スクラブを使って足の臭いや毛穴の余分な皮脂を除去しよう!

2019.05.30

夏場であったり、通気性のよくない靴を履いていたりすると靴のなかが蒸れて「嫌な臭いがした」という経験のある方は多いかもしれませんね。

今回の記事では、足がクサくなる理由と、臭う元である古い角質や足の甲などにある毛穴に詰まった余分な皮脂をスクラブを使って落とす方法から、手作りのスクラブの材料などもお伝えします。

是非、気になる足の臭いを解消するための方法として参考にしてみてください。

足の甲などにある毛穴まで細かく洗ったのになぜか足がクサい!

靴を脱いだときに、ツンとくる嫌な臭いがするととても気になりますよね。

お座敷の飲食店や友人の家に招かれたときなど、靴を脱ぐ機会に足がクサいとなれば、臭いが気になるあまり存分に楽しめなくなってしまいます。

また、お風呂でしっかりと足の甲などにある毛穴まで洗ったような気になっていたとしても「まだ臭う」ということもありますよね。

しかし、どうして足は臭くなるのでしょうか。

足がクサくなる理由にはいくつかの原因がありますが、代表的なものとして「常在菌」が挙げられます。

足には人の体に生存する微生物の常在菌というものがいて、それらは病原性を示さず、どんな方の体にも存在しています。

この常在菌、汗や皮脂、古い角質や垢などの汚れを分解してくれますが、その際に臭いの元とされる物質が放出されます。

その物質はどんな臭いかというと、主に「いそ吉草酸」という納豆の臭いに近いものと「酢酸」というツンとする臭いです。

後程、スクラブを使って足を洗う方法をお伝えしますが、先に臭いの元となるものについてもう少し細かくお話しします。

肌には毛が生えてくる「毛穴」だけじゃない!汗がでる「汗腺」もある!

臭いの元となる理由の1つに「汗」によるものが考えられます。

足は、脇や背中など、その他のからだの部分に比べて汗をかきやすい箇所です。

その理由は、肌には毛が生えてくる毛穴以外にも、汗が出てくる線である「汗腺」というものが存在しています。

足にももちろん汗腺があり、足の汗腺の量は背中に比べると5倍から10倍、人によってはそれ以上だといいます。

ちなみに、足は1日で大体コップ1杯の汗をかくといいます。

そのことを考えると、先にお話しした常在菌のエサとなる汗がたくさんあるということですから、臭いの元がたくさん放出されてしまうのも納得できますね。

また、これ以外にも、古い角質が溜まっていることも臭いの原因として考えられます。

角質とは肌を守るための組織であり、一定の周期で新しく生まれ変わります。

しかし、新しく角質が生まれ変わったのにも関わらず、古くなった角質が肌に溜まったままになってしまうと、それも常在菌のエサとなり臭いの元を放ちます。

そこで、これらの臭いの元をきれいに除去するためにスクラブを使ってみませんか?

次項からは、スクラブについてお話しします。

スクラブは臭いの元である「古い角質」や「毛穴の余分な皮脂」を取り除く?

古い角質が溜まってしまうと、足の臭いの原因になることが分かったところで、スクラブを使った角質ケアについてお話しします。

スクラブは、細かい粒子などを使って物理的に古い角質を取り除くものです。

細かい粒子として使われているものは様々で、ポリマーなどの粒子をはじめ、砂糖・塩・重曹などもあります。

このなかでも足の古い角質の除去に役立つのは、ポリマー・砂糖・塩・重曹などです。

これらを使用することによって、足の臭いの原因であった角質や、足の甲などにある毛穴に詰まっていた皮脂などを取り除くことができるなどの効果が期待できるといいます。

また、古い角質が取り除かれることによって、肌のターンオーバーを正常に戻してくれる役割もあるとされています。

それでは、実際に一般的なスクラブの使い方をご説明しましょう。

スクラブで足を洗おう!

