マウスウォッシュの疑問解決!歯磨き前の使用やうがいはOK?

口臭 2019.10.17
オーラルケアとしてマウスウォッシュを普段の歯磨きに取り入れている方で、使い方に疑問を持っている方がいるようです。 マウスウォッシュを歯磨き前に使用している人や使用後にうがいをしてしまっている人がいれば、それはNGです。 これらの行為は、有効成分を全て口から吐き出してしまうことになるからです。 こちらでは、マウスウォッシュの適切な使い方をご紹介します。

歯磨き前に使っている?!マウスウォッシュとは

歯を健康に保つ意識の高い方が増えている近年、歯磨きをしっかり行うだけでなく、マウスウォッシュを使用している方も多いですよね。

マウスウォッシュは虫歯菌などを殺菌したり、口の中をスッキリさせるような成分が含まれています。

このことから、虫歯や口臭予防への効果が期待されています。

また、マウスウォッシュは医薬部外品と化粧品に分けられます。

医薬部外品としてのマウスウォッシュには虫歯菌などを殺菌する作用がある薬用成分が入っているため、虫歯予防として使われることが多いでしょう。

しかし、化粧品としてのマウスウォッシュには薬用成分が入っていません。

使用は口臭予防が目的であることが多く、口の中をさっぱりさせたい方や良い匂いを感じたいような方に使われているようです。

そんなマウスウォッシュですが、使い方を誤っている方もいます。

歯磨き前に使ったり、使用後にうがいをする方がいるようですが、どちらも間違った使い方です。

なぜ間違っているのか、次項で確認しましょう。

マウスウォッシュは歯磨き後!歯磨き前の使用がNGな訳

マウスウォッシュを使うとき、歯磨き前の使用はNGです。

薬用成分が入っている医薬部外品のマウスウォッシュは、歯磨き前に使用しても汚れた歯では薬用成分が定着しづらいです。

また、歯磨きのブラッシングによって薬用成分は歯から離れ、うがいによって口から吐き出してしまいます。

歯磨き前のマウスウォッシュの使用は、歯磨きによるブラッシングとうがいによって、せっかくの薬用成分が意味のないものになってしまうのです。

もし、今までマウスウォッシュを歯磨き前に使用していたような方は、これからは歯磨き後に使用するようにしてください。

また、化粧品扱いのマウスウォッシュも、歯磨き前の使用を避けたほうが良いでしょう。

薬用成分が入っていないものの、化粧品扱いのマウスウォッシュには口の中をスッキリさせるなどリフレッシュさせる目的があります。

歯磨き前の使用では、そのリフレッシュ効果もなくなってしまいますので注意しましょう。

マウスウォッシュを使用後のうがいはなぜNG?

マウスウォッシュの使用は歯磨き前でなく、歯磨き後が適当であることをお伝えしてきましたが、マウスウォッシュを使用後のうがいをどうしているかは意見が分かれるようです。

普段歯磨き後のうがいを習慣としていることから、マウスウォッシュの使用後にもうがいをしてしまう方がいるようですが、この使い方はNGです。

これには、歯磨き前の使用がNGなのと同じような理由があります。

マウスウォッシュは薬用成分が入っていたり、口をリフレッシュさせる成分が入っていますが、使用後にうがいをしてしまうことは、マウスウォッシュの有効成分を口から吐き出してしまうことになります。

