舌苔が取れない原因はストレス!?ドライマウス対策で予防!

口臭 2018.09.09

口臭は、中高年の男性だけではなく、20代や30代の若い男性でも他人ごとではない問題です。

口臭には原因がさまざまありますが、そのひとつに「舌苔」があります。

鏡の前で舌をベーっと出して、異常に白くなっていないかチェックしてみてください。

また、以前から「舌苔」にお悩みの方は、その経過はいかがですか?

今回は、なかなか取れない舌苔の原因と、その対策についてお話をします。

舌に付着した白っぽいものはなに?これって取れないの!?

舌の表面にある白っぽい付着物、これを「舌苔(ぜったい)」といいます。

この白い付着物、気になっている方も多いのではないでしょうか。

舌苔ができると、飲食後に舌に色がついたり、口臭の原因になることもあります。

口臭がひどくなると、人と話すことに消極的になり、人前で口を開けることさえ不安になってしまいます。

そのため、「舌苔をなくしたい」「舌をピンク色にしたい」と悩む方が多いのです。

ところが、舌ブラシでこすっても取れない、取れてもまたすぐ白くなってしまうなど、なかなか思うような対策ができないケースも多いのが現実です。

舌苔ができる原因はさまざまで、人によって違います。

まずはその原因について知り、ご自分に合った方法で対策をすることが重要です。

では、舌苔がつく原因とは、いったいどんなことが考えられるのでしょうか。

 

あなたの舌苔ができる原因はどれに当てはまる?

前述の通り、舌苔ができる原因はさまざまで、人により違います。

原因を知り、理解することで、はやく改善に向かうことができます。

では、舌苔ができる原因を挙げてみます。

 

・ドライマウス
・免疫力の低下
・不安やストレス
・喫煙
・歯磨きがよくできていない
・口呼吸
・加齢で内臓が弱まっている
・全身的疾患
・薬の副作用

 

この中でも、近年最も増えているのが、「ドライマウス」と「免疫力の低下」です。

本来、舌苔は適度な量が付着している分には問題がないものです。

しかし、中には体の不調による舌苔もあります。

白い付着物が異常な量であったり、白以外の色をした舌苔が付着している場合は、口臭だけではなく、体に異常が起きている可能性もあるので、注意が必要です。

また、歯磨きがよくできていない場合にも、食べカスや細菌が残りやすく、舌苔ができやすいです。

歯周病の原因ともなる歯垢(プラーク)が舌にできてしまっているようなイメージで、そういったケースでは舌磨きをしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、この舌磨きをする行為こそが、取れない舌苔の原因となっていることもあるのです。

 

舌磨きをやめて取れない舌苔に対処する!

舌が白くなり、悩んでいる方の多くが「舌磨き」をしているのではないでしょうか。

舌苔の代表的なケア方法で知られているように、白い付着物を、舌ブラシでこすって落とす行為です。

しかし、舌磨きは、舌苔を悪化させる原因にもなり得るのです。

なかなか取れない舌苔にやけになり、舌をゴシゴシとこすりすぎると、舌乳頭が傷つき、細胞が異常増殖してしまう可能性があります。

その結果、舌苔がより厚くなり悪化してしまうのです。

さらに、舌磨きに歯磨き粉を使用している場合は要注意です。

歯磨き粉を使って傷ついた舌をこすると、傷に洗剤をつけているようなものなので、舌の粘膜をより傷めてしまいます。

このような舌磨きを続けている限り、白い舌を改善することは難しいかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、思い切って舌磨きをやめてみるということです。

まずは舌磨きをやめることから始めてみましょう。

そして、舌苔の根本的な原因となる、体質または病的なものを改善していきましょう。

 

取れない舌苔の原因は口の中が渇くドライマウスにあった!?

