歯ブラシの選び方~歯磨きは子どもの頃から習慣づけよう~

歯ブラシ 2020.01.02
いくつになっても健康に過ごすために必要な「歯」。 歯を守るには、子どもの頃からの歯磨きの習慣づけが何よりも大切です。 今回は、歯磨きを習慣づけるコツや、子ども用歯ブラシの選び方をご紹介していきます。 子どもに歯磨きを習慣づけて、歯の健康を守りましょう。

子どもに歯磨きを行う際のコツ

まずは、子どもに歯磨きを行う際のコツをご紹介いたします。

歯ブラシの選び方については後述していますので、ぜひ参考にしてみてください。

○雰囲気

歯磨きを嫌がる子どもは多くいます。

そのため、歯磨きは楽しいものだと感じてもらえるような雰囲気づくりが必要です。

例えば、子どもが声を出しているときに手を口に当てて音の響きを楽しむなど、子どもと一緒に遊んでみましょう。

○無理をしない

小さな子どもは特に歯磨きを嫌がることが多いですから、無理に行うことは避けましょう。

基本的に歯磨きは朝と寝る前の2回行うことが望ましいですが、機嫌や体調が悪いときは神経質にならず、お休みしましょう。

○体勢

歯磨きを行う際、年齢によって体勢を変えるようにしましょう。

・0~1歳:授乳時のように抱っこをし、子どもの手を自分の脇に挟み歯磨きをします。

・1~3歳:正座して少し膝を開き、その上に子どもの頭をのせて歯磨きをします。

・3歳以上:基本的には「1~3歳」までの方法と同じでいいですが、嫌がる場合は椅子に座らせ、子どもの頭を手で支えつつ後ろから歯磨きをします。

歯磨きを習慣づけるにはどうしたらいい?

