歯磨き粉が苦手な人は違うタイプに変えてみるのがおすすめ!

歯磨き粉 2018.11.09

歯磨きをするとき、多くの人は歯磨き粉を使われていることでしょう。

しかし、なかには歯磨き粉が苦手な方もいるようです。

歯磨き粉が苦手な理由はさまざまかと思いますが、違うタイプの歯磨き粉なら使える場合があるかもしれません。

ここでは歯磨き粉の形状に着目して、それぞれどんな人におすすめなのかお伝えしていきます。

歯磨き粉の役割

歯磨き粉は、歯磨きの効果を高めることが第一の目的です。

歯磨き粉を使用せず、歯ブラシだけでも歯の汚れを落とすことはできますが、歯磨き粉を使って歯磨きをすることで、歯についた頑固な汚れなどを効果的に落とすことができます。

また、歯磨き粉に含まれるさまざまな成分によって、口臭を防ぐ、虫歯や歯周病を予防する、歯垢をつきにくくするなどの効果が期待できます。

歯磨き粉が苦手で使用していないという方は、これらの効果を受けられないことになります。

そして、歯磨き粉は含まれている成分によって、「化粧品」と「医薬部外品」に分けられます。

「化粧品」に分類される歯磨き粉は、汚れを落とすための成分や香りづけの成分など、歯磨き粉に必要な基本的な成分のみの歯磨き粉です。

一方、「医薬部外品」の歯磨き粉は、「化粧品」の歯磨き粉同様の基本成分に加え、殺菌剤や抗炎症剤などの薬用成分が加えられた歯磨き粉です。

現在、日本で販売されている歯磨き粉のほとんどは「医薬部外品」の歯磨き粉です。

また、歯磨き粉はその形状によっても分けることができます。

次項からは歯磨き粉の形状と、それぞれどんな方におすすめなのかについてお伝えしていきます。

コスト重視の方におすすめ!ペースト状の歯磨き粉

単純に歯磨き粉を思い浮かべたとき、もっとも多くの人が思い浮かべるタイプはペースト状の歯磨き粉でしょう。

この歯磨き粉は、少量で使用できるのでコストを抑えたい方におすすめです。

ペースト状の歯磨き粉には、目的によってさまざまな成分を配合されたものが販売されており、種類も豊富です。

そのため、豊富な商品のなかから自分の目的に合ったものを選んでいくことができます。

また、ペースト状の歯磨き粉には、研磨剤や発泡剤が含まれているものが多い傾向があります。

しかし、これはメリットであると同時にデメリットであるとも言えます。

歯磨き粉に研磨剤が含まれていると、歯の表面などについた汚れを綺麗に落とすことができます。

しかし、研磨剤は歯を傷つける可能性もあります。

そのため、研磨剤が入った歯磨き粉は歯が敏感な方にはあまりおすすめできません。

たとえば知覚過敏などの場合、歯磨き粉を使って歯磨きすると刺激を受けるため、歯磨き粉が苦手という方もいるかもしれません。

そのような方は、使われている歯磨き粉に研磨剤が含まれている可能性があります。

また、歯磨き粉に発泡剤が含まれていると、歯磨き粉が口の中に行き渡りやすいと言われますが、その反面、十分に磨く前に「磨けたつもり」になってしまうかも可能性もあります。