では、ここからは、舌苔の原因に多く見られる「ドライマウス」と「免疫力の低下」についてのお話です。

数日の暴飲暴食や睡眠不足により、急に舌が白くなった場合には、生活が元に戻ればそのうち治るものです。

しかし、長期にわたって舌が白くなっている場合は、体質または病的なものが原因である可能性が極めて高いのです。

近年増えている、唾液の分泌量が少ない「ドライマウス」が原因の場合、舌の表面が乾き、細胞が異常増殖します。

細菌が増えると、プラーク(歯垢)がつきますが、それが舌苔なのです。

このドライマウスが原因の取れない舌苔は、空気に触れにくい喉の近くが白くなるのが特徴です。

このようなドライマウスになってしまうのにはいくつか原因があります。

 

・ストレス、緊張、不安
・水分摂取の不足
・飲酒、喫煙
・しゃべることが少ない

 

舌苔があると、「口臭がしているのでは?」と不安になる方も多いと思います。

しかし、口臭を気にするあまり、口を開けてしゃべることが少ないと、さらに悪影響を及ぼします。

では、どのように対策をしたらよいのでしょうか。

 

取れない舌苔の原因のドライマウス対策とは!?

ここでは、取れない舌苔の原因がドライマウスにある場合について、3つの対策をご紹介します。

 

①こまめな水分補給

ドライマウスの対策には、とにかく口の乾燥を防ぐことが重要です。

こまめに水分補給をし、口の中に潤いを保つようにしましょう。

また、冬場は空気が乾燥するので、マスクを着用して湿度を保つのも効果的です。

 

②よく噛む

また、唾液は噛むという刺激が脳に伝わることで分泌されるので、食べ物をよく噛むことが大切です。

よって、ガムを噛むというのもよい対策になります。

 

③舌を動かす体操

唾液の分泌を促すには、舌の体操も効果的です。

舌を前に突き出して、上下・左右に動かす体操、また、舌先を円を描くように動かす体操をしてみてください。

これらの対策をすることで、口の中に潤いが与えられ、ドライマウスによる舌苔の予防につながります。

 

取れない舌苔のもうひとつのよくある原因とは!?

よくある取れない舌苔の原因のもうひとつは、免疫力の低下です。

免疫力が低下してしまう原因には、以下のようなことが考えられます。

 

①ストレス
②睡眠不足
③加齢
④冷え
⑤暴飲暴食

 

思い当たる項目はありましたか?

ここでも、大きな原因となっているものは「ストレス」です。

①~⑤の内容も、全てストレスに関係してくるともいえます。

人間関係や仕事でのプレッシャーで、精神的ストレスを抱えていませんか?

また、疲労が溜まっていたり、怪我や病気をして肉体的ストレスはありませんか?

舌苔の原因がストレスにある場合は、上手にストレスを発散し、ストレスから解放される必要があります。

そのための対策を5つご紹介します。

 

①生活習慣を見直す:バランスのよい食事と十分な睡眠は最も大切です。

②適度な運動:ウォーキングの習慣をつけるなど、無理のない運動をすると気分がよくなります。

③カルシウムの摂取:カルシウムには、緊張・興奮を抑え、リラックス効果があります。

④リラックスをする:好きな趣味、スポーツなどで気分転換をすると沈んだ気持ちも切り替えやすいです。

⑤感謝をする:ストレスの中でも感謝できることが見つかると、少し気持ちが晴れます。

 

これらのことを意識して、できるだけ早くストレスから解放されることが、舌苔の対処にもつながります。

舌苔対策は舌磨きをやめること!ストレスから解放されれば改善される!

いかがでしたか?

舌磨きは一見よさそうに思えますが、舌に傷をつけて悪化している場合もあるので注意が必要ですね。

また、舌苔ができる原因の多くが「ドライマウス」と「免疫力の低下」にあることが分かりました。

そして、そのどちらも「ストレス」が大きな要因となっています。

上手にストレスを発散できれば、白い舌苔と口臭の改善につながるはずです。

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