ブリッジの歯磨き!ブリッジに合ったアイテムでの掃除方法!
口臭 2019.11.05ブリッジの処置をした歯!起きやすい問題とは?
ブリッジの処置をした歯は、義歯を挟むように3本連なって歯がくっついています。
そのため、歯と歯の間に隙間はなく、歯磨きの時にデンタルフロスを通常使うように通すことはできません。
今までデンタルフロスで歯と歯の間の掃除をしてきた方にとっては、ブリッジの部分はデンタルフロスを通さなくても良いため、その点は楽に感じるかもしれません。
また、ブリッジは義歯を両隣の歯で固定しますので、普通の歯とほとんど同じように食べ物を食べることができます。
義歯では、硬いものを食べることが難しいため、この点はメリットとして考えられるでしょう。
しかし、ブリッジは義歯を繋いでる両隣の歯の根元や、義歯の下の部分が磨きづらくなっています。
義歯のように取り外しができれば綺麗にできますが、ブリッジはそのような方法で綺麗にすることができないのです。
このことから、ブリッジの処置をした歯は、磨きづらい部分が歯のトラブルになりやすいと言えるでしょう。
ブリッジの部分を綺麗に掃除するには、ブリッジに合ったアイテムで掃除をする方法がおすすめです。
次項から、ブリッジの掃除方法についてお伝えします。
ブリッジの歯磨き方法!歯と歯の隙間には歯間ブラシを
ブリッジの歯磨き方法として、こちらでは歯間ブラシを使う方法をご紹介します。
歯間ブラシは使用している方も多い馴染みのあるアイテムですが、ブリッジの歯と歯の隙間にも使うことができます。
使い方は、通常の歯に歯間ブラシを通す時と一緒です。
歯と歯の隙間に歯間ブラシを通して、汚れをかき出すだけで済みます。
このように、ブリッジに対して歯間ブラシの使用は簡単ですが、気をつけてもらいたいことに歯間ブラシのサイズがあります。
歯間ブラシを使う際、歯と歯の隙間に対してのサイズが合っていないと、上手に汚れをかき出すことができません。
必ず隙間に合った歯間ブラシを選ぶようにしてください。
歯間ブラシには、7つのサイズがあります。
4S・3S・SS・S・M・L・LLと種類がありますが、基本的にはSサイズの使用からで良いでしょう。
また、歯間ブラシは使用後にしっかりと水で洗い、その後に乾燥させることが大切です。
使用は1ヶ月間を目安とし、それ以降は新しいものと交換しましょう。
ブリッジの下を磨く方法!歯磨きにスーパーフロスを使おう
ブリッジの歯と歯の隙間は歯間ブラシで磨くことができますが、ブリッジの下、特に義歯の下を磨くことはできません。
ブリッジの下を磨く方法として、こちらでは歯磨きにスーパーフロスの使用をおすすめします。
スーパーフロスは、ブリッジや矯正のように歯ブラシでは磨きづらい狭い箇所を磨くのに役立ちます。
デンタルフロスと似ているようですが、スーパーフロスとは形状が違います。
デンタルフロスはただの細い糸状のものであるのに対し、スーパーフロスは両端が硬く作られているため、歯と歯の隙間にフロスを通すことができます。
また、真ん中部分はスポンジ状に膨らんでいるため、ブリッジの隙間にピッタリ入り込んで汚れをかき出すことができるでしょう。
ブリッジの下は汚れを掃除しないと汚れがどんどん溜まってしまい、歯茎が腫れたり臭いが気になることがあります。
また、歯ブラシだけではブリッジの歯の根元が虫歯になってしまうことがあるかもしれません。
このようなトラブルを避けるには、スーパーフロスで汚れをしっかり、ブリッジの下を綺麗にすることが大切でしょう。
初めて使うスーパーフロス!使う方法をご紹介
ブリッジの歯磨きにスーパーフロスは有効です。
