髪の毛の匂いで印象は変わる!男の髪の匂いお手入れ法

2019.06.26

女性にとって、男性から発せられる匂いは重視されています。

では、男性が女性を意識して対策している「匂い」には何があるでしょうか。

体臭や口臭、足の匂いのケアを行なっているという方は多いですが、意外と見落としがちなのが髪の毛の匂いです。

室内でのミーティングといったシチュエーションなど、ビジネスシーンにおいて男女間で顔の距離が近くなるシーンは多いはずです。

髪は顔から近いため、会話の際は相手にとって気になる匂いの元となることがあります。

デキる男を演出するため、しっかりとケアすることを意識してみましょう。

男の髪の毛のニオイ、その原因とは

男性は女性よりも皮脂の分泌量が多いと言われています。

これは、男性ホルモンが影響しているので仕方がありません。

つまり、男性は女性より頭皮のニオイが出やすい傾向にあるのです。

また、男性の方が汗をかきやすくベタつきやすい傾向もありますよね。

この皮脂や汗が常在菌と混ざり合い、空気中の酸素により酸化を起こすことで、脂臭が発生してしまいます。

なるべく汗をかかないように気をつけようとしても、なかなか難しいことです。

汗は直接的にニオイと結びつきがあるので抑えることは大切ですが、どれだけ清潔に保たれた頭皮でも汗をかかない人はいないのです。

重要なのは、ニオイのケアを怠らないことです。

まずは原因を対処しなければ、どれだけ良い匂いを上から纏っても時間の問題です。

髪の毛を良い匂いにする為には、まずは頭皮ケアから始めましょう。

次項から、ニオイのケア方法についてご説明していきますので、ぜひ今日からでも実践してみてください。

男の頭皮のニオイを軽減する方法

ニオイのケアには、出てしまうニオイ対策だけではなく、そのニオイを出さないようにする対策も不可欠です。

体臭において全てのニオイに共通することですが、これらどちらか一方の対策だけでは意味がありません。

必ず両方の面からしっかりとケアすることを忘れないようにしましょう。

まずこの項目では、出てしまう頭皮のニオイ対策からご紹介します。

外出先などで頭皮のニオイが気になっても、今すぐお風呂に入れる訳ではありませんよね。

出てしまったニオイには、頭皮用のデオドラント商品を用いるのが手っ取り早く、最も有効的です。

ドラッグストアに行けば、様々なデオドラント商品が売られています。

脇汗や足汗に使用している方は多いですが、特に男性スキンケア用品の売り場では頭皮用の物も多く目にします。

デオドラント商品と聞くと皆さんが思い浮かべるのは、スプレータイプではないでしょうか。

実際に、販売されている物の多くはスプレータイプです。

実は、頭皮用のデオドラントスプレーのほとんどがボディーにも併用できる物だと知っていましたか?

頭皮用のスプレーを持ち運ぶのは少し恥ずかしいと感じてしまう方にも、全身に使用できるケア商品となれば携帯しやすいですよね。

他にもシートタイプのドライシャンプーや、頭皮に直接揉み込んで汗を抑えるクールタイプの物もありますし、「デオドラント商品を持っていないけど今すぐニオイを軽減したい!」という方には、ウェットティッシュで頭皮を拭き取るだけでも、ニオイを軽減させることができますよ。

髪の毛の嫌なニオイを良い匂いにする為の最初のステップとして、出てしまったニオイ対策には徹底しましょう。

男の頭皮を良い匂いにする為の習慣

前項では、出てしまった頭皮のニオイ対策について記述しました。

ここでは、ニオイを出さないようにする対策についてご紹介します。

良い匂いを目指す為に、そもそもの嫌なニオイを出さないようにするには、適切な生活習慣を身につけることが最も重要です。

まず初めに、食生活を見直しましょう。

普段、脂っこい料理や肉類ばかりを口にしていませんか?

菓子類や甘いもの、お酒も過剰摂取していませんか?

実は食生活が偏っていると、皮脂の分泌量が増えてしまうのです。

皮脂の分泌を抑える為にも、脂っこい食事は避けて野菜を取り入れたり、バランスの良い食生活を目指しましょう。

また、ホルモンバランスを保つこともとても大切です。

自律神経の乱れからホルモンバランスを崩してしまうと、代謝や血液のめぐりが悪くなってしまう為、皮脂が排泄しにくくなってしまいます。

ストレスを感じると男性ホルモンが活発化しますから、皮脂の分泌を促してしまい、ニオイの元へダブルパンチとなってしまいます。

仕事でストレスを溜めやすく、食生活も偏りがちな男性は多いはずですから、髪の毛の匂いの為だけではなく、自分なりのストレス発散法を見つけてバランス良い食事を心がけ、適切な生活習慣を身につけましょう。

しっかりと睡眠をとることも大切ですよ。

髪の毛の匂いには、やはりシャンプー!

