歯ブラシを紫外線で殺菌する「歯ブラシケース」は必要?!
歯ブラシケース 2018.08.14「歯ブラシケース」とは?殺菌はできる?
最近、よく見かけるようになった「歯ブラシケース」をご存知ですか。
「歯ブラシケース」は、歯ブラシについた菌を、紫外線で殺菌することで「清潔に保つ」と言われています。
毎日、歯を磨く時に使う歯ブラシは、よく洗っても菌を落としきれていません。
高温多湿を好む菌は、天日干しをして紫外線に当てると殺菌することができるのですが、毎日天日干しをするのはなかなか難しいでしょう。
そこで、紫外線ランプを使った「歯ブラシケース」が有効になるのです。
自宅で家族と使えるものと、ひとり用で携帯できるものがあるので、用途に合わせて使い分けられます。
同じコップなどに、複数本の歯ブラシを入れておくと、菌が移ってしまいますが「歯ブラシケース」があれば、一緒に保管しても紫外線で殺菌するので安心です。
「歯ブラシケース」を効率的に使って、歯ブラシを清潔に保ちましょう。
歯ブラシケースの殺菌のポイントは紫外線
先程もご紹介したように、紫外線は殺菌効果がありますが、それは「菌の遺伝子構造を破壊して死滅=殺菌させる」ためです。
そう考えると、とても怖いものでもあります。
子どもの頃に「太陽を直接見てはいけない」と言われた覚えがある方もいるでしょう。
また、日差しの強いときにサングラスをかけますね。
それは、紫外線が目に良くないからです。
さらに、人体への影響が大きいのは、紫外線などのアレルギー反応や日焼けなどです。
しかし、太陽の中に含まれる紫外線は、実は微弱と言われています。
だからと言って、太陽を直視すれば目に良くないのは確かなので、見ない方が良いでしょう。
それよりも、紫外線だけを作り出す、紫外線ランプの方が目には危険です。
ですから、「歯ブラシケース」の紫外線ランプの光を直接見ないようにしましょう。
とは言え、直接目に入らない工夫がされているので、無理に見ようとしなければ安全です。
また、紫外線の特徴は「紫外線が当たっている表面部分だけ殺菌」します。
奥まで浸透して殺菌するのではないので、その点は安心ですね。
「歯ブラシケース」で殺菌!自宅用3選
前項では、歯ブラシの殺菌には紫外線が有効的だと言うことがわかりました。
それでは、殺菌効果の高い紫外線ランプを使った「歯ブラシケース」は、どのようなものがあるのでしょうか?
人気が高い商品から順番に、特徴と合わせてご紹介します。
【エセンシア 歯ブラシ 除菌器 アドバンス シリーズ ESA-600】
・縦型据え置きタイプ
・歯ブラシ5本と電動歯ブラシカートリッジ2本が一度に除菌可能
・歯磨き粉ホルダー付き
・紫外線除菌と乾燥を全自動で3時間毎に繰り返して行う
・転倒すると自動で電源が切れる
参考価格 ¥7,754
【お口の専門店 紫外線+オゾン歯ブラシ除菌・乾燥器 SOLEILBS-101】
・縦型据え置きタイプ
・紫外線とオゾンのダブル照射で歯ブラシを除菌
・歯ブラシ4本収納
・紫外線ランプの寿命は約8000時間
・開閉カバーを閉じた時のみ紫外線照射
参考価格 ¥8,532
【Iseebiz 歯ブラシ除菌器 紫外線消毒 収納ケース 静音】
・歯ブラシを5本収納
・歯磨きチューブホルダー付
・紫外線除菌ランプが約3時間毎に除菌
・アメリカ製
参考価格 ¥2,680
このようにメーカーや商品によって、特徴や機能にも違いがあり、また値段も大きく異なります。
そのため、歯ブラシの本数など、自分の生活スタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。
ちなみにこれらの商品は、据え置きタイプとなっています。
では、携帯用の「歯ブラシケース」は、どのような商品があるのでしょうか?