こちらでは、スーパーフロスを具体的に使う方法をご紹介します。
まず、スーパーフロスの硬い先端をブリッジの歯と歯の隙間に入れます。
次に、フロスの真ん中にあるスポンジ状の部分がブリッジの下に来るまでフロスを引っ張ります。
スポンジがブリッジの下に入ったら、ブリッジの下を通り、ブリッジの反対側まで糸を通します。
反対側まで行ったら、スーパーフロスを引き抜いて終了です。
この作業によって、ブリッジの隙間から下の部分を綺麗にすることからできるでしょう。
ブリッジの下をしっかり掃除することは、ブリッジ自体の持ちにも影響します。
今までスーパーフロスを使ったことのない方は、一度使ってみてはいかがでしょうか。
ブリッジの歯磨き!歯ブラシでの歯磨き方法を確認
ブリッジを歯間ブラシやスーパーフロスのようなアイテムで綺麗にすることも大切ですが、こちらでは基本的な歯ブラシでの歯磨き方法についても確認していきましょう。
ブリッジは本当の歯ではありませんが、表面についた汚れはしっかり落とす必要があります。
ブリッジだからと言って普通の歯と違う磨き方にする必要はありません。
まずは、歯ブラシをブリッジに垂直に当てて、ブリッジの周りを綺麗にします。
次に、ブリッジを支えている両隣の歯と歯茎の境目を磨いていきます。
歯ブラシの毛先を境目に上手く当てて磨いてください。
歯ブラシで磨き切れなかった部分は、歯間ブラシやスーパーフロスで仕上げます。
ブリッジの歯と歯の隙間には歯間ブラシを、ブリッジの下の汚れが溜まりやすい部分にはスーパーフロスで対応します。
ブリッジは通常の歯ブラシによる歯磨きに加えて、歯間ブラシやスーパーフロスの使用が大切です。
特に歯と歯の隙間やブリッジの下の汚れを積極的に落とすことで、歯のトラブルを避けていきましょう。
おすすめの歯間ブラシ&スーパーフロス
最後に、ブリッジの歯磨きに使ってもらいたい歯間ブラシやスーパーフロスをご紹介します。
【おすすめの歯間ブラシ】
■ライオン:DENT.EX 歯間ブラシ
高い耐久性のある超合金SAワイヤーを採用していますので、折れにくい特徴があります。
持ちやすい角度のホルダーで使いやすいとの評判もあります。
サイズが7種類揃っているところも魅力です。
■サンスター:GUMプロケア ゴムタイプ
こちらの歯間ブラシはゴムでできているため、歯茎に優しく作用します。
ワイヤータイプだと歯茎が傷つく心配がある方や初めて歯間ブラシを使う方におすすめです。
サイズはSS~Mサイズまであります。
【おすすめのスーパーフロス】
■プロキシソフト:スーパーフロス3in1
フロススレッダー・フィラメント・フロスの3つの役割を持ったスーパーフロスです。
原産国はアメリカ合衆国で、1箱100本入りの取り扱いが多いようです。
■プロキシソフト:ブリッジ&インプラントクリーナー
先ほどご紹介したスーパーフロス3in1よりもスポンジ部分に太さがあります。
ブリッジと歯茎の隙間が大きい方は、こちらのスーパーフロスがおすすめです。
スーパーフロスの使用方法は、慣れてくれば簡単に行えるはずです。
何度か使ってみてコツをつかんでください。
ブリッジの歯磨きの方法は2種類!歯間ブラシとスーパーフロス
ブリッジの歯磨きはブリッジの下の部分が磨きづらいため、歯間ブラシとスーパーフロスを使う方法が有効です。
歯と歯の隙間には歯間ブラシを使用し、スーパーフロスはブリッジの下の部分に使います。
どちらも磨かないでいると、歯茎が腫れたり虫歯になる可能性があります。
ブリッジを長持ちさせるためにも、歯間ブラシとスーパーフロスを上手に使いこなしましょう。