ホワイトスポットに歯磨き粉?まずは歯科に行くのがおすすめ

歯磨き粉 2019.12.08
ホワイトスポットが気になり始めると、大きく口を開けて笑うのも恥ずかしく感じてしまう方がいるのではないでしょうか。 歯磨き粉だけで改善が見込めるなら、費用が安く済むのでうれしいですよね。 「ホワイトスポット 歯磨き粉」で検索すると見つかる歯磨き粉もあります。 ホワイトスポットの予防法やおすすめの対処法についてまとめましたので、ご一読ください。

これってホワイトスポット?歯医者さんで見てもらうのがおすすめ

前歯に白いシミや斑点のように見えるホワイトスポットがあることを、気にしている方も多いのではないでしょうか。

歯のエナメル質は、酸性に傾くとカルシウム成分が減って、白く濁ってしまうことがあります。

口内の状態が改善されなければ、ホワイトスポットに穴ができて虫歯が進行することもあるようです。

ただし、歯の状態については専門家である歯医者さんに診てもらい、判断することをおすすめします。

自分で判断して「ホワイトスポットに効く歯磨き粉」を購入しても、効果がない場合もあります。

ホワイトスポットと似たものとして、歯に茶色いシミができるブラウンスポットもありますが、別の原因で色の変化が起こることもあるので注意してください。

確かにホワイトスポットやブラウンスポットである場合も、初期虫歯が原因ですので、どのように対処するか決める際には歯医者さんに相談しましょう。

(初期虫歯が必ずしもホワイトスポットのようになるわけではなく、はじめから黒っぽい色になったり、穴が開き始めたりする初期虫歯もあります。)

ホワイトスポットは歯磨き粉・ホワイトニングで目立たなくなる?

歯のホワイトスポットは、歯磨きだけでは消えない状態ですので、この記事で特定の歯磨き粉をおすすめすしません。

とはいえ、「絶対に消えないものではない」とも言われています。

ホワイトスポットとは、カルシウム成分が減っている状態なので、進行状態が軽いものであれば、不足しているカルシウムを補うことで修復できることもあります。

ホワイトスポットケア用歯磨き粉は、そうした効果をねらった商品です。

一度使えば元通りの美しい歯になるわけではありませんが、根気強く毎日使い続けることで目立たなくなることもあるようです。

また、ホワイトスポットを避けて歯のホワイトニングを行うことで、白いシミが目立たなくなることもあります。

歯科では、この他にもさまざまな方法でキレイな歯を取り戻す方法が提案されると思いますので、予算を考えながら対処法を選んでください。

ホワイトスポットを予防するおすすめの方法

ホワイトスポットを増やさないために、予防する方法も知っておくといいでしょう。

特に子供の歯は、油断するとすぐにホワイトスポットができてしまうこともありますので、子育て中の方は参考にしてください。

基本的には、虫歯予防のために行うことと同じです。

●歯磨きで歯の表面のプラークをしっかりと落とす

歯の表面にネバネバしたプラークが長時間付いていると、歯が徐々に弱って、最悪の場合溶けてしまいます。

歯磨きでプラークをきちんと落とすことが重要です。

歯ブラシを細かく動かし、さまざまな向きから磨くようにしましょう。

●間食を減らす

食事の間にちょこちょこ食べていると、酸性の状態が長く続きます。

間食を減らすことで口の中が中性に戻り、歯を修復する時間が増えます。

チョコレートやグミなどの歯にこびりつくお菓子や、甘いジュースや炭酸飲料は特に注意すべきです。

そうした食品を食べた後はうがいをしたり、簡単に歯磨きを行ったりするといいでしょう。

●フッ素が含まれた歯磨き粉を使う

フッ素入りの歯磨き粉を使うと、歯の表面を強くすることができると言われています。

虫歯予防のために選ばれている、高濃度フッ素配合歯磨き粉もおすすめです。

(高濃度フッ素配合歯磨き粉は、子供の歯には刺激が強すぎることがあるので注意してください。)

