口臭のせいで会話が苦痛に…臭い原因はここにあった!?

口臭 2019.06.29

みなさんは口臭に関してのお悩みをお持ちではありませんか。

口が臭いと話すのが嫌になって、人と会うのさえ避けたくなってしまいますよね。

しかし、自分では臭いのかどうか分からないことや、口臭に気づいていても原因がわからないこともあると思います。

原因がわからなければ、口臭の対策をすることさえできません。

そこで、口臭の原因として考えられることをお伝えしていきます。

口臭にも種類があった?臭いの原因は一つじゃない

口臭の対策を行っているのに、なかなか改善が見られない方は少なくないでしょう。

そういった場合には、今行っている対策が原因と対応していないのかもしれません。

口臭といっても、実は原因によって様々な種類があります。

そこで始めに、口臭の種類についてご紹介していきます。

一つ目に生理的口臭というものがあります。

この口臭の主な原因は、舌苔というものです。

そして、舌苔ができる原因ごとに、生理的口臭はさらに細かく分類することができます。

代表的なものを挙げるなら、起床時口臭、空腹時口臭、緊張時口臭などです。

これらの口臭の主な原因は、口が乾いてしまうことにあります。

寝ているときや緊張しているときを想像してみてください。

あまり唾液がでていないため、口が乾いてしまうイメージがありますよね。

口の中が乾燥すると舌苔ができやすくなって、口臭へとつながることがあるのです。

次に、病的口臭があります。

病的口臭とは、歯や消化管に発生した何らかの不調によって発する口臭です。

このタイプの場合、原因となっている病気を治療することで改善されると考えられます。

最後に外的要因の口臭があります。

これは食事が原因で起こる口臭です。

食べたものが臭いのキツイものであると、一時的ですが臭いがでてしまうことがあります。

以上、口臭にも多くの種類があることがわかっていただけたでしょうか。

口臭の原因には舌も関係していた?

みなさんは自分の舌を意識して見たことがあるでしょうか。

舌は普段は口の中に隠れているので、意識して見る機会は少ないですよね。

実は、口臭の原因には舌も関係しているのです。

舌と言っても舌そのものではなく、舌にこびりついている汚れである「舌苔」というものが原因となります。

手鏡があれば、自分の舌を見てみてください。

舌の表面に白い汚れのようなものが見えるでしょうか。

それが舌苔です。

舌苔は、舌の表面にある舌乳頭と呼ばれる突起に付着した口の粘膜や食べ物のかすなどの塊であり、タンパク質を多く含む汚れです。

舌に舌苔が多く付着していると、舌苔を栄養として細菌が繁殖しやすくなり、繁殖した細菌がタンパク質を分解する過程で臭い物質を放つのです。

この臭い物質に含まれる主な成分は硫化水素と言われるもので、卵が腐ったときのような臭いを放ちます。

理科の実験で、硫化水素を化学反応させたことはありませんか。

記憶に残っている方は分かると思いますが、非常に臭いですよね。

それが口の中でできていたとなれば、口臭の原因になってしまうことも納得していただけると思います。

臭いの原因はこうしてできていた!舌苔ができてしまう原因は?

