口臭・虫歯対策に電動歯ブラシ!人気メーカーまとめてご紹介
電動歯ブラシ 2020.05.22電動歯ブラシの種類
電動歯ブラシはヘッド部分が自動で動くので、手磨きよりも腕が疲れず、しっかりと歯磨きすることができます。
その電動歯ブラシですが、大きく分けて3種類あります。
◆高速振動歯ブラシ
ヘッド部分が高速で細かく振動し、汚れや歯垢を除去します。
安価な商品が多い反面、使用方法によっては歯や歯茎を傷つけてしまうこともありますので注意が必要です。
また、しっかりと歯にブラシが当たっていないと、磨き残しをしてしまうことがあります。
◆音波歯ブラシ
音波振動で高速の水流を作り出し、汚れや歯垢を除去します。
高速振動歯ブラシよりも振動数が多いことが特徴です。
細かく振動するので、歯や歯茎へのダメージを比較的抑えることができます。
手磨きのように歯ブラシを動かすとかえってうまく磨けないことがありますので、歯ブラシを動かす必要はありません。
◆超音波歯ブラシ
音波歯ブラシよりもさらに細かく振動するのが、超音波ブラシです。
ブラシの先に超音波が発生し、歯垢を破壊するのが特徴です。
その歯垢を除去するためには、手磨きのように歯ブラシを動かす必要があります。
これら3種類のうち、人気なのは高速振動歯ブラシと音波ブラシです。
電動歯ブラシの選び方のポイント
上記以外にも、電動歯ブラシを選ぶ際のポイントがあります。
まずは、電源方式についてです。
電動歯ブラシを基本的に自宅でのみ使用する場合は、充電式のものが人気です。
反対に、電動歯ブラシを持ち歩く機会が多いのであれば電池式がおすすめですよ。
ブラシの大きさも、電動歯ブラシを選ぶ際の大切なポイントです。
各メーカーで、それぞれブラシの大きさには差があります。
あまり大きなブラシだと奥歯の側面などが磨きにくいことがあるので、お口の大きさに合わせて選ぶようにしましょう。
また、電動歯ブラシには重さが結構あるモデルもありますので、数分磨いていても腕が疲れないように、女性や子供には軽めのものが人気のようです。
電動歯ブラシのヘッド部分は交換が可能ですが、一般的に2~3か月くらいが交換の目安です。
ヘッド部分の側面を見て、ブラシが明らかに広がっているならば新しいものに交換しましょう。
電動歯ブラシ本体を買ったら終わりではありませんから、ヘッド部分の価格をあらかじめチェックしておき、今後かかるランニングコストを計算しておくことをおすすめします。
人気メーカー「BRAUN」の電動歯ブラシ
電動歯ブラシを販売しているメーカーはいくつかありますが、まずは人気メーカー「BRAUN(ブラウン)」のモデルをご紹介していきます。
ブラウンは、電動シェーバーなども販売しているドイツのメーカーです。
ブラウンの電動歯ブラシのシリーズ「オーラルB」を、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
オーラルBの集大成ともいえる最上位モデルは、高機能でおすすめです。
●ジーニアスX チタニウムグレー スーパープレミアムAI
・参考価格:34,800円(税込)
こちらの電動歯ブラシには人工知能が搭載されています。
電動歯ブラシとアプリが連動し、歯ブラシの動かし方や持ち方、磨く速度などから、どのあたりを磨いたかがスマホに表示されます。
アプリをチェックしながら磨くことで、磨き残しがなくなります。
また、ブラシを強く当てると押し付け防止センサーが作動し、自動的に優しい振動に切り替わる機能もあります。
さらに、ブラシは「やわらか極細毛ブラシ」と「マルチアクションブラシ」の2種類が付属されています。
やわらか極細毛ブラシは0.01mmの毛が歯と歯茎の間にまで入り込んで、歯垢を除去します。
マルチアクションブラシは16度に傾いていることで、やはり歯と歯茎の間の歯垢をしっかりと除去します。
音波水流が特徴「Philips」の電動歯ブラシ
次に、「Philips(フィリップス)」の電動歯ブラシのご紹介です。
フィリップスの「ソニッケアー」も、人気のモデルです。
●ソニッケアー エキスパートクリーン
・参考価格:24,670円(税込)
高速振動が歯垢を浮かせて払い落します。
そして、音波水流(唾液の流れ)が発生し、お口の中の汚れを除去します。
また、こちらの電動歯ブラシにも押し付け防止センサーが付いているので、強く磨きすぎてしまうこともありません。
さらに、電動歯ブラシのハンドル部分とアプリが連動し、どのようにブラッシングしているかが記録されます。
その記録をもとに、今後の歯磨き改善点についてお知らせしてくれる機能があります。
充電式で、一度充電すると、1日2回歯磨きすると仮定して約2週間続けて使用することができます。
歯ブラシの交換時期を見逃してしまうことがありますが、こちらは適切な交換のタイミングでライトが点灯するので分かりやすいですよ。
日本の人気メーカー「Panasonic」の持ち運び可能な電動歯ブラシ
日本の人気家電メーカー「Panasonic(パナソニック)」からは、持ち運びができる電動歯ブラシが展開されています。
●音波振動ハブラシ ポケットドルツ EW-DS42
・参考価格:4,378円(税込)
ポーチに入る大きさの電動歯ブラシなので、持ち運びに便利です。
ブラシは極細毛なので、歯と歯茎の間の歯周ポケットにもしっかりと入り込みます。
さらに、ブラシの背面には舌ブラシが付いているので、舌のケアをすることもできますよ。
電池式なので、充電の手間もなく手軽に使用することができます。
もちろん、自宅で使用するような充電式のモデルもあります。
●音波振動ハブラシ(電動歯ブラシ)ドルツ EW-DP53
・参考価格:34,980円(税込)
横方向に細かく振動し、タタキ磨きの機能もあるので、歯と歯茎の間の汚れをしっかりと除去します。
付属のステインオフブラシは、歯に密着することで着色汚れを除去する効果が期待できます。
また、2週間に1度、付属のステインオフアタッチメントとステインクリーンペーストで集中ケアすることで、さらなる効果が期待できるでしょう。
他にも、マルチフィットブラシやポイント磨きブラシなど、目的別でヘッドを変えることができるモデルです。
簡単操作・コンパクトサイズが人気の秘密!?「OMRON」の電動歯ブラシ
最後にご紹介するのは、「OMRON(オムロン)」の電動歯ブラシです。
オムロンも、日本の電気機器メーカーです。
●音波式電動歯ブラシ HT-B303
・参考価格:3,278円(税込)
オムロンのこちらの電動歯ブラシは、重さが約46g、長さが195mmとコンパクトなつくりです。
重たいと歯磨きしている間持ち続けるのは大変ですから、女性や子供にはこのようにコンパクトな電動歯ブラシが人気です。
縦にも横にも振動するので、歯垢をしっかりと除去する効果が期待できます。
歯磨き時間ナビタイマーが付いているので、磨きすぎてしまうこともありません。
また、オートパワーオフ機能も付いているので、電源を消し忘れても無駄に電力を消耗することもありませんよ。
カラーは、ホワイトかピンクから選ぶことができます。
自分に合う電動歯ブラシを見つけよう
各メーカーではいくつかモデル展開されていて、どれを選んでいいか迷うことが多いです。
それぞれに優れている点がありますから、どのような点を優先するか考えて、自分に合う電動歯ブラシを見つけましょう。
ただし、電動歯ブラシで磨いても磨き残しをしてしまうことがありますので、お口の中すみずみまで磨くことを意識しながら歯磨きしましょう。