嫌な口臭どうしたらいい?そんな時には口臭を消す食べ物を!

口臭 2019.09.03

「これから人に会うのに、ニンニクを摂ってしまって口臭が気になる…」

「特に何か食べたわけでもないのに、普段から口臭が気になっている…」

口臭に悩みを抱える人は、案外多いのではないでしょうか。

そんな時に、口臭対策に活躍するとされる食べ物があることをご存知ですか?

今回は、そんな口臭を消すのに役立つ食べ物をご紹介していきます。

口臭を消す基本は、歯磨き!

当然のように毎日の習慣になっていると思いますが、口臭を消す基本は歯磨きです。

食事をした後、口の中で食べ物のカスが歯に挟まったままだと、ずっと気になってしまいますよね。

またその食べ物のカスが、時間の経過とともに腐敗し菌となっていくことを考えると、ぞっとしてしまうでしょう。

増えた菌は、もちろん虫歯や歯周病の原因になりますが、口臭の原因にもつながります。

そうならないよう、口の中に残った食べ物のカスは、その都度、歯磨きでしっかり取り除いていきましょう。

また、食後の歯磨きはみなさん忘れずにしていると思いますが、意外に盲点なのが朝の起床時です。

朝起きて、「なんだか口臭がひどくなってる!」と感じる事はありませんか?

寝ている間は、唾液の分泌も少なくなっていて、菌にとっては繁殖するチャンスとなっています。

そしてその増えた菌が、朝起きた時の口臭の原因になるのです。

そのため、まずは朝起きてすぐ、朝食の前に歯磨きをすることが、実は口臭を消すのに最も効果的なタイミングです。

口臭を消すのに手っ取り早いのは?

「これから人と会うのに、ニンニク料理を食べてしまった!」

という場合など、今すぐにでも口臭を消したい時には、まず手っ取り早く、ミント系のガムを噛みましょう。

ガムは、口の中に残ったままの食べ物のカスを取り除いてくれて、またよく噛むことで細菌の繁殖を抑える唾液の分泌も促すため、口臭を消すのに効果的です。

砂糖が入っているものは、のちのち口臭の原因にもなるので、できればシュガーレスガムがいいでしょう。

また最近は、口臭を消すことを目的とした商品やサプリメントなどもたくさんあるので、自宅に買っておいたり、カバンに入れて持ち歩くといいですね。

また、コンビニなどで手軽に買えるチョコレートも、口臭を消すお助けアイテムとなってくれます。

それは、チョコレートに含まれている「ポリフェノール」の抗酸化作用によるのですが、その効果については次項でご説明していきます。

口臭を消すのにおすすめなのは、抗酸化作用のある食べ物

抗酸化作用がある食べ物で、特におすすめなのがポリフェノールを含む食べ物です。

代表的なポリフェノールには、先ほどにも挙げたチョコレートや、お茶の「カテキン」や「タンニン」、生姜の「ショウガオール」や「ジンゲロール」と色々あります。

なぜこれらが口臭を消すのにいいのでしょうか。

それは、臭いの元となる分子を吸着して、活性炭のような役割をするからです。

また、殺菌・消臭効果もあり、直接口臭を消すのに効果的なのです。

そのほか、リンゴには「アップルフェロン」とカテキンが含まれていて、食後のニンニク臭を消してくれたり、ポリフェノールが口臭原因のガス「メチルメルカプタン」の発生を抑えたりもします。

