電動歯ブラシの歯磨き粉の選び方は?市販のおすすめを紹介

電動歯ブラシ 2018.11.10

テレビのコマーシャルでも、電動歯ブラシの紹介をよく目にします。

手磨きだけでは行き届かない汚れも、効果的に除去できるのが魅力ですよね。

そのブラッシングをさらに効果的にするために併用するのが歯磨き粉です。

けれども、歯磨き粉の選び方と使い方を誤ってしまうと逆に電動歯ブラシのよさを発揮できなくなってしまいます。

電動歯ブラシに効果的な市販の歯磨き粉を選んで、よりよい歯磨き習慣を身に付けていきましょう。

電動歯ブラシで磨くメリット

最近では、健康に過ごしていくためには歯がとても重要であるといわれています。

スーパーやドラッグストアなどにも、数十種類の市販の歯ブラシや歯磨き粉が所狭しと並んでいますね。

日々の歯磨き習慣は大事だとわかっているけれども、自分はしっかりと磨けているか不安に思う方も多いと思います。

高いブラッシング効果を得るために、電動歯ブラシに切り替えるという方が増えているのも、歯の重要性がしっかりと認知されてきたからだと考えられます。

それでは、電動歯ブラシに切り替えるだけで歯はしっかりと守られるのでしょうか。

やはり、正しい使い方で使用しないことには、効果は得られません。

電動歯ブラシも歯ブラシでの手磨きも、どちらも正しいブラッシングが基本中の基本です。

そのうえで、手磨きではしっかり磨くのに非常に時間がかかってしまいます。

利き手や歯の形状などで、磨きづらく歯垢の残りやすい箇所ができてしまうのです。

電動歯ブラシであれば、高速の振動・回転などにより、短時間でブラッシングをすることができます。

また、手磨きでは届きにくい箇所なども余すことなく、全体をきれいにすることができるようになるのです。

忙しくてなかなか歯磨きの時間が取れない人には、電動歯ブラシはとても有効だといえるでしょう。

電動歯ブラシに歯磨き粉は必要?