「歯ブラシケース」で殺菌!携帯用3選
次に携帯用の「歯ブラシケース」をご紹介します。
出張の多いビジネスマンは、なかなか据え置きタイプの歯ブラシケースを持ち運ぶのも大変かもしれません。
しかし、携帯用の「歯ブラシケース」であれば、収納は1本のみなのでコンパクトです。
しかも、持ち運びが簡単なだけでなく高性能で、紫外線による殺菌効果で、しっかり菌を除去することが可能です。
【エセンシア 歯ブラシ除菌器(ESA-102)】
・電源は単四電池2本使用
・携帯用巾着付
・抗菌バイオセラミックケース
・フタを閉めると自動的に5分間除菌
・特殊紫外線の除菌ランプ、CCFLを採用で長寿命
参考価格 ¥2,610
【REMAX UBS充電式歯ブラシ除菌器】
・コンパクトで軽量
・UBS充電式
・高品質の紫外線ランプは省エネで長寿命
・UV紫外線ランプで約5分間自動的に除菌
・除菌中スマイルマークが浮き上がるユニークなデザイン
参考価格 ¥1,800
【シーゴ 乾電池式音波振動歯ブラシ + UV除菌ケース SG-777】
・電動歯ブラシ、UV除菌ケース、テスト用電池のセット
・3点揃っているので初心者が始めやすい商品
・電動歯ブラシは大型のON/OFFボタンでハンドルも持ちやすい
・フタを閉めると全自動で除菌
参考価格 ¥1,750
このように、「歯ブラシケース」にも、さまざまなものがあります。
出張だけでなく、旅行などにも携帯用「歯ブラシケース」は、とても便利だと思います。
また、据え置きタイプと携帯タイプの「歯ブラシケース」を上手に使い分けられれば、いつも清潔な歯ブラシを保つことができます。
「歯ブラシケース」を選ぶ時のポイント
これまで、人気の高い「歯ブラシケース」をご紹介してきましたが、選ぶ時のポイントをまとめてみましょう。
【除菌効果の確認】
殺菌効果の高い紫外線ランプを使用していても、除菌効果の根拠があやふやですと不安ですね。
そこで、実験結果を公表するなど、信頼できるデータが出ているものを選びましょう。
【どこで使うか】
先程、自宅用と携帯用をご紹介しましたが、自宅で使うのか、外出先で使うのかで大きく分かれます。
そして、家族と使うのか、自分だけで使うのかでも違ってきますね。
家族と使う場合は、自宅用と携帯用と併用すると良いでしょう。
【電源の確保】
自宅で使う場合は「歯ブラシケース」専用のコンセントが確保できるかが問題になってきます。
一方、携帯用ですと、充電式か電池式かで使い勝手が変わってきます。
購入前にどんな電源が使いやすいのか、考えておくことをおすすめします。
【紫外線ランプの寿命】
除菌をするのに一番大切な紫外線ランプなので、寿命は気になるところですね。
特に、定期的に除菌をするタイプですと消耗も早いので、注意しましょう。
また、自宅用は交換できるものとできないものがあるので、購入時にチェックしてください。
携帯用のものは、ほとんどが交換できないので、さらに紫外線ランプの寿命が重要になってきます。
購入時には、このようなことに気をつけて「歯ブラシケース」を選んでください。
歯ブラシケースで殺菌!正しい使い方
ここでは、殺菌効果の高い紫外線を使った「歯ブラシケース」を、より効果的に使う方法をご紹介しましょう。
まずは、正しい歯ブラシの洗い方です。
歯ブラシの除菌をする前に、歯ブラシを清潔にすることが大切です。
歯を磨いたあとの歯ブラシには、菌や食べカスがついています。
しっかり流水で洗い流しましょう。
歯ブラシの柄の部分をしっかり持ち、水道の水を流しながら、親指や反対の手を使って、奥の方に入り込んでしまった汚れをかき出します。
洗い終わったら、水気をよく切り、清潔なタオルやティッシュなどで、さらに水分を取ります。
そこまで行ってから、「歯ブラシケース」を使いましょう。
汚れが付いたまま「歯ブラシケース」を使っても、効果はありません。
乾燥ができるタイプのものでしたら、水気をよく切ったあとで「歯ブラシケース」に入れても大丈夫ですが、乾燥機能がないものは、水気をしっかり取りましょう。
また、歯ブラシの寿命は1か月ほどです。
これは、毛先が傷んで汚れを落とす力が弱くなるからです。
また、同じものを使い続けると、いくら殺菌効果の高い紫外線で除菌しても、菌が残る可能性が高くなります。
「歯の汚れを落とす」「歯ブラシを清潔に保つ」このふたつをキープするためにも、歯ブラシは1か月を目安に交換しましょう。
「歯ブラシケース」を使って一歩進んだオーラルケアを
健康で爽やかな口元を手に入れるには、普段からのオーラルケアが重要です。
それには「歯ブラシケース」で除菌された清潔な歯ブラシで行うと、高い効果を得られることがお分かりいただけたと思います。
爽やかな息は、ビジネスシーンで自信が持てるだけでなく、女性にも好印象を与えます。
あなたも「歯ブラシケース」を使ったオーラルケアをはじめてみませんか。