口臭を抑える方法とは!口臭の原因は食べ物からかも!?
口臭 2019.07.08あなたの口臭の原因は?口臭を抑えるにはまず原因を知ろう!
普段から口臭を気にしていますか?
友人や知人に口臭を遠まわしに指摘され、「口臭を抑える方法を知りたい!」このように感じている方も少なくないでしょう。
一口に口臭と言っても、様々な種類があります。
ここでは口臭の種類についてご紹介していきます。
口臭の種類の一つ目に生理的口臭があります。
この口臭の原因に関わってくるのが、バクテリアです。
生理的口臭は起床時口臭、空腹時口臭、緊張時口臭などがあります。
これらは、唾液の分泌が減少することでバクテリアが増殖してしまい、口臭を引き起こすものです。
次に、病的口臭があります。
病的口臭とは虫歯などの口腔内の疾患や、呼吸器、消化器などの疾患が原因となります。
最後に外的要因の口臭があります。
これは、食べ物が原因で引き起こされる口臭です。
口臭と言ってもこれだけの種類があるのです。
あなたの口臭の原因はどれでしょうか。
次は外的要因に注目していきたいと思います。
口臭の原因は食事にあった?口臭を引き起こす食べ物とは?
先ほどは口臭の種類についてご紹介しました。
ここではそのうちの一つである、外的要因の口臭について的を絞ってお話ししていきます。
外的要因の口臭は食べ物を食べた後、一時的に口から臭ってしまう口臭です。
よって、摂らなければ気にすることはないものですが、臭ってしまう食べ物とは具体的にどのようなものなのでしょうか。
一つ目に、誰でも一度は聞いたことのある、ニンニクやねぎが挙げられます。
これらの食べ物が口臭の原因となってしまうのは、アリシンという成分が含まれているからです。
よってこれらが含まれている料理を食べる際には気を付ける必要があります。
具体的には、キムチや餃子などがあります。
二つ目は乳製品です。
チーズや牛乳などは、舌に付いてしまいやすい食べ物です。
舌に付いてしまった乳製品は、舌に存在する菌によってタンパク質が分解され、口臭を生み出します。
また歯の隙間にも入ってしまうため、それが原因で口臭を生み出してしまうこともあります。
最後はアルコールやコーヒーです。
お酒を大量に飲んだ日に、周りの人からお酒臭いと言われたことはありますか?
お酒に含まれるアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。
このアセトアルデヒドが原因で、口臭が発生してしまうのです。
コーヒーを飲んだ後というのは、口の中が酸性になることで唾液が分泌されにくい状態です。
唾液が少なくなれば口の中は乾燥します。
すると口腔内の細菌が増殖し、においの原因となってしまうのです。
以上、口臭の原因となり得る食べ物をご紹介しましたが、好物だからやめられない、そんな方もいるでしょう。
次は、このような食べ物を食べてしまった時に、口臭を抑える方法をご紹介します。
食べ物からの口臭にはこれだ!口臭を抑える食べ物とは?
