人気歯ブラシのキスユーは電池交換ができないってホント?
歯ブラシ 2019.02.09キスユーの仕組みについて
キスユーの仕組みから、ご説明しましょう。
わたし達は通常1日に3回食事を行いますが、その食事中、または食後に出る唾液に含まれるカルシウムがプラスイオンに作用し、歯に歯垢を付着する原因をつくります。
また、歯に付着した歯垢はおよそ2日で歯石となります
キスユーには内蔵電池が入っておりますが、その電池から微弱電流が流れる仕組みになっています。
この微弱電流を流すことによってマイナスイオンが発生し、歯垢を落としやすくしているというわけです。
電流を流すということは、「特別な何かをしなくてはいけないのでは?」と、不安に思う方もいらっしゃると思いますが、キスユーを使って歯磨きを行う時は、特別何かをする必要はありません。
通常の歯ブラシ同様、軽く毛先を水で濡らし、銀色の部分をもって磨くだけです。
銀色の部分に手、もしくは指が触れることで微弱電流のスイッチが入り、マイナスイオンが流れ始めます。
ちなみに、電池交換はできません。
歯ブラシの中でも断トツの人気
数ある歯ブラシの中でも高い人気を誇るキスユーですが、なぜこんなにも人気があるのか、不思議に思いませんか?
まず、経済的な背景が人気の理由に挙げられます。
キスユーはドラッグストアをはじめ、スーパー、量販店等、生活用品が売られている店舗であれば、ほとんどの店舗に置かれています。
販売価格は本体300円前後から500円ほどで購入でき、大人用から子ども用まで種類も豊富です。
また、替えブラシも極細コンパクト、極細スリム、極細レギュラー、山切り、フラットがあり、ブラシの固さもかため、普通、やわらかめと、好みに合わせて選べます。
電池交換はできませんが、ブラシの交換だけを行えば、電池が切れるまでの1~3年間、じっくりと使用することができます。
ちなみに、子ども用のキスユーは可愛い動物の絵が描かれた、持ちやすいハンドルです。
それから、歯磨き粉の使用についてですが、もし歯磨き粉を付けるのであればごく少量に留めます。
もちろん、水のみで歯磨き粉を付けなくても、キレイに磨けます。
キスユーの歯ブラシとしての効果は?
キスユーには、通常の歯ブラシと比較して特筆すべき3つの効果があります。
まず、口臭予防ですが、マイナスイオンの働きで歯と歯の間に挟まった歯垢をスッキリと落とすことができるので、口臭を予防できます。
口臭を予防するために、ガムや飴、サプリメント等を利用する方もいらっしゃいますが、根本的な解決にはなりません。
続いて、マッサージ効果です。
歯ぐきをマッサージすることで、歯ぐきの血行が促進されるほか、唾液の分泌を促します。
唾液は虫歯予防にもつながりますので、一石二鳥ですね。
最後は、歯がツルツルになることです。
歯は、特に前歯は近距離で誰かと話す際、相手に見られる確率が高い場所になります。
キレイなツルツルとした歯は好印象にうつりますが、前歯の大きな歯に歯垢が残っていては、あまり良い印象とは言えないでしょう。
電池交換の要らないキスユーで、どこから見られても自慢できる歯をめざしましょう。
キスユーの安全性と電池交換
微弱電流が流れると聞けば、振動があるのではないか、また、音がするのではないかと不安になるものです。
キスユーは微弱電流が流れる歯ブラシですが、振動、音はなく、電池交換の手間もありません。
そのため、小さなお子さまも高齢者の方も使用することができます。
微弱電流は磨いている時に伝わるほどの振動はありませんので、妊婦さんの使用への配慮が伺えます。
ちなみに、流れている電流は10~50マイクロアンペア。
500マイクロアンペアがわたし達の身体に感じる最小の電流とされています。
キスユーは、その50分の1~10分の1という小さい電流になります。
10~50マイクロアンペアの微弱電流は心臓にペースメーカーを入れている方でも使用可能な電流ですが、より安全性を確保するために、医師に相談の上でご使用ください。
歯ブラシなのに電池交換が必要?
微弱電流が流れるキスユーは、歯ブラシの中でも個性的な歯ブラシと言えます。
振動があるということを電動歯ブラシと間違って購入する方も多く、「ブラシが動かないのは故障しているの?」という問いが多く寄せられるとのこと。
また、「手で磨くのであれば、普通の歯ブラシと変わらないのでは?」という疑問もしばしば見受けられるようです。
確かに、マイナスイオンが発生すると言っても、目に見えて分かるものではないので理解しにくいというデメリットがあります。
しかし一度使えば一目瞭然、歯磨きを終えた後のスッキリ感が違います。
ただ、一生懸命磨く方は電池の減りが早いかもしれません。
キスユーは電池交換ができません。
電池の寿命の目安は、毎日15分の使用でおよそ1年以上。
電池の残量を確かめる手段は、手でもつハンドルにある残量チェックボタンで確認できます。
押して赤く光れば電池残量があり、光らなければゼロです。
ちなみに、メーカーは「電池残量が残っていても、1年を目安に新しい本体を購入ください」と、1年を目安に交換を推奨しています。
電池交換の要らない歯ブラシで歯をツルツルに
キスユーを手に入れた時は、歯磨き粉を付けていない時と、付けて磨いた時を、まずは比べてみましょう。
1日目の夜の歯磨きは、ブラシに少量の水をつけ、いつも通りの歯磨きを行います。
翌日の朝、歯の状態、口中のネバネバを確認してください。
できれば、その時の感触を憶えておきましょう。
2日目の夜は、少量の歯磨き粉を付けて歯磨きを行います。
翌朝の歯のスッキリ感はいかがでしたか?
歯磨き粉を付けない場合と、歯磨き粉を付けた場合を比較すると、歯磨き粉を付ける方に軍配が上がります。
その理由は、いたって簡単で、歯磨き粉に含まれる歯垢を取る成分が振動と合わさり、効果的に働くからです。
歯垢が気になる方は、歯磨き粉を付けて磨くことをおすすめします。
それから、毎日磨いていると、振動が鈍くなってくる時があります。
そんな時は、電池交換を疑い、残量チェックボタンを確認しましょう。
1年を待たずに、交換の時期がやってくる場合がありますが、使い方は人それぞれです。
1日15分の使用で1年以上もつとありますが、朝晩2回の使用で15分を超えてしまうことも少なくありません。
振動が鈍く感じた時は、お早めの歯ブラシ交換をおすすめします。
人気歯ブラシのキスユーは経済的!
歯ブラシの中でも高い人気を得ているキスユーは、電池交換ができないため本体ごと交換する必要があります。
一方、電動歯ブラシと違い、電池を交換する手間はいりません。
キスユーは微弱電流を流して、その振動で歯を磨く歯ブラシになります。
小さなお子さま用から、大人用と用途は様々。
替えブラシを交換することで、電池が切れるまで清潔なブラシで磨くことができ、口臭、虫歯予防に役立ちます。
歯ぐきの色が気になる、隅々まで届く歯ブラシを探している、歯に付着しやすい歯垢をスムーズに取りたい等のお悩みをもつあなたにおすすめの歯ブラシと言えるでしょう。