ここまではニオイの元となる頭皮に触れてきましたが、実際に髪の毛を良い匂いにする為のステップに移りましょう。

髪の毛の匂い=シャンプーの結びつきは否めません。

昔と比べても、男性用シャンプーのラインナップは女性用と同じくらい豊富になりました。

最近は男女の分け隔てがなく、女性用のシャンプーを使用する男性も多いですよね。

シャンプーの匂いは人それぞれ好みがありますから、お好みの物を使っていただいて構いません。

重要なのは、シャンプーの種類と髪の毛の洗い方です。

まずは、シャンプーの種類についてご説明します。

実はシャンプー自体が頭皮にとっては有害です。

これは、シャンプーに配合されている成分が理由です。

シャンプーの中には、硫酸系の界面活性剤が配合されている物があります。

これらは、皮脂を過剰に落としてしまう作用があるのです。

そうすると、頭皮は普通よりも多く皮脂を出そうとしてしまうのです。

男性用シャンプーによくある薬用シャンプーの中にも、硫酸系の界面活性剤が入っている商品がありますので、「薬用シャンプーを使っておけば問題ない!」と思っていた方も、成分表をチェックするようにしましょう。

男性は女性に比べてワックスなどの整髪料を使用する方が多いですから、頭皮の汚れに加えて整髪料の落としやすさも重要視しますよね。

その分汚れ落ちが強めのシャンプーを選びがちですが、これからは成分にも目を向けて選ぶようにしましょう。

髪の毛の匂いに重要な正しいシャンプー方法

では続いて、正しいシャンプーの仕方を知りましょう。

最初にお伝えしておきますが、男性でありがちなゴシゴシと力強く洗う方法は絶対にダメです!

洗いすぎも逆効果になります。

では、どのような洗い方が良いのでしょうか。

まずは予洗いをします。

シャンプーはつけずにお湯だけで髪の毛を洗うことです。

ここでもゴシゴシ洗いは厳禁です。

さっと流して終わりではなく、優しく髪の毛をお湯で揉むように洗いましょう。

美容師さんにやってもらっている場面を思い出してみてください。

その後にシャンプーを手に取りましょう。

ここでの注意点は、髪の毛につける前から泡立てておくことです。

髪の毛につけてから泡立てようとすると、ついつい力が入って頭皮を傷つけてしまいます。

初めの予洗いの時点で髪の毛自体の汚れはある程度落とせているので、優しく頭皮を揉み洗いするように意識しましょう。

シャンプーやコンディショナーが終われば、しっかりとすすぎ洗いすることが重要です。

きちんとすすげていないと、皮脂の原因となりニオイの元となります。

シャンプーやコンディショナーの良い匂いを残したい気持ちも分かりますが、ここはしっかりと洗い流しましょう。

そして最後に一番大切なのは、しっかり乾かすことです。

生乾きですと菌の繁殖やニオイの原因に繋がりますので、頭皮まできちんと乾かすことを意識してください。

せっかく綺麗にヘアケアしたのですから、洗髪がニオイの元とならないよう、正しいシャンプー方法を身につけましょう。

意外と多い髪の毛の匂いフェチ

風に乗って髪の毛からふわっと良い匂いがする、そんな女性が好きな男性は多いですよね。

しかし女性にとっても男性の髪の毛の匂いは重要です。

米国のある大学で、恋人選びに重視する条件をアンケートした際、「相手の匂いを重視する」と回答した人が一番多かったそうです。

「どれだけ見た目がタイプでも、その人の匂いを好きになれないと絶対に付き合えない!」と豪語する女性もいるほど、女性にとって男性の匂いは重要ポイントの一つと言えます。

プライベートシーンのみならず、ビジネスシーンにおいても言えることです。

男性にも女性にも、髪の毛の匂いフェチは意外と多いようで、専用のコミュニティが存在するほどです。

フェチ同士で好きなシャンプーの匂いを紹介しているサイトもあります。

とは言っても、男性の場合は女性のようにヘアコロンをふったり、甘い系のシャンプーの匂いが強すぎたりと、過度な匂いは逆効果となってしまいますので注意は必要です。

あまりに良い匂いを出しすぎてしまうと、自分より女子力が高いと判断されて女性が引いてしまったり、ビジネスシーンにふさわしくないと判断されてしまうこともありますので、清潔感を保つ程度の匂いを心がけましょう。

匂いで印象は変わる!髪の毛も例外ではない!

「第一印象は匂いで決まる」と言えるほど、人の印象には匂いが大きく作用します。

よく「女性は本能的に自分と異なる匂いを良い匂いと感じる」と聞きます。

これは「HLA遺伝子」という子孫繁栄に関わる遺伝子が関係していると、化学的に証明されています。

匂いが好きになれない=この人とは合わないと感じるのは、遺伝子レベルで判断しているのです。

髪の毛の匂いも体臭の内ですから、毎日のヘアケアを怠らないようにしましょう。

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