口臭を消すにはどうしたらいい?正しい歯磨きと口臭予防対策

歯磨き 2020.06.17
1日2回~3回歯磨きをしっかりしていても、口臭が気になった経験ありませんか? 口臭は他人に不快な思いをさせてしまい、さらには人の印象をも変えてしまう厄介なものです。 嫌な口臭を消すためにはいったいどうしたらいいのか、改めて正しい歯磨き方法と口臭予防対策について考えていきましょう。

口臭を確認する方法

毎日欠かさず歯磨きしていても、自分の口臭が気になったことが誰でも一度はあるのではないでしょうか。

人から指摘されることはなかなかないですし、自分の口臭がどの程度なのか確認する術を知っておきたいですよね。

簡単なのは「袋」を使う方法です。

ビニール袋などに息を吐いて、その臭いを嗅いでみてください。

それで自分の口臭の度合いを知ることができますよ。

正しく知るには、かかりつけの歯医者さんに相談してみましょう。

歯医者さんでは、口臭がしているかどうか確認してもらうことができます。

もしかしたら口臭の原因が虫歯の可能性もありますから、歯の専門家である歯医者さんに診てもらうことで虫歯予防対策にもなります。

口臭を消すためには原因を突き止めることが大切です。

次項では、口臭の原因についてみていきましょう。

口臭の原因とは?

自分なりに歯磨きをきちんとしているつもりでも、口臭がしてしまうことがあります。

口臭がする原因はいくつかあります。

●唾液の減少

緊張しているときや就寝中などは、お口の中を洗浄する作用がある唾液の分泌が減少してしまいます。

唾液が減少するとお口の中は乾燥し、細菌が増殖してしまう原因になります。

その細菌の増殖が、口臭の原因になってしまいます。

●正しく歯磨きができていない

正しく歯磨きができていないと、食べかすがそのままお口の中に残ってしまいます。

その食べかすに含まれているたんぱく質が細菌に分解・発酵をされることで、ガスが排出されます。

このガスは、卵が腐敗したような臭いの「硫化水素」、玉ねぎが腐敗したような臭いの「メチルメルカプタン」、キャベツが腐敗したような臭いの「ジメチルサルファイド」です。

●舌苔

舌苔とは舌の上に付着している、白い苔のようなものです。

舌苔には、口臭の原因になる細菌やたんぱく質が多く含まれています。

口臭を消すためには、この舌苔のお手入れも必要になります。

口臭改善!唾液の分泌を促そう

前述しましたように、口臭の原因のひとつに唾液の減少があります。

口臭を防ぐためには、唾液の分泌を促しましょう。

例えば、緊張しているときはお口の中がカラカラになりますよね。

このような場合は、水などの水分をとってお口の中を潤しましょう。

また、口臭予防には、消臭効果があるといわれているカテキンが含まれている緑茶もおすすめです

他には、唾液の分泌を促すシュガーレスガムや飴などを活用するのもおすすめですすよ。

就寝中は日中よりも唾液の分泌が減少しがちで、寝起きに口臭がすることが多いです。

そのため、唾液の分泌を促すために就寝前に水分をとっておくといいでしょう。

また、起床時はお口の中の細菌がとても多くなりますから、起きたらうがいや歯磨きすると口臭予防対策になります。

口臭を消すためには、正しい歯磨きも大切です。

次項でみていきましょう。

口臭を消すためには正しい歯磨きをしよう

口臭を消すためには正しい歯磨きが必要です。

自分なりにきちんと磨いているつもりでも、どうしても磨き方にクセが付いているので、すみずみまでしっかりと磨けていないことが多々あるのです。

ここで改めて、正しい歯磨き方法について学んでおきましょう。

まず、食べかすなどの汚れは、「歯と歯の間」「歯と歯茎の間」「奥歯の噛み合わせ部分」にたまりやすい傾向があります。

この3か所をより意識して、歯磨きをするようにしましょう。

また、歯並びによって段差が生じたりしている部分も、丁寧なブラッシングが必要です。

歯ブラシは強く押し付けず、優しくブラッシングしましょう。

ブラッシングの順番を決め、歯1~2本ずつを丁寧に磨き進めていきます。

歯の表面は歯ブラシを90度、歯と歯茎の間を磨く際には歯ブラシを45度の角度で当てて磨きます。

磨きにくい奥歯は、歯ブラシの先端を上手に使って丁寧に磨きましょう。

歯ブラシは普通の歯ブラシでも電動歯ブラシでも、自分に合っていると思う方を使いましょう。

さらに、歯磨きの際には歯間ブラシやデンタルフロスで、歯ブラシでは届かない溝の掃除を1日1回はすることをおすすめします。

食べかすなどの磨き残しは口臭の原因になりますから、面倒でも毎日行うようにしましょう。

歯磨きの際は舌磨きもして口臭を消す!

正しく歯磨きしていても、舌苔が多く残ったままでは口臭を消すことができません。

一説によると、口臭の原因の半分以上が舌苔であるともいわれているのです。

そのため、口臭を消すためには、歯磨きと同時に舌苔もお手入れしましょう。

舌苔をお手入れする際は、舌専用の道具を使うことをおすすめします。

舌磨きの際は、舌磨きの道具を舌の上で往復させるのではなく、奥から手前に向かって動かすようにします。

回数は1~3回ほどを目安にしましょう。

舌はとても繊細なので、舌苔のお手入れは多くても1日1回までにします。

また、強くこすりとることもNGです。

昨今では、舌苔ケアのためのタブレットなどが市販されていますので、そのようなものを併用してもいいでしょう。

口臭を消す効果に期待!?口臭予防歯磨き剤

口臭予防には唾液の分泌を促したり、しっかりとした歯磨きや舌苔のお手入れが必要です。

それに加え、口臭を消す効果に期待ができる、口臭予防を謳っている歯磨き剤を使用してみるのもいいでしょう。

そこで、いくつか歯磨き剤をご紹介いたします。

◇デンティス:チューブタイプ 100g

・参考価格:1,320円(税込)

こちらの歯磨き剤に配合されている9種類の植物エキスがお口の中を潤し、長時間口臭を予防する効果が期待できます。

同じシリーズでデンタルリンスも展開がありますので、併せて使用するといいでしょう。

◇デンティス:オーラルリンス 450ml

・参考価格:1,650円(税込)

次はこちらの歯磨き剤です。

◇日本歯科総合研究所:IKIREI 2本セット

・参考価格:6,600円(税込)

口臭の根本的な原因に作用するといわれている、二酸化塩素が主成分の歯磨き剤です。

多くのクリニックでも導入されてきているようです。

価格が高いことがネックですが、初回は60%オフになるなどのキャンペーンがある場合もありますので、そのような機会を活用してみるといいでしょう。

◇ライオン株式会社:NONIO ハミガキ

こちらはドラッグストアなどで市販されている歯磨き剤です。

こちらの歯磨き剤に含まれている洗浄成分は、口臭の原因になる菌の塊を分散します。

また、殺菌成分も含まれていて、口臭の原因になる細菌を殺菌する効果も期待できます。

清涼感もあるので、お口の中がすっきりしますよ。

正しい歯磨きと口臭予防対策で口臭とサヨナラしよう

自分なりにしっかりと歯磨きしているつもりでも、なぜか口臭がしてしまうことがあります。

お話ししましたように、口臭がする原因はひとつではありません。

口臭の原因を知り、それに合った対策を講じましょう。

正しい歯磨きと口臭予防対策で、他人も不快にさせてしまう口臭とサヨナラしませんか。

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