加齢臭はどう予防する?女性の気になる体臭トラブルを解決
口臭 2019.11.06
女性の悩みに多い加齢臭!なぜ加齢臭は発生する?
男性特有と思われがちな加齢臭は、実は女性でも悩みの多い体臭トラブルです。
そんな悩みの予防策を知るためには、まずは「加齢臭」について良く知っておく必要があります。
男性は女性よりも皮脂腺が発達している分、加齢臭に悩まされることが多いですが、女性も加齢に伴って加齢臭の発生リスクが上昇します。
まず、加齢臭がなぜ起こるのかというと、その原因は男女関係なく発生する「ノネナール」という物質にあります。
ノネナールはニオイの原因物質で、皮脂と共に分泌された「パルミトレイン酸」という脂肪酸が酸化されることで発生します。
パルミトレイン酸は、男女関係なく加齢に伴って急増するのですが、それには「活性酸素」が関わっています。
そもそも、人は呼吸で取り込んだ酸素によって、摂取した燃料(栄養)を燃やしてエネルギーをつくっていますが、そんな栄養と酸素が結びつく過程で生じるのが、体を酸化させる「活性酸素」です。
この活性酸素が体内の様々な物質を酸化することで、パルミトレイン酸をつくりだし、皮膚上で酸化されてノネナールとなるのです。
つまり、加齢とともに体の酸化が進むことで、男女関係なく必然的に加齢臭リスクは高まるというわけです。
女性の加齢臭は女性ホルモンが関係している?
加齢臭は、加齢によって体が酸化することで、男女関係なく起こるものだと分かりましたが、女性の加齢臭には「女性ホルモン」の変化も大きく関わっています。
もともと、女性ホルモンには活性酸素を抑制する働きがあるため、女性ホルモンが盛んに分泌されているうちは、加齢臭のニオイも気になることはありません。
しかし、40代後半を過ぎて閉経した女性は、女性ホルモンが減少することに伴い、加齢臭が発生しやすくなります。
このような「ノネナールの発生」と「女性ホルモンの低下」は、誰にでも起こりうる生理現象とも言えますが、生活習慣の乱れによっても大きく左右されます。
したがって、生活習慣や頭皮のケアを見直すことができれば、気になる加齢臭の予防をすることが望めます。
女性の加齢臭予防!生活習慣の乱れから見直す
加齢臭を予防する方法はいくつかありますが、最初に日々の食事について見ていきましょう。
まず注意したいのは、脂肪の過剰摂取です。
皮脂のもとになる中性脂肪が高くなると、皮脂分泌量が多くなることに加え、そのニオイも強烈になります。
特に、肥満体型の方は中性脂肪が蓄積されているため、加齢臭のニオイも強くなる傾向があります。
そのため、糖質や脂肪分の多い食事は避け、魚をメインとした食生活に見直すことが大切です。
また、ビタミンC・E、カロチンを含む野菜や果物、植物性たんぱく質を含む大豆類、そして食物繊維が豊富な食品をバランス良く摂取して、女性ホルモンをうまくコントロールしてあげましょう。
その他の生活習慣で注意したいのは、活性酸素を過剰に増やすストレスです。
人はストレスを受けたときに一時的に血流が悪くなりますが、それがもとに戻る過程で活性酸素を発生させます。
つまり、日々仕事などで繰り返しストレスを溜めている方は、それがより強烈な加齢臭を引き起こすことにつながります。
したがって、運動をしたり温泉で気分転換をしたりするなど、自分なりのストレス解消法を見つけておくことが、加齢臭を予防するうえで大切でしょう。
頭皮環境を整えて加齢臭予防に!頭皮ケアの注意点
女性の加齢臭予防として、次に見ていくのは頭皮ケアです。
