歯ブラシケースと歯ブラシから嫌な臭いがする!その原因とは

歯ブラシケース 2019.01.23

学校や職場、または外出先などで歯磨きをするために、歯ブラシを歯ブラシケースに入れて保管したり、持ち歩いている方は多いでしょう。

しかし、使用していくうちに、だんだんと「嫌な臭い」がするようになることも少なくありません。

歯ブラシケースに入れている歯ブラシを清潔に保ちつつ使用するための方法や、対策などをお伝えしていきます。

歯ブラシケースの嫌な臭い!その理由は何?

「歯ブラシケースに入れた歯ブラシから嫌な臭いがして気になっている」という方は、意外と多いといいます。

嫌な臭いがする歯ブラシで口腔ケアを行うと考えますと、なんだか気持ちが滅入ってしまいますね。

まず、どうして歯ブラシからあの嫌な臭いがするのか、その理由からお話ししましょう。

歯ブラシを歯ブラシケースに入れて収納するとき、軽く水を切ってからしまっているという方もいることでしょう。

しかし、この方法だと、歯ブラシから完全に水分が取られておらず、半乾きになっている可能性が高いです。

そのまま歯ブラシケースに収納してしまうと、歯ブラシケースのなかの湿気によってカビや細菌が増殖し、嫌な臭いを発生させてしまいます。

また、歯磨きをしたあとは「お口のなかの臭いも汚れも綺麗になっている」と考える方も多いでしょう。

実は、3週間程度使用した歯ブラシには、およそ100万以上もの細菌が付着しているとされており、例えるならば「トイレに溜まった水以上のレベル」だともいわれています。

今使っている歯ブラシケースのなかにある歯ブラシから嫌な臭いがするのであれば、ひとつひとつ改善していきましょう。

臭いのする歯ブラシケースや歯ブラシを除菌しよう

歯ブラシケースや歯ブラシに臭いがついてしまったとしても、しっかり除菌すれば改善されることもあります。

そのため、臭いを改善させるためにも、やはり除菌が重要となります。

いくつか歯ブラシの除菌方法をご紹介していきます。

【重曹水】

重曹は、台所などのしつこい油汚れを取ってくれたりと万能ですが、歯ブラシについてしまった臭いを取るのにも有効です。

方法は、コップ1杯の水に対して小さじ1程度の重曹を加え歯ブラシをつけておくだけなので、とても簡単です。

歯ブラシはお口のなかに入れるものなので、重曹を使って除菌をする場合は、掃除用ではなく食用の重曹を使うようにしましょう。

【ミルトン】

哺乳瓶用の消毒液に「ミルトン」という商品がありますが、歯ブラシの除菌にはミルトンも有効です。

哺乳瓶をつけるのと同様の分量で水と混ぜ、そのなかに歯ブラシをつけておくだけです。

【イータック】

歯ブラシを除菌するのには、持続性の防菌効果が期待できる「イータック」という成分が配合された除菌スプレーもおすすめです。

歯磨きが終わったあと、除菌したい歯ブラシや歯ブラシケースにふきかけると、歯ブラシの細菌が増殖しようとするのを押さえてくれる効果が期待できます。

また、歯ブラシケースも定期的にお掃除したり、歯ブラシの交換時期と一緒にケースも交換するようにしましょう。

歯ブラシケースの選び方

歯ブラシケースから臭いがしてしまうのが気になる方というは、予め掃除しやすいケースを使用するのもいいでしょう。

例えば、プラスチックでできたハードなタイプです。

ハードタイプの歯ブラシケースであれば、歯ブラシを収納しているときはブラシが変形してしまうことを防いでくれます。

また、プラスチックであるため、中性洗剤などで洗っても問題ありません。

しかし、プラスチックであるため、製品によっては通気性があまりよくないものもあります。

プラスチックの歯ブラシケースを購入する際は、通気性のための穴があいているものなどを選びましょう。

他にも、メッシュ素材でできた歯ブラシケースにしてみるのもおすすめです。

また、タオル生地でできたもののなかには、消臭効果が期待できるものなどもあるので、そういったものを選ぶのもよいでしょう。

しかし、前項でもお伝えしましたが、どの歯ブラシケースを選んだとしてもよく水気をきって乾いてから保管するということは大切です。

歯ブラシケースに収納している歯ブラシを清潔に収納するには?

歯ブラシケースに入れている歯ブラシから嫌な臭いを発させないためには、歯ブラシの保管の仕方を見直してみることもひとつの方法です。

以下のようなことに注意して、歯ブラシを保管しましょう。

1.歯ブラシを使い終わったあとは、水にブラシをよくあてながら流し、指で毛先を動かしながらよくすすぐ

2.よくすすいだら、キッチンペーパーなどを使って、歯ブラシの水分を取り除く

3.コップなどに立てかけるなどして、完全にブラシが乾燥するまで待つ

乾燥させる際は、風通しのよいところや、日光のあたるところもおすすめです。

一方でNGな場所としては、浴槽や浴槽と隣接した換気のよくない脱衣所、ユニットバスなどとなりますので、避けましょう。

4.歯ブラシケースを使用している場合は、ケース内に細菌が繁殖してしまわないようにするために、よくなかを乾燥させるようにしましょう。

また、歯ブラシを次に使おうとするまでに乾かないという場合は、2本を交互に使うのもよいといえます。

それでも臭いや細菌が気になる方におすすめの機器

歯ブラシケースとひとくちにいっても、さまざまなものがありますが、なかには紫外線が照射されることで除菌される機器もあります。

そのなかでもおすすめなのは、「エセンシア 歯ブラシ除菌器 ポータブルシリーズ ESA-101」です。

単2電池2本で紫外線が照射され、歯ブラシの除菌をすることができます。

重さも100g程度なので、軽くて持ち運びも楽にできます。

使用しているランプも高寿命かつ高性能を実現し、蓋を閉じると約7分間照射します。

しかも除菌後は、自動で停止してくれるという優れものです。

使用している方のなかには「会社で使用する歯ブラシにはいつもカビが生えてしまっていたが、この歯ブラシケースを使ってからはそういった問題もない」という声もありました。

「歯ブラシの細菌や臭いが気になる」という方は、こういった歯ブラシケースを使用してみるのもよいでしょう。

歯ブラシを定期的に交換しよう

臭いが取れなくなってしまった歯ブラシを使用し続けるのは、気が引けますね。

歯ブラシや歯ブラシケースの臭いがどうしても気になるのであれば、思い切って交換しましょう。

ちなみに、歯ブラシの交換は、大体1ヶ月程度といわれています。

また、臭いや細菌だけでなく、ブラシの劣化も見られます。

歯ブラシが劣化すると、掃除力は6割程度に落ちるともいわれていて、どんなに一生懸命歯磨きを行ったとしてもあまりきれいにすることはできません。

歯垢が除去できていなければ、歯垢が固まって歯石になったり、虫歯や他のトラブルに繋がりかねません。

ブラシの劣化によってよく磨けないことから、歯ブラシをあてる力が入りすぎることもあり、歯や歯茎を傷める原因にも繋がります。

このことからも、歯ブラシの交換は定期的にするようにして、臭いがなく効果のある歯磨きができるといいですね。

歯ブラシが濡れていることが臭いの元だった!

歯ブラシから嫌な臭いがする原因は、歯ブラシが濡れていたり、生乾きになっているためだということが分かりました。

また、細菌が繁殖し劣化した歯ブラシを使い続ければ、口内のトラブルに発展してしまう可能性も少なくありません。

定期的に、歯ブラシや歯ブラシケースを交換したり、除菌することが大切ですね。

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