これって本当!?口臭の原因&予防する食べ物について

口臭 2018.08.07

口臭がする原因ですが、実に様々な原因があります。

その原因の1つとして、食べ物があります。

もしかしたら口臭の原因は、ある食べ物が原因かもしれません。

しかし反対に、口臭予防のある食べ物もあります。

食べ物は毎日摂取するわけですから、口臭が気になるという方は、毎日の食生活を気にかけていきましょう。

口臭を予防したい!原因になる食べ物って?

口臭は自分ではなかなか気づきにくいものです。

周りに「口が臭い」といわれて気づく方もいらっしゃるでしょう。

そんな口臭ですが、できるだけ予防したいと思いますよね。

もしかしたら、好んで食べている食べ物が口臭の原因かもしれません。

まずは、口臭の元になりやすい食べ物をご紹介していきます。

 

●ニンニク・ニラ・長ネギ・タマネギ・らっきょう

これらの食べ物には、「アリシン」という成分が含まれます。

このアリシンは、酸化すると臭いを発するという性質を持っており、口内に食べかすなどが残っているとそれが酸化し臭いを発します。

また、食事で摂り入れられたアリシンは、血液を巡り全身に駆け巡ります。

やがて肺に到達し、吐息さえも臭いを発してしまうのです。

また食べる量にもよりますが、アリシンの口臭持続効果は16時間も続くといわれています。

 

●納豆・乳製品

納豆や乳製品は、その食べ物自体に強い臭いを持っている物です。

特に納豆は、発酵食品であるため、たくさんの種類の臭い成分で構成されています。

納豆を食べると、その臭い成分が口に移ってしまうため口臭の原因になってしまうのです。

また、乳製品の中で特にチーズはタンパク質が豊富に含まれている食べ物です。

このタンパク質は口内の細菌と反応して口臭元になることがあります。

ただしこれらの食べ物は、ニンニクやネギなどのような「残る臭い」ではないので、30分もすれば気にならなくなることが多いでしょう。

外出前にはしっかりと歯磨きをして、ケアしておきましょう。

 

口臭の原因は飲み物にもある!?

食べ物に限らず、飲み物が口臭の原因になることもあります。

ここでは、口臭の原因にもなるといわれる飲み物をいくつかご紹介していきます。

 

●アルコール

お酒、つまりアルコールも口臭の原因となります。

体内に入ったアルコールは、血液を巡り肝臓で分解され、アセトアルデヒドという物質に変化します。

このアセトアルデヒドは酵素によって分解されるときに、酸性へと変化し酸の臭いを放つようになります。

アルコールはいずれ尿として排出されますが、大量のお酒を飲んだ場合体内のアルコールを分解するのに24時間以上かかることもあります。

臭い成分が体内に残った状態ですと、やはり口臭だけでなく体臭の原因にもつながってしまいます。

また、アルコールは脱水症状を引き起こしやすくなります。

体内の水分が奪われてしまうと、唾液の分泌も減少するので口内も乾燥します。

唾液が減ると、細菌が繁殖しやすくなりいずれも口臭の原因となるのです。

 

●コーヒー

コーヒーにはカフェインが含まれていますが、カフェインには強い利尿作用があることが特徴です。

そのため、たくさんの量を摂取すると脱水症状を引き起こしやすくなります。

先ほどアルコールでお伝えしたように、体内の水分が奪われると唾液の分泌も減少してしまうので口臭の原因につながります。

ここまで、口臭の元となる食べ物や飲み物についてご紹介しました。

普段から好んで摂取しているという方は、もしかしたらこれらが原因かもしれません。

では続いて、口臭を予防する食べ物はどんな物があるのでしょうか。

 

口臭を予防する食べ物って何がある?①

口臭予防として、一般的なのがミント味のガムやタブレット、飴などですね。

しかし、口臭予防に効果的な食べ物はこれだけではありません。

ここでは口臭予防のために、おすすめの食べ物をご紹介します。

 