電動歯ブラシを使い始めの人は、「そもそも電動歯ブラシに歯磨き粉は必要なの?」と感じるかもしれません。

手磨きに比べて洗浄力が高いので「必要ない」とする意見もあることは確かです。

しかし、電動歯ブラシだけで口の中すべての汚れを落としきるのは不可能なのです。

歯や歯茎にとって有効な成分が含まれている歯磨き粉などもありますので、電動歯ブラシと歯磨き粉は併せてより効果的に使用していくのがおすすめです。

ただ、使用する際には歯磨き粉の選び方・使い方がとても重要です。

手磨きのときに使用していた歯磨き粉をそのまま使用するのは、少し待ってください。

使用方法によっては、せっかくの電動歯ブラシの効果が台無しになってしまう場合もあるからです。

次からは、市販の歯磨き粉でも効果的に磨くことができる歯磨き粉の選び方・使い方をお伝えします。

電動歯ブラシで使用してはいけない市販の歯磨き粉の見分け方

電動歯ブラシを使用するときに気を付けたいのは、使用する歯磨き粉の成分です。

まずは、研磨剤です。

歯磨き粉の成分表示では、「炭酸カルシウム」「リン酸水素カルシウム」「水酸化アルミ二ウム」といったものが挙げられます。

手磨きであれば、研磨剤はステイン除去などに有効に働きます。

しかし、電動歯ブラシでは高速で振動・回転するため、研磨剤が入っていることで、歯のエナメル質を削りすぎてしまう可能性が高くなってしまうのです。

また、もう一つは泡立ちやすくなるための発泡剤です。

代表的な成分としては「ラウリル硫酸ナトリウム」が挙げられます。

歯磨き粉に配合されると、口の隅々まで歯磨き粉が行きわたり、より爽快感を得やすいともいわれています。

しかし電動歯ブラシで使用すると、高速の振動・回転でより一層泡立ちやすくなってしまうため、口の中が泡だらけになってしまいます。

泡が邪魔になってしっかりと磨けないのはもったいないので、発泡剤も入っていないほうがよいといえるのです。

せっかくの電動歯ブラシの効果が発揮されなくなってしまうのではもったいないですよね。

市販の歯磨き粉を購入する際には、しっかりと成分の確認を行うようにしましょう。

電動歯ブラシに最適な歯磨き粉の使い方

電動歯ブラシで使用する市販の歯磨き粉が決まったら、次は使い方の確認です。

実際に電動歯ブラシに歯磨き粉を付けて使用する場合は、どんなことに気を付ければよいのでしょうか。

まずは、歯磨き粉の量です。

米粒~小指の爪の大きさくらいの、ほんの少しの量で十分と言われています。

たっぷりと歯磨き粉を付けてしまうと、逆に磨きづらくなってしまいます。

また、電動歯ブラシに歯磨き粉をつけると飛び散ってしまうという意見もよくあります。

これに関しては、ブラシを口の中に入れてからスイッチを入れるようにしてください。

飛び散るのが気になるという方は、少し口を閉じるように意識すると飛び散らすに磨けるでしょう。

歯磨き粉もジェルタイプのものが、飛び散りづらく、掃除もしやすいようです。

そして、電動歯ブラシを歯や歯茎に強く当てすぎるのは厳禁です。

傷つけすぎないようにやさしく当てるだけでも、電動歯ブラシではしっかりと磨き上げることができます。

電動歯ブラシも正しい当て方・磨き方ができていることが基本です。

ブラッシング効果をしっかりと得るためにも、正しい使い方で歯磨きを続けていきたいですね。

市販のおすすめ歯磨き粉①

それでは、電動歯ブラシにも使いやすい市販の歯磨き粉をご紹介します。

【コンクール ジェルコートF】

本体価格:1,000円

歯科医でもおすすめの歯磨き粉として挙げられることの多いジェルコートFは、発泡剤・研磨剤不使用なので、しっかりと歯磨きに取り組むことができます。

また、ジェル状歯磨き粉なので、電動歯ブラシにも適しています。

成分にはフッ素が配合されており、虫歯予防にも効果があるといわれています。

その他にも、塩酸クロルヘキシジンが殺菌剤として含まれており、口内の虫歯菌や歯周病菌などを殺菌してくれるのです。

この殺菌作用によって、虫歯予防や歯周病予防だけではなく、口臭予防にも役立つことが期待できます。

ミント味も決して強くなくマイルドな刺激なので、歯磨きを邪魔することがありません。

磨きやすいジェル状というだけではなく、歯や口内環境にも効果がありそうな成分がたくさん入っているのが魅力的な歯磨き粉です。

電動歯ブラシと併用すると、より効果的な歯磨きが期待できそうですね。

市販のおすすめ歯磨き粉②

もう一つの歯磨き粉も電動歯ブラシで使用しやすいジェル状のものです。

【パックス ジェルはみがき】

本体価格:550円

発泡剤・研磨剤は不使用なので、電動歯ブラシでも磨きやすいですね。

また、歯磨き粉は毎日口の中に入れるものですから、その安全性にも気を付けたいところですよね。

このジェルはみがきは、多くの天然成分が配合されていると同時に、合成界面活性剤や合成甘味料・防腐剤等の化学物質を使用していないため、安心して使用できるのも特徴です。

無添加の歯磨き粉なので、子供の電動歯ブラシの歯磨き粉としても活用できますね。

また、清涼剤としてハッカ油・ユーカリ油の精油を配合しているため、磨いた後も口の中がさっぱりと保たれています。

合成化学物質を使用していないので、歯磨きの後に味覚が変わったりすることもありません。

多くの天然成分が配合されて安心して使用できる上に、市販の歯磨き粉の中でも良心的な価格なので、継続して家族みんなで使うことができる歯磨き粉だといえます。

電動歯ブラシと歯磨き粉で健康な歯を!

電動歯ブラシは、手磨きに比べて短時間でブラッシング効果を得やすいのが特徴です。

そして歯磨き粉によってより効果を高めるはずが、電動歯ブラシに合わない歯磨き粉を使用してしまうと、逆に歯の健康を脅かす可能性もあります。

歯磨き粉の成分をきちんと確認し、目的・用途に合ったものを選ぶのがまず第一です。

そして、せっかく選んだ電動歯ブラシと歯磨き粉を最大限活用するためにも、正しい使い方が必要です。

より効果的なブラッシング作用を得て、歯の健康を守っていきましょう。

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