知っているようで意外と知らない!口臭対策の為の歯磨き術!

口臭 2019.07.29

毎日ちゃんと歯磨きしているのに、口臭が気になる。

そんな事はありませんか?

・思いっきり話して思いっきり笑いたいのに、口臭が気になる
・大事な取引先との商談、何とかいい結果につなげたい

こうは思いつつも、口臭が気になって集中できない事もよくあります。

そこで今回は、どこでもできる、口臭対策の為の歯磨き術についてご紹介します。

口臭の原因を知り、正しい歯磨き術を身に着けよう!

口臭の原因は、大きく分けて5つあります。

1:生理的口臭

唾液の分泌の低下により、口の中の細菌が増殖し、口臭の原因となる物質がたくさん作られる為に起こります。

2:飲食物、嗜好品による口臭

大事な人と会う直前には、餃子を食べないように気を付ける方も多いと思います。

餃子には口臭の原因となるニンニクやネギやニラがたっぷり入っています。

また、ビールなどのアルコールも口臭の原因となります。

餃子とビールは切っても切れない縁ですが、口臭の事を思うと、大事な日の前日は控えたい組み合わせです。

3:病的口臭

一見関係ないように思いますが、消化器系などの病気も口臭の原因となります。

4:ストレスによる口臭

仕事、家庭、受験、介護、育児など、ノンストレスの環境を整える事は難しいですが、ストレスも口臭の原因となります。

ストレスを溜めると唾液の分泌量が減ってしまう為です。

5:心理的口臭

よく「病は気から」と言いますが、気にしすぎてしまう事から口臭が起こってしまうそうです。

エチケットとして気にする事は大切ですが、あまり神経質にならない事も大切です。

このように口臭の原因もさまざまですが、歯磨きなどで上手に対策をとる事ができると不安も減りますよね。

次項からは、そんな口臭対策の為に役立つ情報をお伝えします。

歯磨きでできる口臭対策のポイントは2つ!

いつも行っている何気ない歯磨きは、審美性から行っている方も多いと思いますが、効果的な口臭対策ともなります。

1:唾液の分泌量を高める

よく噛んで食べる事で唾液の分泌量を高められる事はご存知かもしれません。

実は、歯磨き後と歯磨き前を比較した場合に、唾液の分泌量が高まっているそうです。

特に、就寝前に歯磨きをきちんとする事で、翌朝の唾液の分泌量が高められます。

就寝前の歯磨きは、丁寧に行いましょう。

2:口臭の原因となる臭い成分を口の中に残さない

ニンニクやネギやニラに含まれる「アリシン」という成分が、口臭の原因になると言われています。

これらの食材を食した場合、口臭の原因となる成分が身体の中で分解されますが、最終的に呼気として吐き出されます。

このとき口臭となる場合もある為、歯磨きだけでは100%の口臭予防とは言えません。

しかし、口臭の90%以上が口の中にあると言われている事もあり、口臭対策としての歯磨きは侮れません。

知ってるひとは少数派!?口臭対策の為の歯磨き術

歯磨きは、少しの意識で仕上がりに差が出ます。

●歯と歯茎の間は念入りに

歯ブラシを平らにあててゴシゴシと磨きがちですが、これは間違いです。

口臭の原因となる食べかすは、歯の表面よりも歯と歯茎の間にたまります。

これをきちんと落とせる歯磨きをしなければ、意味のない歯磨きとなってしまうのです。

ポイントは歯ブラシを歯に対して45゜傾ける事です。

こうすると、ちょうど歯と歯茎の間にブラシを当てる事ができます。

●歯と歯の間も忘れずに

歯科の定期検診などで歯石チェックをすると、歯と歯の間だけ赤く染まっていたという経験はないですか?

歯ブラシを大きく動かすと歯と歯の間が上手く磨けず、磨いているつもりでもきちんと汚れが取れていないケースがよくあります。

毎日歯磨きをしているのに口臭がとれないと思っている方は、もしかすると歯と歯の間に磨き残しがあるのかもしれません。

1本ずつ磨くイメージで、小さく歯ブラシを動かす事がポイントです。

●磨く順番を決める

歯磨きをする時、磨く歯の方向を決めていますか?