「ホワイトスポットケア用歯磨き粉」とは

筆者もホワイトスポットがありますが、歯医者さんで見てもらっても、そこに関しては何も言われないことが多いです。

「ホワイトスポットが気になっているんですが…」とこちらから切り出して、はじめて回答してもらえるという印象です。

ホワイトスポットに対してどのような方法で対処するかということは、歯医者さんによって異なるようですが、すぐに治すべき深刻な状態とは考えられていません。

先ほども触れましたが、カルシウムを補うことで歯のエナメル質を強くする効果が期待できます。

リンも唾液に含まれている成分です。

ただ、こうした歯磨き粉を使った口コミを調べると、「ホワイトスポットが消えた」というよりは、「歯がツルツルになったからおすすめ」といった内容が見られます。

また、ドラッグストアで販売されていない商品は、歯科が扱っている歯磨き粉であることも多いです。

特別な注意事項付きの場合もあるので、十分注意してください。

ホワイトスポットを目立たなくするおすすめの方法は?

ホワイトスポットを、ホワイトニングで目立たなくする方法もあるとお伝えしましたが、歯磨き粉と同じように、確実な方法ではありません。

ホワイトニングは、エナメル質に染みついた着色汚れを分解して漂白する技術です。

歯医者さんで行う方法と自宅で行う方法があり、両方を同時に行う場合もあります。

また、歯医者さんがいないホワイトニングサロンで行うこともできます。

それぞれ少しずつ違う方法で行うのですが、どの方法を選んだとしても、ホワイトスポットを目立たなくする「ベストな方法」とは言えないようです。

というのも、ホワイトスポットを注意深く見ていただけると分かりますが、乾いたような質感で光沢がなく、白い貝殻の表面のように見えるものが多いです。

ホワイトニングの「白」とホワイトスポットの「白」は透明感や光沢感に違いがあり、結局ホワイトスポットだけが目立つこともあるのです。

特に、ホワイトスポットが広範囲に及ぶ場合、「目立たなくする効果」は期待できません。

あくまでもケースバイケースですが、歯医者さんがいないホワイトニングサロンで行う場合や、ホームケアの場合は、歯医者さんに相談してから決めるのがおすすめです。

ホワイトスポットは歯磨き粉やホワイトニングでは難しい

ホワイトスポットは初期虫歯が原因で、歯のカルシウム不足で色が変わったり、溶けたり、穴が開いたりした状態です。

そのため、歯磨き粉やホワイトニングで確実に改善できるとは言えないのが現状です。

「ホワイトスポットがすぐ治るからおすすめ」と、商品紹介や口コミで書かれた歯磨き粉があったとしても、すぐに信用しないようにしてください。

ホワイトスポットは、歯の成長が早い子供のころにできてしまうことが多く、大人になってから急に進行することは少ないでしょう。

子供のころは歯磨きへの意識が低いことも多いですから、「もっとちゃんと磨いておけば」と、悔やむこともあるのではないでしょうか。

長い期間をかけて、効果があるか定かではない歯磨き粉で改善をねらうよりは、歯医者さんで専門的な技術が必要となる施術を受けたほうがいいかもしれません。

5,000円程度で済む方法から、100,000円以上の方法など、選ぶ方法によって費用は変わります。

信頼できる歯医者さんで相談しよう

ホワイトスポットは、歯磨き粉の使用やホワイトニングだけでは根本的な解決にはならないでしょう。

しかしながら、そのままの状態で我慢するのもつらいことだと思います。

歯医者さんで相談することをおすすめしましたが、「歯医者さんがどういったことに力を入れているか」ということを見極めて選ぶといいでしょう。

予防歯科なのか、痛みの少ない診察なのか、それとも審美なのか考えて、希望する内容に強いところを選んでください。

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