ひどい口臭を消すために!効果的な飲み物や食べ物をご紹介!
口臭 2018.09.11口臭が気になる!日常的に起こる原因
それでは、はじめに男性の口臭の原因についてお話をしていきます。
口臭には大きく分けて、5つの種類があります。
ここでは、日常的に起こり得る原因についてみていきましょう。
【生理的口臭】
これは「誰にでもある臭い」といえます。
例えば、起床時や空腹時・緊張している時などの口の臭いが、これに当てはまります。
臭ってしまう原因として、唾液の分泌量が少なくなったことが考えられます。
唾液が少なくなると、細菌が繁殖しやすくなります。
起床時などを思い返してみると、口の中が乾燥していることが多くありませんか。
「口の中が乾燥している状態は唾液が少ない状態」といえますので、細菌が繁殖してしまい、その細菌による口の臭いにつながっていくのです。
この場合は、歯磨きや食事・水分をとることなどで唾液を増やすことができるので、すぐに気になる口臭を消すことは可能でしょう。
【飲み物や食べ物・嗜好品による口臭】
飲み物や食べ物など、口に入れるものが口の中に臭いとして残ることがあります。
ニンニクやネギなどは、「臭い」とよく思われている食べ物でしょう。
これら以外にも口臭に残りやすい食べ物は、肉類や乳製品などのタンパク質が多いものです。
また、お酒やたばこなども口臭として残りやすいものです。
しかし、これらは一時的な口臭ですので、時間とともに消えてしまうことが多いですね。
口臭が気になる!もしかしたらそれは病気のサインかも
引き続き、口臭の原因についてお話をしていきます。
ここでは、「もしかしたら病気のサインかもしれない口臭」についてお話しします。
【病的口臭】
病気が原因で、口臭として現れる場合があります。
考えられる重い病気は次のとおりです。
・鼻やのどの病気
・呼吸器系の病気
・消化器系の病気
・糖尿病
・肝臓疾患
その道のプロであれば、口の臭いによって何の病気の疑いがあるか分かる方もいます。
歯磨きなどをしても続く慢性的な口臭の場合は、病院で診てもらったほうが良いかもしれません。
しかし、病的口臭の場合、9割以上が口の中に問題があります。
例えば、虫歯や歯周病、歯垢、歯石などが挙げられます。
歯科医院などで診断してもらえば、すぐに原因や治療を診てもらえますので、まずは受診してみましょう。
【ストレスによる口臭】
ストレスがたまってしまうと、唾液の量も少なくなります。
その結果、口臭にもつながります。
【心理的口臭】
自分自身で、「口臭がひどい」と強く思い込んでしまう方もなかにはいます。
ですから、実際は臭くない場合もありますが、強く思い込んでいる人ですと、ひどい臭いに発展してしまうこともあり得ます。
ストレスや心理的が原因で口臭になっている場合も、自分で対処しようがなければ病院で診てもらうと良いでしょう。
病気が原因の口臭であれば、自分で対処しても消すことはなかなか難しいでしょう。
しかし、前の項でお話ししたものでしたら、飲み物や食べ物・生活習慣などで消すことや予防する効果が期待できます。
次の項から、詳しくお話ししていきます。
口臭を消す効果あり?オススメの飲み物・食べ物?
それでは、ここから口臭を消す効果が期待できる飲み物や食べ物をご紹介していきます。
先ほどもお話ししましたが、病気が原因の慢性的な口臭の場合は、あまり効果が期待できません。
生理的口臭や飲み物・食べ物からの口臭の場合に効果が期待できるものですので、これを頭に入れておいてくださいね。
はじめは、飲み物についてお話しします。
口臭を消す効果が期待できる飲み物は、「お茶」です。
なぜなら、お茶にはカテキンやフラボノイドが含まれていて、これらには消臭する効果が期待できるからです。
また、カテキンには抗菌作用もありますので、口の中にある臭い細菌の繁殖を防ぐことにもつながります。
なお、ドライマウスで唾液の分泌量が日頃から少ない場合は、水やレモン水などで口臭を予防するのも良いですね。
口臭を消す効果あり?オススメの飲み物・食べ物?
