【歯ブラシ収納】衛生面が気になるなら「吊るす」がおすすめ
歯ブラシ 2020.01.01この収納は不衛生…どんな歯ブラシ収納がNGなの?
毎日行う歯磨きに、歯ブラシは欠かせませんよね。
ではこの歯ブラシ、今どのように収納していますか?
例えば、下記のように収納している方もいるのではないでしょうか。
●歯磨き用のコップの中に立てかけている
●洗って濡れたままの歯ブラシを歯ブラシスタンドに立てる
●洗面台の扉付きの収納棚に歯ブラシを収納している(そしてすぐに扉を閉める)
実は上記の収納方法というのは、衛生面で見るとNGといわれています。
なぜなら、これらのように歯ブラシを収納すると、歯ブラシから出た水が腐敗してしまうからです。
濡れたまま歯ブラシを収納すれば、歯ブラシから水が落ち、少しずつコップなどにたまっていきます。
そしてこのたまった水を放置し続けると、腐敗していってしまうのです。
腐敗した水をさらに放置してしまえば、雑菌が繁殖し、収納している場所にカビが生えてしまうこともあります。
そこに普段使用する歯ブラシを収納するとなると、歯ブラシにまで雑菌が移るかもしれません。
そうなってしまえば、雑菌で歯を磨くことと同じことになってしまいます。
そのため、上記のような歯ブラシ収納は衛生面ではあまりおすすめとはいえません。
清潔に歯ブラシを収納するポイント
それでは、どのような歯ブラシ収納が衛生的だといえるのでしょうか。
ここで、清潔に歯ブラシを収納するためのポイントをお伝えします。
先ほどお伝えしたように、収納場所に雑菌が繁殖しカビが生えてしまう原因は、たまった水が腐敗してしまうことにあります。
ここで「なぜ水が腐敗してしまうのか?」と疑問に思う方もいるかと思います。
そもそも水道水というのは、塩素が含まれているので、腐敗しにくい状態です。
しかし空気中にある細菌や日光などの影響を受けることで、腐敗してしまうそうなのです。
したがって、腐敗する原因の水をためないことが、清潔に歯ブラシを収納するためには大切です。
お気づきの方もいると思いますが、水がたまる原因は「濡れたままの歯ブラシ」ですよね。
つまり、歯ブラシを濡れた状態のまま収納しないことが重要なポイントといえるでしょう。
例えば、
●使用後の歯ブラシの持ち手を乾いたタオルで拭く
●ブラシを軽く振って水気を切る
などのようなことをすると、以前よりも清潔な環境の中で歯ブラシを収納することができるでしょう。
歯ブラシのおすすめ収納方法は「吊るす」
コップなどに歯ブラシを収納しても悪くはありませんが、衛生面を気にするなら違う収納方法に変えてみてはいかがでしょうか。
ここでおすすめする収納方法は「吊るす収納」です。
適切な場所に歯ブラシを吊るすことで、歯ブラシを早く乾燥させることができます。
乾燥すれば、水もたまりにくくなり、雑菌の繁殖も防ぐことにつながりますから、衛生的に収納することができるでしょう。
では、吊るす場所はどこが適切といえるのでしょうか。
まず、日光が当たりやすい場所はおすすめです。
洗濯もの同様、日光が当たると歯ブラシも乾きやすくなります。
また、こまめに拭き掃除できる場所も良いですね。
例えば、洗面台の蛇口の後ろ側の壁面、洗面台に付属されている収納扉の正面などです。
吊るして収納していても、歯ブラシから水が滴り落ちることもあります。
その落ちた水がこまめに拭ければ、水がたまらずに済みますから、掃除しやすい場所の上に吊るすと良いでしょう。
歯ブラシを吊るして収納するためのおすすめアイテム!
