置き場所に意外と困る!歯間ブラシ収納のアイデアをご紹介!
歯ブラシ 2019.07.24そもそも歯間ブラシとは?歯ブラシやフロスとの違いは何?
歯間ブラシはその名の通り、歯間の歯垢を取ることに特化した細いブラシのことを指します。
歯ブラシを使っても、歯間の歯垢は4割も残ってしまっていると言われていますので、歯間ブラシを使って効果的に歯垢を除去している方が年々増えてきています。
歯ブラシ後の仕上げといった用途で使用している方も多いですね。
歯ブラシは皆さんもご存知の通り、歯の表面や裏側、あるいは舌などの口内全体を磨く事ができます。
歯間ブラシは、歯ブラシではなかなか磨ききる事ができない歯と歯の隙間汚れを取り除きます。
他にも、近年ではデンタルフロスというアイテムもよく耳にするでしょう。
歯間ブラシとデンタルフロスは、歯間汚れの除去という面では同じ役割を果たします。
この2点の違いは、歯周ポケットの隙間が広い部分には歯間ブラシを、狭い部分にはデンタルフロスをと、それぞれ使用に適した口腔環境があるのです。
どれも合わせて使用するのが口内においてはベストな掃除方法であるとは言えますが、そうなると困ってくるのが収納の点ではないでしょうか。
こちらでご紹介するアイデアを取り入れて、収納スペースに左右されずさまざまな口腔ケアアイテムを使用してみてください。
歯間ブラシの種類
さっそく歯間ブラシを試してみたいと思った方、実は歯間ブラシには豊富な種類があるのです。
ブラシ部分の形や持ち手の形状、素材、サイズなど、さまざまな商品が売られています。
自身に合った歯間ブラシを選んでいただく為に、その種類についてご説明しましょう。
まず、ブラシ部分の形には真っ直ぐなストレートタイプ、テーパーと呼ばれる逆三角形タイプ、バレルと言う楕円タイプがあります。
主流として多く販売されているのがストレートタイプで、安価で手に入れる事ができます。
機能面においては、テーパータイプやバレルタイプの方が効果を発揮しますが、逆三角形や楕円形は、その形状から人によっては歯間に入れにくかったり、引き出しにくかったりするので、歯の形状から選びましょう。
持ち手の形状も同様に、主流で安価なストレート、持ちやすいカーブ、奥歯などにも使いやすいL字型などがあります。
また、素材の面でも金属製からシリコン製、ゴム製から選ぶ事ができます。
清掃力で選ぶなら金属製、初心者なら歯を傷めにくいシリコン製やゴム製がおすすめです。
サイズにおいては、なんと7段階ものサイズが用意されているので、それぞれ歯の形状や歯間の広さと照らし合わせてみましょう。
それではこれから歯間ブラシを使っていく為に、アイデア収納方法をお伝えします。
まずはストレートタイプの歯間ブラから!綿棒ケースが収納に活躍
まずは主流であり多くの方から活用されている、ストレートタイプの歯間ブラシはどのようなアイデアで収納されているのでしょうか。
ストレートは歯ブラシと同じく真っ直ぐなので、そのまま歯ブラシホルダーに立てかけている方も多いです。
しかし、歯ブラシを取り出したい時に邪魔になってしまいますし、分けるにしても歯ブラシホルダーばかりだとかさ張りますね。
そんな時は、綿棒ケースを利用するのがおすすめです。
歯間ブラシは歯ブラシほど長くはないので、市販で売られている綿棒ケースの高さがぴったりなのです。
蓋がついているので衛生的ですし、使用する度にパッケージから出すよりも劇的に取り出しやすくなります。
また、基本的には歯間ブラシは使い捨てなのですが、勿体無いからと数回は使い回している方が多いです。
そんな方は、100円ショップでも売られている穴空きタイプの吸盤を探してみてください。
通常は穴の部分に紐や棒を通して使う物ですが、その穴空き部分に歯間ブラシを刺し、吸盤でくっつけると立派な歯間ブラシホルダーになります。
お風呂場で歯間ブラシを使用するという方にもおすすめできます。
収納に困りがちなカーブタイプの歯間ブラシ!こんなアイデアで解決!