先ほどは飲み物についてお話ししましたので、ここでは食べ物についてお話をしていきます。
口臭を消す効果が期待できる食べ物は、「梅干し」です。
梅干しには、クエン酸という成分が多く含まれています。
このクエン酸は、殺菌する作用がとても強いので、口の中の臭い細菌の繁殖を抑制する効果が期待できるのです。
また、酸っぱい食べ物を口にすると、唾液の分泌が活性するといわれています。
そのため、梅干しももちろんですが、レモンを食べるのもオススメです。
スライスしたレモンを口に入れるか、レモン水として飲むのも良いですね。
さらに、キウイやパイナップルなどのフルーツも口臭を消す効果が高いといわれています。
なぜなら、口臭の原因の1つにタンパク質もあるのですが、これを分解する酵素をキウイなどのフルーツが含んでいるからです。
空腹時などに口臭が気になる時は、キウイやパイナップル・パパイヤなどを生のまま食べることも良いでしょう。
口臭を消すには飲み物・食べ物を摂取する時間帯が重要!
口臭を消す効果が期待できる飲み物や食べ物が分かっても、消すための飲み方や食べ方などを知っていないと効果が薄れることがあります。
効果をより引き出す飲み方や食べ方には、口臭が強い時間帯を知ることがポイントです。
不快に感じるひどい口臭は、1日の時間帯で臭いの強さも変わってくるのです。
1番口臭がひどい時間帯は、空腹時や食事の2~3時間後といわれています。
ですから、この時間帯を狙って、お茶などの口臭を消すのに効果的な飲み物や食べ物を摂取することが大切です。
一般的な目安でいうと、午前10時前後や午後3時が、1日の中で口臭対策の効果が1番期待できる時間帯といえるでしょう。
さらに、男性の方ですと、ニンニクなどを食べる機会も多いかと思います。
ニンニクも一度食べると、なかなか臭いが消えないので厄介ですよね。
昼食などでニンニクの入った料理をうっかり食べてしまったら、この後の仕事にも支障が出てしまうことも考えられます。
しかし、このニンニクの臭いを軽減してくれる飲み物があります。
それは、牛乳です。
食後の牛乳で嫌な臭いの原因のタンパク質を包みこむ効果が期待できますので、ニンニクなどを食べたときはオススメです。
しかし、牛乳も放っておくと、不快な臭いの原因に変わってしまいますので、牛乳を飲んだらうがいもするようにしてくださいね。
そして、午後3時にお茶などを飲むなどして、より口臭を消すように努めましょう。
口臭を防ぐ!予防の習慣をつけよう
これまでは、口臭がした後の消す対策として飲み物や食べ物をご紹介してきました。
最後にお話しするのは、口臭を前もって予防する方法についてです。
日頃の生活習慣で、口臭を予防することも可能なのです。
口臭が出やすい人の特徴には、「臭い物質の原因である細菌を増殖しやすい環境である」ことが挙げられます。
この細菌が増殖しやすい環境というのは次のようなものです。
・口やのどが乾燥している(特に、口呼吸が多い人やドライマウスの人)
・唾液の量が少なくなっている
・歯周ポケットが深くなっている
・舌に苔ができている(胃腸が弱かったり、ストレスが多いとよくなる)
これらに当てはまるものがあれば、口臭がひどい恐れがあります。
そのため、いつもの生活習慣を少し変えることが重要です。
今まで口呼吸をすることが多い方は、鼻で呼吸する習慣を身につけることで、口の乾燥を改善できるでしょう。
また、唾液の量が少ない方は、舌の筋肉が衰えていることが原因かもしれませんので、舌の筋肉をつける運動をはじめてみてください。
舌を上下左右に5回ずつ動かすという簡単な運動でも、効果が期待できますよ。
歯周ポケットや舌苔の場合は、自分で治すことは難しいので、病院で治療してもらいましょう。
他にも、こまめにうがいしたり、ミネラルウォーターを飲む習慣をつけることも口臭予防に効果的です。
うがいは口の乾燥を防ぐだけでなく、舌についた細菌なども落とすことができるので、繁殖を防ぐことにもつながります。
ミネラルウォーターも同様で、口の乾燥を防ぎ唾液の分泌も増やせますから、細菌の繁殖を防げるでしょう。
ぜひ、これらを習慣化して、口臭の予防にもつなげてくださいね。
口臭は生活習慣で予防できる!
口臭の原因と、口臭を消すのに効果が期待できる飲み物などをご紹介してきました。
しかし、場合によっては飲み物などでは消せないこともあります。
病気の疑いも考えられるので、病院で診てもらうことはもちろん、これまでの生活習慣も見直してみましょう。
少し変えるだけで、口臭を予防することにつながりますので、一度確認してみてください。