ここから、歯ブラシを吊るして収納できる、おすすめのアイテムをご紹介していきます。
【山崎実業(Yamazaki):歯ブラシスタンド ホワイト 5連】
●取扱店:山崎実業(Yamazaki) AMAZON店
●参考価格:1,100円(税込み)
吸盤式で簡単に取り付け可能な歯ブラシホルダーです。
洗面所のシンク周りなどに取り付けることで、歯ブラシを吊るして収納できます。
歯ブラシを5本収納することができ、電動歯ブラシを吊るすことも可能です。
また、男性であればカミソリの収納に困ることもあるかもしれませんが、この歯ブラシホルダーにカミソリも収納することができます。
カミソリも衛生的に収納できるのは嬉しいポイントですね。
【歯ブラシホルダー コップ2個付き】
●取扱店:「DAY-VILLAGE ONLINESHOP」楽天市場店
●参考価格:3,280円(税込み)
粘着シートで取り付ける歯ブラシホルダーで、4本の歯ブラシを収納することができます。
そしてこの歯ブラシホルダーには、コップが2個付属しています。
コップの底面がマグネット式になっているので、コップも吊るして収納することができます。
歯ブラシを置くスペースもあるので、オーラルケア用品をまとめて収納できて便利です。
より衛生的!除菌機能付きの収納アイテムをご紹介
ここでご紹介するのは、より衛生的な歯ブラシの収納アイテムです。
こちらでご紹介するものも、吊るして収納するアイテムです。
【紫外線消毒 歯ブラシスタンド】
●取扱店:「激安雑貨通販」楽天市場店
●参考価格:2,831円(税込み)
5本の歯ブラシを収納できる壁掛け式の歯ブラシホルダーで、その魅力は除菌機能があることです。
容器の中で、歯ブラシの菌を殺菌してくれるので、毎度使用するたびに清潔な状態なのは嬉しいですよね。
自動タイマー機能があるので、家族全員の歯ブラシをまとめて除菌することが可能です。
また、歯磨き粉を1本格納することもできるので便利ですよ。
【壁掛け 歯ブラシ UVホルダー】
●取扱店:「直販 ワールドマーケット」楽天市場店
●参考価格:2,480円(税込み)
こちらも除菌機能の付いた壁掛け式の歯ブラシホルダーで、内蔵されている紫外線ランプで除菌してくれます。
歯ブラシは5本、収納することができます。
また、カミソリを収納することも可能なので、カミソリも歯ブラシと一緒に除菌できるのは嬉しいですね。
葉っぱをモチーフにした清潔感のあるデザインもおしゃれです。
衛生面を気にするなら歯ブラシ交換のタイミングも把握しよう!
ここまで、歯ブラシの収納についてお話をしてきました。
衛生面を気にするのであれば吊るす収納はおすすめで、近年は除菌機能の付いた歯ブラシホルダーもあるので、こちらで吊るして収納すると、より衛生的に収納することができるでしょう。
しかし、衛生面を気にする場合、収納だけでなく歯ブラシ自体にも目を向けると良いでしょう。
長期間、同じ歯ブラシを使用するのは衛生的に良くはありません。
例えば、歯ブラシの毛先が広がったり、毛が抜けてしまったりすれば、歯の汚れを落としきれなくなってしまいます。
また、歯ブラシ特有の毛先の弾力性がなくなってしまい、歯や歯茎を傷つけてしまう恐れもあります。
そのため、だいたい1~1.5か月を目安に交換することをおすすめします。
もちろん個人差はありますので、毛先が広がるなどの状態になれば、1か月経っていなくても交換すると良いでしょう。
清潔な歯ブラシを、清潔な環境の中で収納し、毎日のオーラルケアに活かしましょう。
清潔な歯ブラシで歯を磨こう!
コップに立てかけたり、歯ブラシスタンドに立てたりするなどの歯ブラシ収納は、衛生的にあまり良くないかもしれません。
歯ブラシから出た水が腐敗し、雑菌を繁殖させる恐れがあるからです。
衛生的に歯ブラシを収納したいのであれば、歯ブラシホルダーなどに吊るして収納するのがおすすめです。
除菌機能が付いた歯ブラシホルダーですと、より衛生的に収納することが可能です。
歯ブラシも1~1.5か月を目安に交換し、清潔な状態の歯ブラシで歯を磨くようにしましょう。