舌苔が口臭の主な原因であることはお伝えしました。

それでは、そもそもなぜ舌苔はできてしまうのでしょうか。

ここでは、口臭の原因とされる舌苔が、どのようにしてできてしまうのかを説明していきたいと思います。

舌苔は、人によってできやすかったりできにくかったりと差があります。

この差は、口の乾燥度合いによって変わってくるのです。

口の乾燥しやすさは先天的なものもあるかもしれませんが、後天的な個人のライフスタイルに大きな原因があると考えられます。

例えば、口を開けている時間が長い人は口が乾燥しやすい状態です。

また、水分をあまり摂らない人は唾液が分泌しにくくなり、結果的に口の中が乾いてしまうのです。

口の中が乾燥してしまうと、口の粘膜ははがれやすくなります。

こうしてはがれた粘膜が舌に溜まることで、舌苔となってしまいます。

また、口の中が乾燥していると細菌の増殖にも適した環境となります。

こうして口の中が乾燥することによって、舌苔と細菌の両方が増加し、臭いが発生しやすくなってしまうのです。

口臭の原因、舌苔対策はこれ!舌苔対策と臭い予防

「舌苔が口臭の原因というのはわかったけど、舌苔を対策する方法はあるの?」

このように思われた方に向けて、舌苔が溜まらないようにする方法をご紹介していきます。

舌苔ができてしまう原因として先ほどご紹介した通り、口の中の乾燥が挙げられます。

つまり、口の中が乾燥しないようにすれば、舌苔ができてしまうのを防ぐことができるはずです。

口の中の乾燥を防ぐことはそんなに難しいことではありません。

意識して口を閉じることが、舌苔予防となるのです。

水分をこまめに補給することでも、唾液分泌の減少を防ぐことができます。

また、睡眠不足にならないことも大切です。

睡眠不足になると、自律神経の乱れによって、唾液が分泌されにくくなってしまうためです。

以上、舌苔予防にできる一部の方法をご紹介しました。

この中で簡単だと思ったものがあれば、ぜひ実践してみてください。

出先で臭いが気になる?外出時の臭い対策

「外に出た時に自分の口の臭いが気になる!」

そんな経験はありませんか。

そこで、外出先でもできる簡単な口臭対策をご紹介していきます。

一つ目にやはり、口の乾きが口臭の原因となりますので、水分をこまめに補給することが大切です。

水分補給は、口が乾いたと思う前に行うのがベストです。

次にマウスウォッシュがあります。

マウスウォッシュには様々な種類がありますが、臭いを根本から対策するには、殺菌作用のあるものを使用することをお勧めします。

最後に唾液腺のマッサージがあります。

唾液腺には三種類あるのですが、そのなかでも耳下腺という唾液腺のマッサージが簡単です。

こめかみの下あたりを刺激することで唾液の分泌を促すことができます。

この中で、意外に簡単な方法だと思ったものもあったのではないでしょうか。

ぜひ試してみてください。

口臭の悩みを解決!日々の口臭対策!

最後に、日々の生活で意識して行うことで、口臭を改善できる方法をご紹介していきます。

一つ目に歯をしっかりと磨くことです。

口の中の細菌は思っている以上に多く存在します。

歯磨きを怠ると、当たり前ですが口臭の原因となってしまうのです。

臭いは朝に強くなるため、食後の歯磨きは当たり前ですが、就寝前の歯磨きはとくに注意して磨くようにしましょう。

二つ目に、舌を磨くことです。

舌を磨くといっても、歯を磨くようにこするのではなく、舌の舌苔を除去することです。

舌苔を除去する際に気を付けることは、全部一気に取ろうと思って、ゴシゴシと力任せに舌を磨かないことです。

一度に全て取りたい気持ちはわかりますが、強く磨きすぎるのは逆効果です。

やさしく、舌の奥の方から先の方に向かって舌を磨いてください。

毎日コツコツ行うことで、少しずつ舌苔も取れやすくなるでしょう。

最後によく噛むことです。

舌の運動が不足している人は、唾液の分泌が減少する傾向にあります。

食べ物を口に入れたら、ひとくちで30回噛むことを目安に舌の運動を行い、唾液の分泌を促すようにしましょう。

口臭の対策は原因に合ったものを!

口臭の原因についてご紹介してきました。

口臭にはいくつか種類があり、原因もそれぞれです。

自らの口臭の原因に適した対処法を取らなければ、改善は見られないでしょう。

また、すぐに改善されていくものでもありません。

毎日コツコツ改善する意識を持つことが、持続させるコツです。

口臭を正しく対処して、臭いに悩まない生活を手に入れましょう!

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