【赤ちゃんの歯磨き特集】ベビー用歯ブラシはいつから使う?

歯ブラシ 2020.06.16
生まれたての赤ちゃんにはまだ歯が生えていませんが、成長とともに歯は生えてきます。 歯が生えてくると、「歯磨きをはじめたほうが良いか」と悩むママやパパも多いかと思います。 では、いつから赤ちゃんの歯磨きをはじめたら良いのでしょうか。 また、ベビー用歯ブラシではじめから歯磨きをしても問題はないでしょうか。 今回は赤ちゃんの歯磨きについてお話をしていきます。

赤ちゃんの歯はいつから生える?

ベビー用歯ブラシの使用はいつからか、などについてお話をする前に、まずは赤ちゃんの歯についてお伝えしていきましょう。

みなさんは、赤ちゃんの歯がいつごろから生えてくるかをご存知でしょうか。

1人1人個人差はあるかもしれませんが、最初に生えてくる歯は生後6か月ごろが一般的とされています。

はじめは下の前歯が2本、真ん中に生えてくることと思います。

1歳になるまでには、上の前歯も真ん中に2本生えるでしょう。

成長とともに少しずつ生える本数が増えてきて、だいたい2歳なかばくらいに、全部で20本の乳歯が生えそろうそうです。

あくまでも一般的な目安ですから、少しずれていても問題はないでしょう。

以上のように、成長とともに赤ちゃんの歯は生えてきますが、歯が生えてきたら歯磨きはいつからはじめたら良いのかと悩むママやパパもいるそうです。

次の項で歯磨きをはじめるタイミングについてお話ししていきます。

歯が生えたらスタート?赤ちゃんの歯磨きはいつから?

赤ちゃんの歯が生えてきたときに気になるのが、「歯磨きはいつからはじめたら良いのか」ということではないでしょうか。

赤ちゃんの大切な歯を守るためにも、毎日のケアで健康的な歯を維持してあげたいですよね。

そうなるとやはり歯磨きをはじめるおすすめのタイミングは、「最初の歯が生えてきたとき」といえるでしょう。

しかし、赤ちゃんの口の中はとてもデリケートなので、いきなりベビー用歯ブラシなどを使って歯磨きをしようとすると嫌がる赤ちゃんが多いと聞きます。

そのため、まずは歯磨きに慣れされる練習からはじめると良いでしょう。

特別、何かを用意する必要はありません。

ママやパパの指で、赤ちゃんの口周りや口の中をやさしく触ってあげましょう。

これを繰り返し行うことで、赤ちゃんも口の中などを触られるのに慣れてきます。

もしかしたら、はじめはママやパパの指が口に入るのを嫌がるかもしれませんが、やっていくうちに慣れていくと思いますので、赤ちゃんとのスキンシップの一環という意味合いでも行ってみてください。

歯磨きに慣れさせる練習は歯が生える前から行っても大丈夫です。

はじめからベビー用歯ブラシの使用はNG!まずはガーゼから

赤ちゃんの歯が生え、ママやパパの指が口の中に入るのにも慣れてきたら、いよいよベビー用歯ブラシを使って歯磨きをしようと考える人もいるかもしれません。

しかしいきなり歯ブラシを使用すると、口の中などを触られるのに慣れてきても、やはり口の中がデリケートな赤ちゃんは嫌がる恐れがあります。

前の項でもお伝えしたように、赤ちゃんは口の中に異物を入れられるのを嫌がるので、このころの歯磨きも、歯の汚れを落とすというよりは、歯磨きに慣れてもらうことが大切です。

歯が生えたばかりの赤ちゃんは唾液量がとても多いので、唾液の自浄作用によりある程度は口内をきれいにしてくれます。

そのため、生えはじめたころは清潔なママやパパの指で、歯や歯肉などを触ってあげるだけでも問題はないといえるでしょう。

ただし、汚れがたまりやすい唇の裏などの部分は、ガーゼを使って磨いてあげることをおすすめします。

ガーゼで磨くときは、使いやすい大きさにあらかじめカットしておきます。

そしてカットしたガーゼをぬるま湯で湿らせ、人差し指に巻きつけて使用します。

1日5~6回を目安に、赤ちゃんの歯の表裏の面をやさしくふいてあげましょう。

これだけでも十分にきれいな歯を維持できるので、あせらずまずは歯磨きに慣れてもらうことを意識して行ってみてくださいね。

それでは、いつからベビー用歯ブラシを使用すると良いのでしょうか。

次の項でお伝えします。

ベビー用歯ブラシはいつから使うべき?