カーブタイプの歯間ブラシは、その緩やかなカーブが故に収納し辛いのが難点でしょう。
ストレートタイプと同様に綿棒ケースに収めようとしても、蓋が閉まらなかったり、カーブが邪魔して入りきらなかったりします。
そんなカーブタイプには、100円ショップで豊富な種類がある小物入れを利用するのがベストです。
自身で一番入れやすく、取り出しやすいものを選んでみてください。
しかしそれでは収納アイデアとは呼べませんし、カーブタイプはそのカーブ部分同士が引っかかって取り出しにくい事もあるでしょう。
そんな時は、ホームセンターなどで売られているソフト接着剤を利用してみてください。
小物を固定したり壁に紙を貼る際などに使用されますが、繰り返し使えるところがポイントです。
大きさも自分で調整してソフト接着剤をちぎれますから、大き目にちぎって洗面台の壁に貼り付け、カーブタイプの歯間ブラシを並べてくっつけるのも良し、何度か繰り返して歯間ブラシを使いたい方は、1本分に小さくちぎってくっつけるのも良しです。
カーブタイプならケースに収納するよりも便利です。
L字型タイプ歯間ブラシのアイデア収納法
では、今度はL字型の収納アイデアをご紹介しましょう。
L字型の歯間ブラシは、柄の部分が歯ブラシと同じくらい太めでしっかりとしたものが多いです。
その為、歯ブラシホルダーをそのまま利用する方が多いです。
歯ブラシホルダーを選ぶ時はスタンド型でも良いですし、吸盤に差込口がついていて歯ブラシを直接はめ込めるタイプの商品も、L字型歯間ブラシにはおすすめです。
また、アイデア収納としておすすめしたいのが、棚などを作る際に板を補強するL字型の金具「棚受け」です。
本来ならネジを打つ穴が空いていますよね。
あの穴に歯間ブラシがぴったりで、L字型タイプがうまく引っかかるのです。
棚受け自体もL字型のものを選んで、壁面に取り付けたり、粘着フックで固定したりして使うと、専用スタンドになります。
携帯時の歯間ブラシもアイデア収納で!
歯間ブラシの利点と言えば、小さくて持ち運びに便利という点でしょう。
外出先で食事を済ませた後にも使えるので、携帯していて損はないです。
そんな携帯時の収納アイデアは、ズバリ名刺入れなどのカードケースが一番おすすめです。
携帯するのにちょうど良い本数を入れられますし、カバンに入れても邪魔にならず、ポケットにも入れておけます。
蓋つきの石鹸ケースなども、ちょうど良いサイズのものがあります。
常に持ち運びたい歯間ブラシですが、カバンにそのまま入れたり、化粧ポーチに閉まっておくと、探しにくいですよね。
小さい物ですから、携帯する時こそ紛失しがちです。
また、口内に使用するものですから、衛生的に保管したいですよね。
カードケースなら100円ショップで手に入りますし、スマートに持ち運べて衛生的、そして取り出しやすいです。
大人のエチケットとして歯間ブラシを持ち歩き、常に清潔な口腔を心がけましょう。
上手に収納して歯間ブラシをもっと身近な物に!
歯ブラシ後の仕上げに毎日歯間ブラシを使う方や、エチケットとして歯間ブラシを携帯する方が近年増えてきています。
また、災害時になかなか歯磨きができない環境で、歯間ブラシがとても便利だった事から、ストックする方も増えているようです。
アイデア一つで歯間ブラシにぴったりな収納もできるので、もっと利用者が増え、歯間ブラシが当たり前のケアアイテムとなれば良いですね。