歯ブラシキャップは衛生的?100均ショップを活用しよう

歯ブラシ 2018.12.21

歯ブラシを衛生的に保管するために、普段から気を付けていることはありますか。

歯ブラシの保管方法によっては、細菌にとって住み心地のよい環境を作ってしまっているかもしれません。

今回は、歯ブラシの保管に使われている歯ブラシキャップについてや、100均ショップなどでも販売されている、歯ブラシを衛生的に収納できる便利グッズなどをお伝えします。

歯ブラシキャップの使い方は大丈夫?収納方法を間違えると細菌だらけに?

「毎日ちゃんと歯磨きをしているから、お口の衛生面は安心」と考えている人は多いかもしれません。

歯磨きをしっかり行っているかどうかも大切ですが、歯ブラシやお口のなかを清潔に保つためには、歯ブラシの保管方法も重要なことです。

それでは、どのように歯ブラシを保管すると細菌を増やしてしまうのでしょうか。

1、家族で1つのコップなどに歯ブラシを立てている

家族や恋人同士でありがちなのは、1つのコップに複数の歯ブラシを立てて保管する方法です。

コップのなかで互いの歯ブラシの毛先が触れ合うことは、1本の歯ブラシを共有しているのと同じ状態になっているともいえます。

そうなれば、虫歯菌や歯周病菌を移し合っていることにもなりかねないと考えられます。

2、歯ブラシキャップの使い方を間違えている

歯ブラシキャップは、100均ショップや薬局などで手軽に購入できます。

ホコリや汚れから歯ブラシを守るために、歯ブラシキャップを使用されている人もいるかもしれません。

しかし、歯ブラシキャップの使用方法を間違えてしまうと、その効果を発揮できません。

濡れたままの歯ブラシに歯ブラシキャップを付けてしまうと、水分が蒸発しにくく、細菌の増殖だけでなく、カビが繁殖しやすい環境を作ってしまうことになります。

3、ユニットバスや台所で保管している

お風呂とトイレが一緒になっている「ユニットバス」である場合、トイレの細菌が歯ブラシに付着する可能性が高いと考えられます。

できる限り、トイレから離れたところに置くことをお勧めします。

増殖した細菌による影響は?

歯ブラシの保管方法によっては、細菌が増殖しやすくなることがお分かりいただけたでしょう。

しかし、歯磨きを終えた後の歯ブラシのケアまでしっかり行っている人は少ないのかもしれません。

じつは、歯磨き後の歯ブラシには、およそ1000万もの細菌が潜んでいるといわれており、その数は家庭の生活排水と同じレベルに値するといわれています。

できる限り歯ブラシを清潔に保ちたいものですね。

しかも、細菌が多く潜む歯ブラシを歯周病や虫歯を抱える人が使い続けると、お口のなかの歯周病菌や虫歯菌が増える恐れもあり、症状が悪化する可能性も少なくありません。

お口のことを考えて歯を磨いているはずが、逆の効果を得てしまうのは避けたいものです。

できる限り歯ブラシを清潔に保ち、細菌の増殖を防ぎたいですね。

次項では、歯ブラシをホコリなどから守ってくれる、歯ブラシキャップの正しい使用方法などをお伝えします。

歯ブラシキャップは100均ショップなどでも手に入るので、正しい使い方を知り、役立てていきましょう。

100均でも購入可能!歯ブラシキャップの正しい使い方

歯ブラシキャップは「歯ブラシが汚れないようにするため」「ポーチなどに収納するため」に使用しているという人もいることでしょう。

しかし、前項でもお伝えしたように、歯ブラシキャップの使い方を間違えてしまうと、得たいと思っていた効果と逆の効果になってしまいます。

濡れたままの歯ブラシにキャップを付けてしまえば、水分の逃げ場がなくなり、細菌が発生する元になります。

また、濡れたままの歯ブラシに歯ブラシキャップを付けてポーチなどに収納している場合は、水分がなかなか蒸発することができず、細菌を増やしてしまうことになります。

そのため、歯ブラシキャップを付ける時は、必ず歯ブラシが乾燥した後にしましょう。

100均ショップや薬局などで販売されている歯ブラシキャップのなかには、フックが付いているものを見かけることがあります。

フックに紐を通し歯ブラシを吊るすようにしておけば、ホコリなどから守ることができます。

また、ブラシに付いた水分が持ち手を伝って下に落ちてくれるので、歯ブラシの水分を効率よく取るために有効といえます。

キャップ以外にも100均には歯ブラシを衛生的に保管できるグッズがある!