赤ちゃんの歯磨きをはじめるのは最初の歯が生えてきたときで、このころは歯磨きに慣れてもらうことが大切なので、はじめは指やガーゼで磨いてあげると良いでしょう。

では、ベビー用歯ブラシはいつから使用するのが良いのでしょうか。

それは「ガーゼ磨きに慣れてきたタイミング」です。

遅くても、届きにくい奥歯が生えたころには、ベビー用歯ブラシに移行できているのが理想です。

とはいっても、ママやパパがベビー用歯ブラシを使って、赤ちゃんの歯をゴシゴシと磨くのは、赤ちゃんを怖がらせてしまい、トラウマにさせてしまう恐れがあります。

そのため、ベビー用歯ブラシも、はじめは歯の汚れを落とすというよりも、慣れてもらうことからはじめます。

歯ブラシを唇や歯にやさしく当ててみたり、歯ブラシを口の中に少し入れたりするなどして、歯ブラシの感触に慣れさせましょう。

それから、パパっと歯を磨いてあげます。

赤ちゃんが歯ブラシを持ちたがるようになったら、赤ちゃんが持ちやすい歯ブラシを選んで持たせてあげると良いでしょう。

しかし、近年はさまざまなベビー用歯ブラシが販売されているので、選ぶのに悩んでしまうかもしれません。

次の項で選び方のポイントをお伝えしますので、参考にしてみてください。

ベビー用歯ブラシを選ぶときのポイント!

さまざまな種類のあるベビー用歯ブラシを選ぶときのポイントを、ここでお伝えしていきます。

▼赤ちゃんの月齢にあったものを選ぶこと

種類豊富なベビー用歯ブラシは、サイズや形状などに違いがあります。

赤ちゃんの月齢ごとに歯ブラシは違ってきます。

歯ブラシそれぞれに対象年齢や目安の歯の本数が記載されていると思いますので、それを参考に選んでみてください。

▼安全性の高い歯ブラシを選ぶこと

赤ちゃんが噛んでしまっても問題のないシリコン製のものや、赤ちゃんの喉をつくのを防止するストッパーなどがついている歯ブラシがおすすめです。

▼成長とともに歯ブラシを変えること

最終的には自分1人で歯磨きすることがゴールですので、シリコン製の歯ブラシから大人が使うようなブラシタイプに替えなければなりません。

いつからブラシタイプに替えれば良いか悩むかもしれませんが、だいたい離乳食を食べるようになってからが目安といえるでしょう。

▼赤ちゃんの口に入れやすいものを選ぶこと

赤ちゃんの口はとても小さいので、歯ブラシのヘッドがコンパクトなものを選ぶと良いでしょう。

また、ブラシの毛先はやわらかいものを選ぶことをおすすめします。

かための毛先で磨くと赤ちゃんの歯を傷つけてしまう恐れがあります。

そのため、小回りがききやすいコンパクトのヘッドで、毛先がやわらかいベビー用歯ブラシを選ぶことをおすすめします。

おすすめのベビー用歯ブラシをご紹介!

最後に、おすすめのベビー用歯ブラシをご紹介していきます。

それぞれいつから使用できるかなどを確認し、赤ちゃんの成長にあったものを選んでください。

【Ci:ベビーフィンガートゥースブラッシュ】

指サックタイプのシリコン製ベビー用歯ブラシで、ママやパパの指を使って赤ちゃんの生えたばかりの歯をやさしく磨いたり、歯肉をマッサージしたりすることができます。

まだまだベビー用歯ブラシに慣れない赤ちゃんには、この歯ブラシを使って慣れさせてあげるのも良いかもしれません。

【エジソンママ:カミカミ歯ブラシDX】

先ほどの話の中でも出てきましたね。

赤ちゃんの歯ブラシデビューにおすすめの歯ブラシで、100%シリコンでできているため、安全に使用することができるでしょう。

噛むだけで歯をきれいにするだけでなく、歯茎をやさしくマッサージしてくれます。

赤ちゃんの小さな手にも持ちやすいグリップのため、歯ブラシを持つ練習にもなりますよ。

【和光堂:ベビー歯ブラシ【自分でみがく用】】

この歯ブラシの特徴は360度のリングブラシになっていることで、その特徴により、どの角度から当てても歯を磨くことが可能です。

のど突き防止ストッパーがついているので、赤ちゃんが誤ってのどをついてしまうのを防ぎます。

ハンドルは太めに設計させていることで、赤ちゃんの小さな手でも握りやすいことでしょう。

先ほどのカミカミ歯ブラシに慣れてきたら、こちらの歯ブラシに替えて、1人で歯磨きできるようトレーニングしてみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんの成長にあわせて歯磨きの仕方や使う歯ブラシを変えよう

赤ちゃんの歯が生えてくると、歯磨きをはじめたほうが良いのかと思うかもしれませんが、いきなりベビー用歯ブラシで磨こうとすると赤ちゃんは怖がってしまうかもしれません。

そのため、はじめは歯磨きに慣れさせることからはじめましょう。

ママやパパの指でスキンシップをはかり、それからガーゼ磨きを経て、ベビー用歯ブラシに移行できると良いですね。

ベビー用歯ブラシはお話ししたポイントを参考に選び、成長にあわせて歯ブラシも替えていくようにしましょう。

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