特にこれらは皮に多く含まれるので、りんごを食べる時はぜひ、皮ごと食べるようにしてください。

出先なら、果汁100%のリンゴジュースを試してみるのもいいですね。

また、お店でステーキやハンバーグを頼むとよく付いてくるパセリにも、ポリフェノールは含まれています。

ただの添え物、と残す人が多いですが、苦手でなければ一緒に食べることで、その後の口臭を消すのに効果的です。

また野菜にはビタミンCが多く含まれていて、細菌に対する抵抗力となってくれます。

美容や健康のため、腸内環境を整えるためだけではなく、口臭を消す目的でも、できるだけ意識して食べるようにしましょう。

「クエン酸」を含む食べ物に注目!酸っぱさが口臭を消すのに活躍

「クエン酸」を含む食べ物を摂取すると、その酸っぱさで唾液分泌が促進されます。

唾液の分泌量が増えれば、自浄作用で食べ物のカスを取り除いたり、口内細菌の繁殖を抑え、口臭を消すのに効果的です。

そのクエン酸を含む食べ物には、梅干し、レモン、リンゴなどがあります。

特に梅干しには殺菌作用もあり、口臭を消すばかりでなく、汗のにおいも抑え、体臭予防にもなります。

レモンにはビタミンCも多く含まれ、お肌のためにもいい食べ物です。

しかしあまりの酸っぱさから、直接食べることに抵抗のある方もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、レモンティーにしたり、レモン水にしたりして飲むことです。

また、濃いめのレモン水を作って、お口をすすぐだけでも効果が期待できるでしょう。

リンゴには先ほどもお話ししたように、ポリフェノールやカテキンなども含まれます。

ぜひ食後のデザートに取り入れたいですね。

口臭を消すのにいい飲み物は?

これまでは食べ物に着目してきましたが、飲み物も口臭対策にうってつけです。

飲み物もやはり、今までにお話ししたポリフェノールやクエン酸が含まれる飲み物がいいです。

そんな中、まず挙げられる飲み物はお茶系です。

緑茶・紅茶・ウーロン茶には、カテキンや「フラボノイド」が含まれ、強い殺菌・消臭効果を持っています。

次に挙げるのは、コーヒーです。

コーヒーには、「フラン類」という香り成分が含まれていて、臭いの成分と結びつき、臭いを消す性質があります。

ニンニクに限らず、焼き魚や塩辛などを食べた時も効果的でしょう。

なおフラン類の効果を最大限発揮するためには、できればブラックで飲むほうがのぞましいです。

ただしカフェインは、逆に口臭の原因となる場合もあるので、摂取頻度は程々に抑えておきましょう。

そのほか、先ほど挙げたレモン水、また、ただの水でも、口内の食べ物のカスを洗い流し、口内の乾燥も防ぐため、口臭を消す飲み物としておすすめできます。

ダイエットが口臭の原因に?普段から摂っておきたい食べ物

口臭は、ニンニク・ニラなど明らかな原因となる食べ物を摂った時以外にも、普段から気になっている人もいますよね。

そのなかで、ダイエットをしている人は要注意です。

これは体の中に増えた「ケトン体」が原因となっている場合が多いです。

ダイエットによって体内の糖質が足りなくなると、代わりに中性脂肪がエネルギー源として使われるようになり、体内にケトン体という物質が発生しはじめます。

ケトン体には独特の甘酸っぱい臭いがあり、これが口臭や体臭となって現れることがあるのです。

そんな時に摂りたいのがバナナです。

豊富な糖質を含んでいたり、体内への吸収が緩やかなので、ダイエットで生じる口臭を消す食べ物としておすすめです。

また口臭は、腸内環境の悪化が原因となっている場合もあります。

それには、食物繊維を多く含む食べ物(野菜や豆類、キノコ類、ワカメ等)や、乳酸菌を含む食べ物(ヨーグルトやチーズ、キムチや味噌)、オリゴ糖を含む食べ物(大豆、ゴボウ、アスパラガス、玉ねぎ、ハチミツ等)などがおすすめです。

腸内環境を整え、便秘も解消し、体の中から湧いてくる悪臭を防ぐことが、口臭を消すことにつながるでしょう。

意外にたくさんある、口臭を消す食べ物

気になる口臭を消す食べ物は、意外にたくさんあります。

食事に添えられているハーブや野菜、食後のお茶やコーヒー、また口直しのチョコレートなど、これから意識して摂ってみてください。

口臭は、自分だけでなく周りの人も気になるものです。

不快にさせないためにも、今回ご紹介した食べ物を積極的に摂っていきましょう。

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