スクラブで足を洗い、足に溜まっている古い角質を除去しつつ、足の甲などにある毛穴に詰まった余分な皮脂もすっきり落としていきましょう。

●用意するもの

・フットスクラブ
・フットクリーム
・タオル

●やり方

1、両足が入るだけの洗面器などにお湯を入れます。

または、入浴するついでにケアされるのであれば、湯舟に湯をはりましょう。

どの場合もお湯の温度は40度くらいにしてください。

2、湯舟に浸かったり、足を洗面器のなかに入れたりしてから5分くらい温めます。

シャワーの場合は、シャワーのお湯を足に当ててください。

3、フットスクラブを適量手に取って、足の裏・かかと・指や爪の周囲などをこすります。

強くこすってしまうと肌を傷めてしまうこともありますので、どの部分もくるくると撫でまわしながら行うとよいでしょう。

4、シャワーでよくすすぎます。

足の裏はシワが多いところであるため、シワの間にスクラブが入り込みやすいので、流し残しのないようにしっかりとすすいでください。

5、足の水分をタオルですみずみまで拭き取ったら、フットクリームで保湿をして終わりです。

スクラブで足のケアを行う際に気を付けたいことは、ふやけた足に行わないことです。

足がふやけた状態でスクラブを使ってしまうと、必要以上に角質を取り除いてしまうこともあり、肌にダメージを与えてしまう可能性もあります。

スクラブを手作りしよう!バニラとシナモンの香り

先程、「足に使うとよいスクラブは、塩・砂糖・重曹・ポリマー」だとお話ししましたが、スクラブは自分で手作りすることもできます。

今回は、キビ糖を使ったスクラブオイルの材料をお伝えしますので、足の古い角質や足の甲などにある毛穴の余分な皮脂なども落とすのに使ってみてください。

●バニラとシナモンのスクラブ

・キビ糖 150g
・バニラエッセンス 1滴
・シナモンパウダー 1振り程度
・オリーブオイル 100ml
・300mlの瓶

それぞれの材料を瓶のなかに入れ、スプーンなどで軽く混ぜます。

ふわっとバニラとシナモンの甘いいい香りに癒されながら、足の角質ケアをすることができます。

今回のレシピでは砂糖を使ったものをご紹介していますが、砂糖のスクラブは敏感肌の方も使いやすいといいます。

一方で「肌をきゅっと引き締めたい」という方は塩のスクラブがお勧めで、その場合はミネラルを多く含む天然塩をセレクトするとよいでしょう。

なお、砂糖・塩どちらを使ったとしても、粒子が大きいものを選んでしまうと、使いにくい上に肌を傷めてしまうこともあるといいます。

また、今回の材料で、バニラエッセンスとシナモンを使用しているように、スクラブにはオイルと粒子となる塩や砂糖以外にも、スパイスやハーブ、フルーツなども入れることができます。

ちなみに、シナモンは毛細血管の修復に効果が期待できるともされています。

「肌によい効果が期待できる」といわれている材料をお好みで組み合わせ、自分だけのオリジナルスクラブを作ってみてはいかがでしょうか。

スクラブを使っても臭うのなら…原因は爪の間の汚れかも!

これまでスクラブを使って、臭いの元となる足の古い角質や、足の甲などにある毛穴に詰まった余分な皮脂を除去するというお話と、手作りのスクラブの材料などもお話ししました。

しかし、それらを試しても足の臭いがなかなか解消されないのであれば、爪の間に溜まった垢をうたがってみるとよいでしょう。

爪の間は、汗や古い角質が意外にも多く溜まっています。

そのまま放置していればそこから強烈な臭いがすることもあるので、しっかりと爪の間のケアも行いましょう。

爪の間のケアとして使われるのが爪ブラシですが「わざわざ買いに行くのも…」というのであれば、使い終わった歯ブラシでも代用できます。

使い方はいたってシンプルで、歯ブラシのブラシ部分を爪の間に入り込ませてこするだけです。

爪の間を洗う習慣を身に付けることで、気になっていた足の臭いがきれいさっぱりなくなるかもしれません。

足の臭い対策にスクラブを使おう!

今回は、足の臭いにできる対処としてスクラブを使い、足の臭いの元となっている古い角質や汗、足の甲などにある毛穴に詰まった余分な皮脂を取り除くことをお伝えしました。

それと一緒に、バニラとシナモンの甘い香りのするスクラブの材料もお伝えしたので「市販されていない物を使いたい!」という方はリラックススクラブを自作してみてください。

スクラブで足を洗っても臭いが改善されないというときは、爪の間の汚れを一度チェックし、汚れていればブラシなどで清潔にしましょう。

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