泡が立つ歯磨き粉を使用するときは、磨き残しが多くならないように注意しましょう。

歯の刺激が苦手な方におすすめ!ジェル状の歯磨き粉

ジェル状の歯磨き粉も、目的によってさまざまなものが販売されています。

ペースト状の歯磨き粉が苦手な方は、こちらを試してみると良いかもしれません。

総じてジェル状の歯磨き粉は、発泡剤が含まれていないか、含まれていても少量である傾向にあります。

同じく、研磨剤も含まれていないか、含まれていても少量である場合が多いです。

そのため、ジェル状の歯磨き粉はペースト状の歯磨き粉と比べて、泡が立ちにくく、刺激が少ないものが多いです。

泡が立ちにくいということは、歯磨きの際に泡で歯が隠れる心配が少ないということが言えるでしょう。

これは歯を見ながら汚れを落としていくのに便利です。

先述の「磨けたつもり」にもなりにくいでしょう。

また、歯が敏感な方にとっては研磨剤が少ないのはうれしいことです。

それゆえ、歯磨きのときに歯が受ける刺激が苦手という方にはジェル状の歯磨き粉がおすすめできます。

強い味が苦手な方におすすめ!フォーム状の歯磨き粉

フォーム状の歯磨き粉は最初から泡で出てくるタイプの歯磨き粉です。

最初から泡で出てくるので、つい強く擦って泡立てたくなってしまう方でも優しく歯磨きができるでしょう。

フォーム状の歯磨き粉に含まれている成分は、ペースト状の歯磨き粉とそれほど大きな差はありませんが、ペースト状の歯磨き粉と比べて味が控え目です。

そのため、歯磨き粉特有のミントなどの刺激が苦手な方にはおすすめできます。

また、ポンプを押すと一定量が泡として出てくるため、ペースト状の歯磨き粉などで歯磨き粉を出しすぎてしまうという方にもおすすめです。

しかし、泡が立つタイプの歯磨き粉は磨き残しに注意しなければなりません。

このあたりはペースト状の歯磨き粉と同じですが、こちらは最初から泡で出てくるので、より「磨けたつもり」に気をつける必要があるでしょう。

ねっとりした歯磨き粉が苦手なら液体歯磨き

ペースト状の歯磨き粉などのねっとりした感じが苦手な方には、液体歯磨きという選択肢もあります。

液体歯磨きはその名の通り液体の歯磨き粉です。

よく似たものに「洗口液」がありますが、これらは目的や用途が違います。

液体歯磨きは、通常の歯磨き粉と同じように歯磨きをするときに使用します。

液体のため、歯と歯の間の小さな隙間など、口の中の隅々まで成分を行き渡らせることができます。

また、研磨剤が含まれていないため、歯を傷つける恐れがありません。

そのため、歯が敏感で刺激が苦手な方にも液体歯磨きはおすすめできます。

独特な強い味が苦手な方も、低刺激なタイプなどであれば使用できるかもしれません。

ただ、勘違いされることもありますが、液体歯磨きは歯磨きの代わりにはなりません。

あくまで歯磨き粉の一種であるので、歯ブラシによるブラッシングが必要です。

ブラッシングをすることで効果を発揮するのです。

最後は、液体歯磨きと混同されがちな「洗口液」についてご紹介します。

苦手な歯磨きの補助におすすめ!洗口液

液体歯磨きとよく混同されますが、洗口液は歯磨き粉ではないので、使用後に歯ブラシによるブラッシングを前提としません。

ではどんなときに使うかというと、歯磨きの後の仕上げや食後に口の中を洗い流したいときなどに使用します。

たとえば、朝起きて口の中がネバつくのを抑えたい人などは、就寝前に使用すると朝のネバつきを抑えられます。

ほかには、食後に歯磨きをする時間が取れない場合などにも使用すると良いでしょう。

また、歯磨きそのものが苦手な人などには歯磨きの仕上げとして使用することをおすすめします。

ともあれ、洗口液だけで歯の汚れを落とすことはできません。

洗口液を使っているから歯磨きが不要という考えは間違いです。

この点では液体歯磨きも洗口液も共通しています。

どちらも、あくまで歯磨きの補助であるという認識をしっかりと持っておきましょう。

形状の違う歯磨き粉も使ってみよう

歯磨き粉は独特の味がしたり、刺激があったりと、使うのが苦手な方もいるでしょう。

しかし、歯磨き粉の種類によって刺激や味が控え目な傾向があります。

もし、今使っている歯磨き粉に不満があったら、違うタイプに変えてみると良いかもしれません。

ご自身に合った歯磨き粉を選び、しっかりと歯磨きをしましょう。

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