【歯ブラシ収納】キッチンに置く違和感を少しでもなくしたい
歯ブラシ 2019.12.13キッチンに歯ブラシを置くこともある
歯ブラシは洗面所に収納することが多いですが、キッチンに置きたい場合もあるでしょう。
例えば下記のような場合には、洗面所以外で歯磨きをしたほうが楽だと言えます。
・間取りの事情(主に2階で生活していて、キッチンが2階、洗面所が1階にある等)
・キッチンのほうが居心地がいい
・子供の仕上げ磨きをリビングやキッチンで行う
ただし、洗面所がない、もしくは遠いなどの事情がない限り、キッチンは歯ブラシを置く場所として適しているとは言えないでしょう。
特に、料理をして家族に食べてもらうことがあるなら、キッチンで歯磨きをすることはおすすめできません。
料理をしていて、油や調味料が歯ブラシに付着するおそれがありますし、キッチンで歯磨きをしていて、料理や食材に歯磨き粉と唾液が飛び散ることがあるかもしれません。
一人暮らしなら、歯ブラシを清潔に保てれば問題はありませんが、来客時に手料理をふるまうときには歯ブラシが見えないようにしておくのがおすすめです。
キッチンは歯ブラシ収納場所としてベストではない
キッチンで歯磨きをすることをおすすめできない理由として、
・歯ブラシが汚れるかもしれない
・歯磨き中、歯磨き粉や唾液が周囲に飛び散る
ということを挙げさせていただきました。
他にも、「鏡を見ずに歯磨きが終わりがち」「インテリアの統一感がなくなり生活感が強調される」等のデメリットもあります。
子育て中であれば、「洗面所以外のところで歯磨きしてもいいと子供が思う」という点も、デメリットと言えるでしょう。
子供があちこちで歯磨きをすると飛び散り汚れの掃除が大変です。
とは言えケースバイケースで、キッチンが歯磨きの収納場所としてベストな場合もあります。
歯磨きで使うコップを食器用洗剤でこまめに洗えるというメリットもあります。
そこで、キッチンに歯ブラシを収納する方法について考えていきます。
まずは歯ブラシを衛生的に収納するために注意したいことからご説明します。
歯ブラシ収納のポイント・清潔に保つ!
歯ブラシを清潔に保つためには、そのへんにポイッと置いておくわけにはいきませんよね。
水洗いだけで毎日使っているコップの中に立てて置いたり、ヘッドとネック部分だけがテーブルに触れないように無造作にテーブルの上に置いたりするのもNGです。
濡れた状態の歯ブラシを棚の中にしまったり、収納棚の扉の裏に吊るしたりするのもおすすめできません。
歯ブラシを清潔な状態で収納したいなら、使用後によく洗った歯ブラシの水気をハンカチ等で拭き取り、乾燥させてから片付けるといいでしょう。
毎回拭き取るのが面倒なら、水気をよく切って、湿度が低めで換気できるところに干しておくと衛生的です。
コップの中に立てて収納すると、中に水が溜まって、ぬめりやカビの原因になります。
また、テーブルの上に置くと何かのはずみで下に落ちてしまうことがありますし見栄えも悪いです。
キッチンの汚れにくい場所に、歯ブラシスタンドや歯ブラシホルダーを置いて収納しましょう。
歯ブラシの置き場も清潔に保つことが大切です。
狭いキッチンなら吊るす収納もおすすめ
キッチンのシンク近くに歯ブラシを吊るして収納することで、歯ブラシから滴る水滴を、シンクにそのまま流すことができるでしょう。
置く収納よりも吊るす収納のほうがスペースをとらず、狭いキッチンには特におすすめの方法です。
歯ブラシの収納には「清潔に保てること」が第一条件と書きましたが、「吊るす収納」なら乾燥させやすいですよね。
ただし、吊るすためには、ホルダーの一部が必ず歯ブラシのどこかに触れますので、季節によってはホルダーもこまめに洗うことが必要です。
吸盤を取り付ける位置は、お皿や食材を洗うことが多いなら、そこから離して付けたほうがいいでしょう。
シンクの掃除や生ごみの処理などをする場所の近くには歯ブラシを置かないようにしてください。
一方、料理をあまりしないなら、蛇口に近い取りやすい位置に吸盤を付けたほうがいいでしょう。