体の中でも特に頭皮は皮脂腺が発達していて、粘性の高い皮脂が蓄積されやすい部分です。
例えば、ケアが不十分だったり、ケアの方法が間違ったりしていると、皮脂が過剰に分泌され、加齢臭もひどくなります。
そのため、毎日何気なくしているシャンプーから、頭皮環境を考えたやり方に変え、頭皮から加齢臭予防を心がけていくことが大切です。
まず、毎日のシャンプーで注意したいことは、力任せに頭皮を洗わないことです。
皮脂汚れや加齢臭が気になってしまうと、ついついゴシゴシと皮脂を取り除こうとしてしまいがちですが、逆にそれが頭皮環境の悪化を招く可能性があります。
と言うのも、皮脂は乾燥から頭皮を守るバリアのような役割を果たしており、良好な頭皮環境をキープするには欠かせない分泌物です。
そのため、必要な皮脂まで取り除いてしまえば、頭皮環境のバランスが崩れ、フケや過剰な皮脂が発生する頭皮トラブルに悩まされる場合があります。
シャンプーをする際は、指の腹を使ってマッサージするように洗うようにし、1日1回のシャンプーに留めるようにしましょう。
ベタつく背中も加齢臭のもと!洗い方のポイント
前項では、女性の加齢臭予防として頭皮ケアについて見てきましたが、加齢臭予防には皮脂が多く分泌される頭皮以外のケアも大切です。
皮脂腺は頭皮を始め、顔周りや首の後ろ、背中、胸などに発達しているため、体を洗う際は特に心がけて洗う必要があります。
特に注意したいのが背中です。
背中は皮脂と汗が混ざり合ってベタつきやすく、加齢臭が発生しやすい場所でもあるため、しっかり洗っておきたい部分です。
しかし、目に見えない分、洗い方も頑固になりがちな部分で、硬いブラシなどでゴシゴシと摩擦を加えることで、肌の保湿が損なわれるケースも少なくありません。
過剰な擦り洗いは、肌の乾燥や皮脂の過剰な分泌を促すため、肌環境を考慮した優しい洗い方を心がけるようにします。
洗い方のポイントは、洗顔と同様に、良く泡立てて包み込むように洗うことです。
ゴシゴシと洗う必要はなく、手のひらで撫でるように洗うだけで十分汚れは落ちるでしょう。
衣類に染み付いた加齢臭!ニオイを予防する方法は?
これまでに、皮脂が多く分泌される頭皮や背中の洗い方について詳しくお話ししてきました。
しかし、一旦加齢臭が発生してしまうと、その皮脂汚れやニオイは着ている衣服にも染み込み、普段使っている洗濯洗剤ではなかなか落とせなくなります。
また、男性よりも嗅覚が優れる女性にとって、衣類のニオイには普段から敏感でしょうし、特にお気に入りの洋服に関してはなおさらです。
そこで最後に、衣類に染み付いたニオイをしっかり落とす加齢臭予防をご紹介していきましょう。
まず、衣類の加齢臭予防におすすめなのは、酸素系漂白剤です。
酸素系漂白剤とは、シミ抜き、漂白、除菌、消臭の4つの効果からアプローチできる万能洗剤で、加齢臭を撃退するにはピッタリのアイテムです。
使い方は難しくなく、酸素系漂白剤の液体を溶かしたお湯に、ニオイが気になる衣類を1~2時間浸け置き、その後通常の洗濯を行います。
繊維への負担も少なく、色落ちする心配もないため、衣類の加齢臭が気になる方はぜひ使ってみると良いでしょう。
生活習慣を見つめ直そう
加齢に伴う加齢臭は、男性だけの問題ではなく、女性ホルモンが減少する中高年の女性にも起こりえるトラブルです。
加齢臭は生理現象とも言えますが、生活習慣の乱れでニオイも左右されるため、自分のライフスタイルを見つめ直すことも予防の一つです。
また、頭皮を含めた体の洗い方を意識するなど、できることから加齢臭予防を行っていきましょう。