まだまだ小さなうちは、歯磨きを嫌がる子どもはたくさんいます。

しかし、将来少しでも歯を残すためには歯磨きは欠かせません。

歯磨きを習慣づけるには、0歳のうちから始めることが望ましいです。

口の中に歯ブラシが入ることに慣れるために、早いことに越したことはありません。

嫌がる子どもには、毎日の歯磨きが楽しくなるように、無料配信している歯磨き動画を見せながら行ってみましょう。

アニメのキャラクターと一緒に磨いている気分になり、嫌だった歯磨きが楽しい時間に変わることでしょう。

歯磨きを題材にしている絵本やDVDなどもありますので、そのようなものを活用してみてもいいかもしれません。

他には、歯磨きができたらごほうびにシールを貼っていくという方法もおすすめです。

子どもはシールが好きですから、それだけで毎日の歯磨きを嫌がらずにしてしてくれるようになるかもしれません。

また、歯ブラシの選び方も肝心です。

子どもに合った歯ブラシでなければ、歯磨きを嫌がってしまうこともあるのです。

そこで、次項では子ども用歯ブラシの選び方のポイントについてご紹介していきます。

子ども用歯ブラシの選び方

子ども用歯ブラシを選ぶときは年齢に合わせて探すことが望ましいため、年齢別で歯ブラシの選び方をご紹介していきます。

○0~2歳

0歳~2歳のうちは、なんといっても歯ブラシに慣れてもらうことが大切です。

そのため、子どもが握りやすいものを選ぶようにします。

ハンドル部分ができるだけ太い歯ブラシを選ぶようにしましょう。

また、子どもは想定外の動きをすることがあるので、万が一を考えて、歯ブラシのネック部分がしなやかに曲がるものが理想的です。

さらに、ブラシの硬さはできるだけやわらかいものを選ぶことをおすすめします。

○3~5歳

このころには乳歯がだいたい生えそろうので、しっかりと磨ける歯ブラシを選びましょう。

ハンドル部分は0~2歳と同様に握りやすいもの、ネック部分もやはりしなやかに曲がるものがいいでしょう。

歯ブラシの硬さは、しっかり磨けるように普通のものがおすすめです。

磨き方のコツと歯磨き粉の選び方

子どもの歯を磨くには、少々コツがあります。

ただやみくもに磨いているだけでは、しっかりと磨けていないこともあります。

そこで、歯の磨き方のコツをご紹介いたします。

○磨く順番

子どもの歯を磨く際は、順番に気をつかいましょう。

子どもは、上の前歯を磨くと痛がることがあるので、奥歯から磨くようにします。

○歯ブラシの当て方

歯ブラシは、歯の面にしっかりと当てます。

○磨き方

歯茎を傷付けないように、力を込めずに優しく磨くようにします。

奥歯や前歯は歯垢がたまりやすい部分です。

それらの部分は、歯垢をかき出すようにより意識して磨きます。

上の前歯は上唇小帯に歯ブラシが当たって痛がることがあるので、上唇小帯を指で押さえながら磨いてあげましょう。

○歯磨き粉

歯磨き粉の選び方に悩まれる方も多いかもしれませんが、まだ小さなうちは「ジェルタイプ」のものがおすすめです。

飲み込んでしまうのが心配であれば、食品用原料のみにこだわって作られているが歯磨き粉もありますので、そのようなものを検討してみてもいいでしょう。

しっかりとうがいができるようになったら、「ペーストタイプ」のものにしましょう。

0~1歳くらいであれば、無理に歯磨き粉を使用する必要はありません。

歯ブラシの選び方で歯磨きに対するテンションが変わるかも!?

歯ブラシの選び方次第では、子どもの歯磨きに対するテンションに変化が訪れるかもしれません。

そこで、ここからはおすすめの歯ブラシをご紹介していきます。

●BRAUN(ブラウン):すみずみクリーンキッズ

取扱店:ブラウン オーラルB公式楽天市場店

参考価格:3,278円(税込)

子どもに大人気のキャラクターがモチーフになってる電動歯ブラシです。

ウェブコンテンツと連動しているので、子どもには長いと感じてしまいそうな2分間の歯磨き時間も、楽しみながらできるアイテムです。

歯磨き時間が楽しくなることで、子どもの歯磨きに対するテンションは上がるのではないでしょうか。

ブラシは柔らかく、子ども自身が磨きやすい設計がされています。

また、替えブラシも販売されているので、長く使用できるでしょう。

子ども自身が使用するのも、仕上げ磨きとして使用するのも、どちらもおすすめの歯ブラシです。

子どもに選ばせると喜ぶ!カラフルカラーの歯ブラシ

子どもは歯ブラシを噛んでしまって、すぐダメにしてしまうことも多いです。

そのことを考えると、コスパがいい歯ブラシがおすすめです。

●歯科医院用歯ブラシ

取扱店:ハブラシ専門店 HI’S(ハイズ) 楽天市場店

参考価格:1,298円(税込)

オレンジ、ブルー、イエロー、グリーン、レッドの5色のカラフルカラー歯ブラシが20本セットの商品です。

1本あたり約65円なので、コスパがとてもいいです。

歯ブラシは消耗品ですから、コスパがいいことは大切な点でしょう。

また、歯ブラシを替えるときにカラーを子供に選ばせると喜ぶのではないでしょうか。

個包装なので、衛生面でも安心ですね。

歯ブラシの選び方は人それぞれですが、子どもが喜びそうなアイテムを選ぶと、自らすすんで楽しく歯磨きをするようになることも期待できます。

子どもが毎日楽しく歯磨きできるように工夫しよう

いつまでも健康な歯を保つためには、子どものうちから歯磨きの習慣づけが大切です。

小さなうちから歯ブラシに慣れさせ、毎日楽しく歯磨きできるよう工夫してみましょう。

ここではご紹介しきれませんでしたが、子どもが喜びそうなデザインの歯ブラシもたくさんあります。

歯磨き時間が楽しくなるように、子どもが好きそうな歯ブラシをぜひ選んでみてくださいね。

コンプレックスなく明るい未来を。株式会社ソーシャルテック

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