100均ショップや薬局では、歯ブラシキャップでなくても歯ブラシを汚れから守りつつ、歯ブラシの乾燥に長けている商品を見かけることがあります。

そのなかでもおすすめしたいのが、背面に吸盤が付けられていて、洗面台に取り付けやすい歯ブラシキャップです。

歯ブラシを収納すると、歯ブラシにホコリなどの汚れが付かないように、ブラシ全体を包み込むようにカバーしてくれます。

前項でもご紹介したフック付きの歯ブラシキャップと同様に、歯ブラシが吊るされるような状態になるので、ブラシの持ち手を伝って水分が落ち、乾燥しやすくなるという考えです。

使い方も、歯ブラシを押し入れるようにすると収納できて、歯ブラシを取りたい時は引くだけなどの簡単なものが多くあります。

見た目もスタイリッシュなものが多くあり、洗面台をすっきりとした印象に変えられるでしょう。

100均にも売ってる?①歯ブラシの収納時におすすめグッズは?

100均やホームセンターなどで、歯ブラシを収納する時に役立つものとして、陶器でできた「歯ブラシスタンド」を見かけることが多くありますね。

しかし、商品によっては底に穴があいていて、歯ブラシを立てた時に歯ブラシの水分で洗面台が濡れてしまいます。

そんな時に役立つのが珪藻土です。

珪藻土とは、すぐに水を吸収してくれるだけでなく、水を吸収した後もさらっとしているという特徴のある素材です。

珪藻土を使った商品は、コースターや石鹸置きなど、さまざまなものがあります。

穴のあいた歯ブラシスタンドの下に、珪藻土で作られた製品を敷くことで、歯ブラシから伝った水分を吸収してくれます。

また、珪藻土を使った歯ブラシ立てもあります。

衛生的なだけでなく、洗面台が濡れることがなくなるので、掃除も楽になりますね。

100均ショップで珪藻土が使われている商品を探してみるのもよいでしょう。

こういった歯ブラシ立てを使用し、歯ブラシが乾燥したら歯ブラシキャップを付け、ホコリなどから歯ブラシを守るのもよいでしょう。

100均にも売ってる?②重曹を使って歯ブラシを綺麗に保とう!

これまで、歯ブラシキャップや細菌、歯ブラシの収納に役立つグッズのお話をしました。

しかし、歯ブラシそのものの衛生を保つためには、定期的に歯ブラシを除菌してみるのもよいといえます。

歯ブラシを除菌するにはさまざまな方法がありますが、そのなかでもおすすめしたいのが、重曹を使った除菌方法です。

重曹はいろいろなことにも使える万能選手といえますが、歯ブラシの除菌にも使えます。

その方法もとても簡単で、コップに水100mlを入れて、小さじ1程度の重曹を溶かし、そのなかへ歯ブラシを浸すだけです。

重曹水に浸し終わったら、水洗いした後よく水気を切り風通しのよいところで乾かしましょう。

また、重曹は薬局で販売されていますが、100均ショップでも見かけることがあります。

歯ブラシを収納するためのグッズと一緒に購入してみてはいかがでしょうか。

歯ブラシをよく乾かして歯ブラシの衛生を守ろう

歯ブラシキャップは、歯ブラシの持ち運びや自宅で保管する際に、汚れから守ってくれる優れものです。

しかし、その使用方法を間違えてしまうと、得たい効果と逆の効果になってしまう可能性もあります。

歯ブラシの通気性を意識しながら、100均ショップなどで販売されている便利な歯ブラシの収納グッズを探してみるとよいでしょう。

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