右から入りすぐ左へ、と方向を決めずに歯磨きをすると磨き残しが出てしまいます。

スタートとゴールを決めて、1本1本同じ方向に向けて磨くようにしましょう。

また、外側だけでなく、内側にもしっかりとブラシを当てて丁寧に磨く事が、口臭対策の為の歯磨きのポイントです。

口臭対策にはこれもお勧め!いつもの歯磨きにプラス

口臭対策の為には、とにかく臭いの原因となるものを口の中に残さない事が大切です。

その為に、お勧めの歯磨きグッズをご紹介します。

●歯間ブラシ

歯と歯の間に食べかすを残さない為には、歯ブラシだけでは不十分です。

最近では、個包装になって携帯しやすいタイプも出ていますので、歯間ブラシを持ち歩き、歯と歯の間を掃除しましょう。

歯磨きができない時にも、歯間ブラシで歯と歯の間を掃除するだけで口臭対策になります。

●タフトブラシ

歯並びによっては、通常の歯ブラシでは磨きにくい部分が必ずあります。

そんな時にはタフトブラシがお勧めです。

先端が細いので、細かい部分にブラシを当てる事ができ、「歯と歯茎の間」、「歯と歯の間」、「歯並びにより歯と歯が重なっている部分」など、磨きにくいポイントを磨く事ができます。

1日の中でもっとも大切な就寝前の歯磨き時には、通常の歯ブラシと合わせて使う事がお勧めです。

口臭対策の為に選ぶならこんな歯磨き粉がお勧め!

「歯磨き粉」と一口に言っても、さまざまな種類のものが出回っています。

口臭を何とかしたいと思っていても、何を選んだらよいのかわからない、そういった方も多いと思います。

口臭対策には、口臭の原因となる細菌を減らす事、増やさない事が大切です。

塩化セチルピリジニウム(CPC)やイソプロピルメチルフェノール(IPMP)、塩酸クロルヘキシジンには、強い殺菌効果があると言われ、口臭の原因となる細菌を減らす役割を果たします。

また、フッ化ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、β-グリチルレチリン酸などには、虫歯や歯周病を予防する効果が期待でき、細菌の増殖を防ぐ役割を果たします。

口臭対策の為の歯磨き粉選びのポイントは、「殺菌作用」と「抗菌作用」この2つです。

一般的に、効能部分に「口臭予防」と書かれているものには、殺菌作用や抗菌作用が得られる成分が入っているので、確認してみましょう。

口臭対策の為に歯磨き粉を選ぶならジェル?それともペースト?

前項では、口臭対策の為の成分について述べました。

次に、歯磨き粉のタイプについて考えてみましょう。

ペースト状、ジェル状のもの、マウスウォッシュとさまざまです。

最も大切なのは、口の中を清潔に保ち、細菌を増やさない事です。

それが可能であれば、使いやすいタイプのものを選んで問題ないと言えます。

ただし、磨きにくい「歯と歯茎の間」、「歯と歯の間」にも浸透しやすいのは、ジェルタイプです。

一方、舌など口腔内全体を手軽に洗浄できるのは、マウスウォッシュになります。

普段の歯磨きはジェルタイプ、外出時はマウスウォッシュなどと、シチュエーションによって使いやすいものを使う事もお勧めです。

また、好きな味やお気に入りのメーカーがあれば、ペーストタイプのものを選ぶといいでしょう。

歯磨き術を身に着け、口臭とさよならしよう!

毎日必ず行う歯磨きですが、何気なくただ済ませてしまうのはもったいないですよね。

今回は、「知っているようで、意外と知らない!口臭対策の為の歯磨き術!」をテーマに、口臭の原因から対策までお話ししました。

毎日歯磨きをしていても、なぜか口臭が気になる、その理由を見つける事ができたでしょうか。

正しい歯磨き術を身に着け、口臭とさよならできると、明日の会話で笑顔がこぼれているかもしれません。

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