「口臭の原因となる食べ物は分かったけど、やっぱり食べてしまう」
「気にしながら食事するのは面倒くさい」
このように思う人もいるかもしれません。
ここでは、そのような食べ物を食べてしまった時の、口臭を抑える期待のできる食べ物をご紹介します。
口臭を抑える食べ物の一つに、シュガーレスガムがあります。
ガムを噛むことで唾液の分泌が促され、口腔内の乾燥を防ぎ細菌の増殖を抑えることができます。
また、ガムが口の中の食べかすなどの汚れを取り出すので、口臭を防ぐことができます。
しかし、ガムはあくまで一時的な口臭予防です。
出先などの緊急時に活用しましょう。
二つ目に生野菜があります。
生野菜にはビタミンCが多く含まれているため、口腔内の細菌の増殖を抑える効果に期待できます。
細菌増殖を抑制できれば、口臭抑制にもつながります。
さらに、食物繊維が口の中のゴミを取り除いてくれたり、噛む回数が増えることで唾液の分泌が促進されたり、口腔内の乾燥を防ぐことができたりと、口臭対策に打ってつけの食べ物と言えるでしょう。
その口臭、もしかしたら身体からのサインかも
これまでは、口臭を引き起こす食べ物とその抑える方法をご紹介してきました。
ここでは、病的口臭についてご紹介していきます。
病的口臭にも臭いの種類で原因が分類できます。
甘酸っぱい臭いがする場合、糖尿病の疑いがあります。
炭水化物やタンパク質が不足することで中性脂肪が分解、脂肪酸に変換されるため、その脂肪酸が臭いの原因となるためです。
次に、腐った卵の臭いがする場合は胃炎、胃潰瘍などの消化器の疾患が原因かもしれません。
消化器が正しく機能しないため、摂取した食べ物が正しく消化されず、異常発酵します。
臭い物質が全身に循環し、肺に到達すると口臭の原因となります。
次は、カビ臭がする場合は、肝臓の働きが弱っている可能性があります。
これは肝臓で分解されなかった臭い物質が、分解されなくなったため臭いを発生させるためです。
次は腐った肉のような臭いです。
これは口腔、鼻や呼吸器系に何らかの異常が見られる可能性があります。
最後にアンモニア臭です。
この臭いは腎臓の働きが弱っていたり、尿毒症が原因で臭うことがあります。
あなたの口臭は、どのような臭いですか?
これらに該当する臭いであったら、医師へ相談することをお勧めします。
口臭を抑えるツボがあった?口臭は手軽に予防できる!
「食べ物や病気が原因ではなさそうだけど、口臭が気になる」
「手軽に口臭を抑える方法はないの?」
このように考えられた方に向けて、口臭を抑えるツボをご紹介していきます。
口臭を抑えるツボの一つ目に、上廉泉(かみれんせん)があります。
場所は喉の辺りから指の幅1つ分上の、顔を上にあげた時に少しへこむところにあるツボです。
このツボ押すことで、唾液の分泌が促進され口腔内の細菌の増殖を抑えることができます。
二つ目に大陵(だいりょう)があります。
このツボの場所は、手首の内側の丁度真ん中にあります。
このツボを刺激することで、口の乾きや胃もたれなどを防ぐことができます。
口臭が気になる方は、ぜひ気づいたときに押してみるのはいかがでしょうか。
口臭予防には根本から!
これまでに様々な口臭を抑える方法や、食べ物をご紹介してきました。
しかし口臭で普段悩まれている方は、一時的な口臭予防では慢性的なお悩みが続いてしまうかもしれません。
ここでは、根本的な口臭の予防方法についてご紹介していきます。
口臭の予防の一つとして、やはり大切なのは歯磨きです。
しかし歯磨きで大切なことを押さえているか否かが、分かれ道となります。
歯磨きで大切なことは、歯を磨くタイミングです。
歯磨きする適切なタイミングは、寝る前と起きた直後です。
寝ている間は唾液があまり出ないため、口腔内の細菌が増殖するのに適した環境です。
よって、朝起きたらすぐに歯を磨くようにしましょう。
また寝る前に口の中の細菌を減少させておくことで、寝ている時の細菌の増殖を防ぐことができます。
二つ目に、よく口を動かすことが大切です。
普段あまり口を動かさない人や話さない人は舌の運動不足の状態になっており、唾液の分泌がされにくくなってしまいます。
そこで唾液の分泌量を増やすために、意識して普段から舌を動かすようにしましょう。
また、食事の際にたくさん噛むことでも、唾液の分泌が促進されるので効果的です。
口臭の対策は様々!根本のからの予防を!
口臭の種類から、口臭の対策、予防法をご紹介しました。
口臭を抑える方法、抑える食べ物や予防には様々なものがあります。
自分に合った方法で、続けていける方法を見つけていくことが大切だと思います。
そして、口臭は一時的な予防ではなく、根本から予防することも大切です。
根本対策で、口臭の予防をしていきましょう!