歯ブラシポーチやオーラルケア製品は100均を活用しよう!
歯ブラシ 2018.12.17歯磨きが終わった歯ブラシはどうしてる?正しい保管方法は?
100均ショップでも販売されている歯ブラシポーチやオーラルケア製品のご紹介の前に、歯ブラシの正しい保管方法をお伝えします。
歯ブラシを持ち歩いている方であれば、職場や学校で歯磨きをしたあとは、歯ブラシポーチのなかに入れてからバッグなどに入れていることが多いでしょう。
また、自分のロッカーがある場合は、毎日歯ブラシを持ち帰ることはせず、歯ブラシポーチや歯ブラシキャップを使い、ロッカーに「置き歯ブラシ」をしている方もいるかもしれません。
歯ブラシポーチや歯ブラシキャップは、歯ブラシをホコリや汚れから守るのに活躍してくれますが、その使い方が間違っていれば、歯ブラシが不潔になってしまいます。
歯ブラシキャップや、歯ブラシポーチに濡れた歯ブラシを入れてしまうと、細菌の繁殖を助けてしまうだけでなく、カビの発生の原因にもなり得ます。
また、ロッカーなどの密閉された空間で保管することも、よいとはいえません。
細菌やカビの好きな場所は、湿気が多くてジメジメしていて、風の通らないところです。
細菌やカビにとってよい環境を作らないためには、歯ブラシを乾燥させることが大切です。
できることならば、歯ブラシスタンドやフックなどに吊るし、風通しのよいところで保管するようにしましょう。
他にも、キッチンペーパーや清潔なタオルなどで、ブラシの水分を十分に取り除いてから、歯ブラシキャップを付けたり、歯ブラシポーチに入れるようにしましょう。
歯ブラシポーチに保管している歯ブラシを定期的にケアしよう
職場や学校の環境によっては、歯ブラシスタンドを使ったり、吊るして歯ブラシを乾燥させることが難しいこともあるかもしれません。
その場合は、定期的に歯ブラシをケアして、複数の歯ブラシを交互に使用し、よく乾燥させるようにしましょう。
●歯ブラシをケアする
【イソジン】
コップに水100ml程度に対して数滴イソジンを垂らした水に、歯ブラシをつけ置きします。
【哺乳瓶の消毒液】
哺乳瓶の消毒液も、歯ブラシの消毒に使用することができます。
哺乳瓶を消毒する時と同じ濃度の液に、歯ブラシをつけ置きします。
●2本の歯ブラシを交互に使う
歯ブラシを自然に乾燥させると、場合によっては数時間かかることがあります。
しかも、通気性の悪い歯ブラシポーチに入れていたり、歯ブラシキャップを付けていた場合、水分の逃げ場が少ないため、もっと時間が掛かることが考えられます。
そこで、2本の歯ブラシを用意することをおすすめします。
その日に使った歯ブラシを家に持ち帰り、完全に乾燥させておき、もう1本の歯ブラシを使います。
それを交互に行うことで、毎日しっかり乾燥した歯ブラシを使用することができます。
●よく乾燥させる
「歯ブラシを清潔に保つためには、しっかり乾燥させることが大切」と、お伝えしました。
もし可能であるならば、ドライヤーの温風をあてて完全に乾燥させたり、天日干しをするのもよいでしょう。
それでは次項からは、100均ショップでも購入できる歯ブラシポーチや、オーラルケア製品のご紹介をします。
通気性抜群!網目の歯ブラシポーチがおすすめ
歯ブラシポーチには、ビニールや布でできたもの、ハードケースなどいろいろな形や素材がありますね。
先ほどもお伝えしたように、歯ブラシは完全に乾燥するまでに数時間必要とします。
そのため、できる限り歯ブラシポーチは通気性のよいものを使用し、歯ブラシが乾燥しやすい状態に保ち、カビや細菌の繁殖をできる限り防ぎましょう。
そのなかでもおすすめしたいのは、網目の歯ブラシポーチです。
歯ブラシポーチのなかでも、網目のものであれば通気性がよいので、歯ブラシに付く水分が蒸発しやすいと考えられます。
100均ショップでも、網目の歯ブラシポーチはいろいろな色やデザインのものを見掛けることもあるので、お気に入りの歯ブラシポーチが見付かるかもしれませんね。
100均ショップでも売ってる?歯ブラシポーチと一緒に使いたい歯ブラシキャップ
メッシュ素材の歯ブラシポーチは通気性に優れています。
しかし、ポーチ自体柔らかいものが多く、歯ブラシを保管していると、ブラシが変形してしまったり、汚れてしまうことがあります。
ブラシの変形や汚れを防ぐには、歯ブラシキャップの使用をおすすめします。
歯ブラシキャップは100均ショップでも販売されており、柔らかいシリコン素材で作られているものもあります。
他にも、複数個入っているものもあるので、汚れたら交換できるストックとして使えたり、家族みんなで使用するのにもよいですね。
また、歯ブラシキャップは通気性が考えられているため、小さな穴があいているものをイメージしがちですが、穴が全くあいていないタイプもあります。
穴があいていないタイプは完全に密閉されているものの、小さな虫やゴミが入り込まないので、そういった面で考えると安心です。
歯ブラシの状態を維持するために、歯ブラシキャップを上手く活用してみてください。
100均ショップのオーラルケア製品①
歯ブラシポーチや歯ブラシキャップを100均で見付ける際は、ぜひ、オーラルケア製品も一緒に見てみてください。
100均にある製品は、100均とは思えないクオリティーの製品を見掛けることがあります。
そのなかでも、歯ブラシの品質は高いといわれています。
内側がハードで外側がソフトな毛が植毛されていて、しっかり磨くことができるようなものもあります。
ブラシの表面がフラットなため、歯の表面をつるつるに磨き上げることができます。
他にも、極細毛の歯ブラシは、歯と歯の間に入り込んで細かい部分の歯垢もしっかりと掻き出してくれます。
また、大人用の歯ブラシだけでなく、子供用の歯ブラシを見掛けることもあります。
子供用の歯ブラシは大人気キャラクターのプリントがされているものもあるので、お子さんも喜んでオーラルケアをしてくれるでしょう。
なんといっても100均は、他の買い物ついでにササッと買えるのが便利です。
たくさん入った使い捨てタイプなども売っていることがあるので、状況に応じて選んでみてください。
100均ショップのオーラルケア製品②
歯ブラシの他にも、100均ショップでも見掛けることのあるオーラルケア製品をご紹介します。
・デンタルフロス
デンタルフロスは、何本もの繊維を束ねた細いナイロン製の糸のことで、歯と歯の間の歯垢を取るのに使用するものです。
ワックスが付いているタイプは歯間に通しやすく、初めてデンタルフロスを使用する方にもおすすめです。
ワックスが付いていないタイプは、歯間に通しにくいものの、歯垢を絡めとる効果が高いといいます。
・マウスウォッシュ
100均で見掛けることのある製品の1つにマウスウォッシュもありますが、こちらも優れものです。
使用感が濃厚であり、口腔内によく広がってくれ、少量でも十分に口腔内の洗浄ができます。
こういった製品を歯ブラシポーチのなかに一緒に入れておくと、学校や職場でも丁寧なオーラルケアができますね。
100均グッズを活用しよう
今回は、100均でも販売されている歯ブラシポーチや歯ブラシキャップ、その他にもオーラルケア製品などのご紹介をしました。
正しい歯磨きを行うことも大切ですが、歯ブラシを清潔に保つのも大切なことです。
お口の中の健康を保つためにも、持ち歩きの歯ブラシの清潔さを守ってあげましょう。