●野菜・海草類

消臭効果が期待できる野菜として有名なのが、パセリです。

料理の飾りとして使用されるパセリは、食べ物の中でも脇役なイメージが強いですが、昔から口臭対策として用いられてきました。

パセリに含まれる、クロロフィルという成分が口臭の予防に効果的といわれています。

ちなみにクロロフィルは、緑色の野菜や海藻類に多く含まれています。

例えば、ほうれん草や明日葉、わかめなどです。

ただしクロロフィルは熱に弱いという性質を持っているので、なるべく生で食べるようにしましょう。

 

●リンゴ・柿

フルーツの中でもリンゴは特に消臭効果が高いフルーツといわれています。

リンゴの皮には、消臭効果が期待できるポリフェノールが豊富に含まれているので、ぜひとも皮ごと食べましょう。

また、柿にもポリフェノールの1種であるタンニンという成分が多く含まれています。

 

口臭を予防する食べ物って何がある?②

●梅干・レモン

すっぱい食べ物の代表格が梅干とレモンですね。

先ほどもお伝えしたように、口臭の原因は体内の水分不足による口の渇きでも発生します。

すっぱい食べ物は、唾液の分泌を促し口臭を予防してくれます。

これらのすっぱい食べ物を食べると、唾液がたくさん出ますよね。

これは、酸によって歯のエナメル成分を溶かしてしまわないためです。

 

●キウイ・パイナップル

キウイやパイナップルのような南国にあるフルーツは、舌苔(ぜったい)の除去に効果的とされています。

舌に、白いカスのようなものが溜まっていることはありませんか?

これが舌苔です。

舌苔は食べかすや細菌の死骸からなっているため、どうしても口臭の原因になってしまいます。

この舌苔を取り除く効果の高いこれらのフルーツを意識して摂取することでも、口臭予防につながります。

 

口臭を予防する飲み物をご紹介!

口臭予防のためには、食べ物だけでなく飲み物も重要です。

ここでは、飲み物についてお伝えします。

 

●1日1リットルの水を飲む

口臭を予防するために欠かせない物が「水」です。

口臭がする原因としては、食べ物以外にも口内が乾燥してしまう、「ドライマウス」も1つの原因です。

口内が乾燥しているということは、当然唾液の分泌量が少なくなっているため、細菌を洗い流すことができず口臭の原因になります。

私たちは、本来であれば1日におよそ1.5リットルもの唾液を分泌しています。

このことからお分かりの通り、水分を補給することは唾液の分泌を促し、口内を清潔にすることにつながります。

つまり、水分を摂ることは口臭予防には大切なことなのです。

 

●緑茶

ニンニクなどの食べ物の臭いに、効果的な飲み物があります。

それは緑茶です。

緑茶にはカテキンが含まれていますが、このカテキンは臭いを中和し軽減する効果が期待できます。

臭いのきつい食べ物と一緒にカテキン豊富な緑茶を飲むと、いくらか臭いを予防することができます。

 

朝食抜きが口臭の原因に!?

朝食をしっかりと食べていますか?

「朝忙しくて朝食を抜いている」「朝は食欲がない」という理由から朝ごはんを食べていない方もいらっしゃいます。

しかし、朝ごはんを食べないということが、口臭の原因になる可能性があります。

実は食べ物に関係なく、口臭が最もきつくなる時間帯というのは寝起き、つまり朝です。

朝は皆仕事や学校で忙しいのは分かりますが、朝食を食べないことで口臭の原因となる場合があります。

また、食べる際はよく噛んで食べることを意識してみましょう。

咀嚼回数が増えるほど、唾液の分泌量を促し抗菌・殺菌作用が期待できます。

口内を清潔に保つことができるということは、結果として口臭の予防につながります。

朝食を食べた後は、しっかりと歯磨きをしてくださいね。

 

食べ物を見直して口臭予防

いかがでしたか?

口臭の原因になる食べ物や飲み物、好んで摂取していませんでしたか?

口臭の原因は、一概に食べ物・飲み物であるとはいい切れませんが、口臭の原因になることは覚えておきたいものですね。

また朝食を抜いている方は、少しでもいいから食べてみる努力をしてみましょう。

それだけでも、口臭をいくらか予防することにつながります。

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