を磨くことに長けています。

また、ななめネックの使用では、毛先と磨いている歯面が確認しやすいことも魅力で、磨き手の視点に考慮された磨きやすい設計と言えます。

さらに、毛先の断面は「山形カット」なので、乳歯の溝や歯と歯の隙間をしっかりと磨くことができるでしょう。

1歳児のお口に合わせた歯ブラシ選びを

1歳になると前歯が生え揃い、2歳~3歳の乳歯列完成に向けて他の歯も順番に顔を出し始めます。

ただ、歯ブラシデビューとはいえ、1歳児の自分磨きはあくまで歯磨きを習慣づけるための準備段階です。

自分磨き用では、セーフティ仕様に長けたものを、仕上げ磨き用では汚れを落とせる磨きやすいものを選び、少しずつ歯磨き習慣を身につけていきましょう。

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