せっかく歯磨き前の使用をやめたとしても、マウスウォッシュの使用後にうがいをしていては意味がないものになってしまうでしょう。

マウスウォッシュの効果的な使い方は、使用後のうがいはしないことです。

使用後にうがいをしていた方は、今後は有効成分を口から出してしまううがいはしないようにしましょう。

マウスウォッシュを使うなら!使用前の歯磨きのポイントを押さえよう

マウスウォッシュの使い方について、ここまでご説明してきました。

マウスウォッシュが有効に働くかどうかは使用後のうがいをしないことが大切ですが、使用前の歯磨きをしっかり行うことも大切です。

こちらでは、歯磨きのポイントをお伝えします。

◯歯ブラシの持ち方はペングリップで

歯ブラシは、力を調整しやすいペングリップの持ち方がおすすめです。

◯強く磨きすぎない

強く磨くことは歯と歯茎を傷めますので、優しく軽い力で磨くようにしましょう。

◯1本の歯に対し10~20回位磨く

歯は基本的に、1本の歯に対し10~20回磨けばOKです。

磨きすぎにならないよう回数をカウントしながら磨いていくと良いでしょう。

◯歯ブラシは小刻みに動かす

歯ブラシを大きく動かしていると、歯と歯の隙間などが上手に磨けていない可能性があります。

一度に1~2本の歯を磨いたら、次の歯に移動するようにしましょう。

◯普通の歯の表面は歯ブラシを90度に当て、歯と歯茎の境目は45度に当てる

普通の歯の表面は、歯ブラシを90度に当てることで力が伝わりやすくなります。

歯と歯茎の境目は、斜めに当てて汚れをかき出すようにしましょう。

◯全体を磨き上げる時間は3程度

歯を全体に磨き上げるのにかかる時間は、3分程度で大丈夫なようです。

ただし、歯並びが悪かったり、生えかけの歯があったりするなど磨きづらい箇所は時間をかける必要があります。

鏡を見ながら、磨き残しがないよう確実に磨いていきましょう。

歯磨き粉で歯を磨いた後のうがいはしないほうが良い

マウスウォッシュを使った後のうがいはNGでしたが、他にもうがいをしないほうが良い場合があります。

それは、歯磨き粉で歯を磨いた場合です。

歯磨き粉はフッ素など歯への有効成分が入っていますが、歯磨き粉を使った後にうがいをしてしまうと有効成分を口から吐き出してしまうことになってしまうのです。

これは、マウスウォッシュの使用後にうがいはしないほうが良いというのと同じ理由です。

有効成分を口の中に留めておきたいのであれば泡や食べカスなどを吐き出すのみにし、うがいはしないことをおすすめします。

しかし、歯磨き粉を使った後は歯磨きした後のよごれが口の中に残っていますし、うがいをしないことを気持ち悪く思う方もいますよね。

そのような方は、大さじ1杯程度の水を口に含んで吐き出すと良いでしょう。

その後は、2時間程度飲食は避けてください。

歯磨き後のうがいが習慣になっているような方はうがいをしないことを忘れてしまいそうですが、歯磨き前に思い出して実践していきましょう。

液体歯磨きは歯磨きの前に使用!使用後のうがいはしない

マウスウォッシュと似ているものに、液体歯磨きがあります。

液体歯磨きは歯磨き粉が液体状になったものですので、歯磨きの前に使用します。

マウスウォッシュは歯磨き後の使用でしたので、間違いないよう気をつける必要があるでしょう。

液体歯磨きは歯磨き粉のように泡が立つことがなく、研磨剤が入っていないところが特徴です。

基本的な使い方は、口の中に含めて歯全体に行き渡らせるようにすすぎ、歯ブラシによる歯磨きをします。

歯磨きをした後のうがいは、マウスウォッシュや歯磨き粉と同様に有効成分を流してしまわないためにも必要ありません。

マウスウォッシュ・歯磨き粉・液体歯磨きに共通しているのは、使用後のうがいで口から有効成分を吐き出さないという点です。

うがいが習慣化している方は最初は慣れないと思いますが、うがいをしないことに段々と慣れていきましょう。

マウスウォッシュは使用後のうがいが必要ない

マウスウォッシュを歯磨き前に使用している方がいるようですが、それは間違いです。

必ず、歯を磨いた後に使用するようにしましょう。

また、使用後のうがいをしても良いのか悩む方がいますが、有効成分を口の中に留めるためにうがいはしないようにしてください。

同様な理由で、歯磨き粉や液体歯磨きの使用後もうがいはしないほうが良いことを忘れないようにしましょう。

コンプレックスなく明るい未来を。株式会社ソーシャルテック

RANKING

人気記事