低い位置に付けたほうが目立ちにくいです。
また、「水が溜まりにくい歯ブラシスタンド」に収納するのもおすすめです。
フレームだけでつくられたものは、コップのように水が溜まることがなく衛生的です。
キッチンに歯ブラシ収納コーナーを作るアイディア
キッチンでの歯ブラシ収納を考えたときに、「清潔」ということも重要ですが、見た目をどうにかしたいと考えることもあると思います。
キッチンに歯ブラシがあるとどうしても違和感を感じさせてしまうものですが、棚の中等に隠す収納は、歯ブラシが濡れていると衛生的とは言えません。
そこで、キッチンに歯ブラシを置くアイディアをいくつか考えてみましたので、参考にしてください。
●目立たないところに置く
リビングや廊下等から死角になる場所に置くのもおすすめです。
例えば、冷蔵庫の側面や棚の側面で、なるべく人目に付かない位置に歯ブラシ収納コーナーを作ってみてはいかがでしょうか。
冷蔵庫に強力なマグネットで貼れる収納ケースがあるので、歯ブラシホルダーとしても使えるでしょう。
棚の横なら、吸盤やビスで収納グッズを取り付けることができます。
この場合は、歯ブラシから滴る雫を受け止められる収納グッズを選ぶようにしましょう。
歯ブラシのネックだけを支える「吊るす収納」にすると、床に水滴が落ちてしまい不衛生ですよね。
●インテリアと合った色・テイストの収納グッズを選ぶ
キッチンで使われている色やインテリアテイストと合わせて歯ブラシ収納を選ぶと、歯ブラシもキッチンインテリアに溶け込んでくれます。
白を基調としているなら、歯ブラシやコップ、歯ブラシスタンド等も白で統一してみましょう。
シンクがシルバーならシルバーの収納グッズを選び、歯ブラシのグリップがクリアなものを選ぶと統一感が生まれます。
例えば、下村企販の歯ブラシ立て(超スリム ステンレス シルバー)は、シルバーのワイヤーをコイルのようにくるくると巻き、その中に歯ブラシが立てられるようになっているアイテムです。
清潔感があっておしゃれなので、キッチンでも洗面所でも使いやすいでしょう。
もちろんこの商品の他にもシルバーの歯ブラシスタンドはあるので、デザインや口コミ等を参考にして選ぶことをおすすめします。
ステンレス製でシルバーのコップを使うと、さらに統一感が生まれるでしょう。
キッチンでの歯ブラシ収納のアイディア
●陶器の小さな歯ブラシスタンドで収納
無印商品等で販売されている、丸っこい歯ブラシ立てをご存知の人も多いのではないでしょうか。
小さな小石のようなデザインで中央に穴が開いていて、そこに歯ブラシを立てて使います。
かわいらしい雰囲気で大人気の商品ですのでキッチンにも置いておくと便利でしょう。
●キャスター付きのワゴンに収納
キッチンの狭い場所でも使いやすい、小さめのワゴンが販売されています。
食材のストックや布巾等を収納することが多いですが、歯ブラシの収納コーナーを作ってもいいかもしれません。
その場合は、食べ物や飲み物とは離しておくか、同じワゴンには置かないほうがいいでしょう。
布巾やハンカチ、爪切り・綿棒・絆創膏等を入れたポーチ、小さなおしゃれ雑貨等をワゴンに置くと「食べ物ワゴンではありません」という雰囲気になるのでおすすめです。
●カゴに収納
小さなカゴの中に布を敷いて、歯ブラシを収納するのもいいでしょう。
その上からも布を被せれば隠す収納になります。
カゴは通気性がいいですが、季節によっては不衛生です。
この方法を選ぶなら、
・布はこまめに洗濯
・歯ブラシは水気をよく切る(拭き取る)
・料理や洗い物をする場所から離れたところにカゴを置く
等、衛生的に保つ工夫が必要です。
洗えるタイプのカゴもあります。
歯ブラシは清潔に保とう
キッチンは料理する場所というイメージが強いので、無造作に歯ブラシを置くとだらしない印象にも見えてしまいます。
しかし、なるべく目立たないように収納したり、インテリアと合うように収納したりすることで違和感を減らすことができます。
歯ブラシの収納方法として大切なのは「清潔に保つ」ということ。
それを優先的に考えて、収納グッズを選んでください。