歯ブラシの種類が沢山あって選べない方へ選び方のポイント!

歯ブラシ 2019.11.17

薬局などに行くと、歯ブラシの種類が沢山あって選べないと思っている方はいませんか。

確かに、沢山の種類がある歯ブラシの中から自分に合った歯ブラシを見つけるのは大変かもしれません。

しかし、選び方のコツを知れば、それに沿って選ぶことができます。

こちらでは、あなたに合った歯ブラシ選びのポイントをお伝えします。

歯ブラシ選びは難しい!?自分に合ったものを見つけて!

あなたはいつも使っている歯ブラシが、自分に合っていると思いますか?

歯ブラシには沢山の種類がありますが、自分に合った選び方をしているか心配な方もいますよね。

歯ブラシを選ぶのに大切なことは、「その人に合っている歯ブラシ」かどうかです。

歯ブラシは、歯の状態によって種類が分かれます。

・仕上げ磨き用
・乳歯用
・乳歯&永久歯混合用
・永久歯用
・部分磨き用
・矯正用

仕上げ磨き用の歯ブラシは、仕上げ磨きが必要な子供に親が磨いてあげるものです。

このタイプを使う時期は、歯が生え始めてから小学校中学年くらいまでに使われることが多いでしょう。

乳歯用の歯ブラシは、乳歯が生えている子供が使用するものです。

乳歯に合わせて、ヘッドの大きさが小さくなっているのが特徴です。

乳歯&永久歯混合用の歯ブラシは、乳歯から永久歯に生え変わる時期に使われます。

6~12歳くらいの子供が使うことが多いです。

永久歯用の歯ブラシは、永久歯が生えそろった方に向けて作られた歯ブラシです。

部分磨き用の歯ブラシには、タフトブラシが挙げられます。

普通の歯ブラシでは磨きにくい隙間や凹凸が磨きやすく作られています。

矯正で使う歯ブラシは、矯正で磨きづらい部分を磨くのを助けます。

歯ブラシの毛の硬さの種類はいくつ?選び方のコツ

売り場で歯ブラシを見てみると、歯ブラシの毛には種類があることに気づくでしょう。

歯ブラシの硬さは大体3種類で、「かたい・ふつう・やわらかめ」という場合か多いようです。

毛の硬さは、歯や歯茎が健康であれば自分の好みでも問題ないかもしれませんが、こちらでは基本的な選び方のコツをご紹介します。

まず、歯や歯茎にトラブルなどがない場合は、歯の汚れを落とすのにちょうど良い硬さの「ふつう」がおすすめです。

歯科医などに特別にすすめられている毛の硬さがなければ、「ふつう」の歯ブラシを選びましょう。

次に、「かたい」歯ブラシについてです。

「かたい」歯ブラシは汚れを取る力が強く、磨いた気分になる方が多いかもしれませんが、磨きすぎると歯を傷める可能性があるため注意が必要です。

また、歯ブラシの毛先が広がりにくいため、交換時期を過ぎても使い続けることのないよう注意してください。

「やわらかめ」を使ってほしい方は、歯や歯茎にトラブルがある方です。

特に歯茎が弱っているような方は、やわらかめを選んで歯茎を保護する必要があります。

赤ちゃんやお年寄りなどもやわらかめが良いでしょう。

歯ブラシの選び方!ヘッドの大きさの種類にも注目

歯ブラシには、ヘッドの大きさに種類があります。

ヘッドとは歯ブラシの毛がついている部分のことをさし、大きいものから小さいもの、先の細くなったものなどいくつかの種類に分けられています。

この歯ブラシのヘッドの大きさは、年齢や口の大きさによって変える必要があります。

口が小さい赤ちゃんや幼児、口が開きにくい高齢者などは小さめのヘッドを選ぶと良いでしょう。

また、女性は男性よりも口が小さい方が多いため、自分に適したヘッドを選ぶことが大切です。

大人や永久歯が生えそろっている方は、歯の大きさに合わせてヘッドを大きくすると磨きやすい場合が多いでしょう。

ただし、ヘッドの大きい歯ブラシは、奥歯を綺麗にすることができない場合があります。

ヘッドが大きいことによって奥歯の奥に歯ブラシが回り込めず、上手に磨けない可能性があるからです。

また、口や歯の大きさに合わない小さすぎるヘッドの歯ブラシを使用すると、磨ける面積が小さいため磨くのに時間がかかることが考えられます。

ヘッドの大きさは選び方を間違えると、自分に合わないもので磨き続けることになってしまうため、どの大きさのものが自分の口に合っているのか見極めて選ぶことが肝心です。

歯ブラシの毛先に違いあり!どの種類がおすすめ?

歯ブラシの種類は、毛先の違いでも分かれます。

毛先の違いを把握して、歯ブラシの選び方のポイントを確認しましょう。

毛先は主に、毛先が平らなフラットなもの、毛先がギザギザしているもの、があります。

普通に歯を磨く場合は、毛先がフラットな歯ブラシがおすすめです。

歯に対して均等な圧力がかかり、磨き残しを防ぎます。

歯と歯の間の歯磨きを重視するような方は、毛先がギザギザした歯ブラシを使ってみてください。

次に、毛先の太さも考えてみましょう。

毛先の太さは、普通のタイプですと0.2mmくらいです。

歯垢などを効果的に取り除きたい方は、普通の太さの歯ブラシの使用がおすすめです。

それよりも細くなると極細タイプとなり、歯周ポケットなどに入り込ませて磨きたい方におすすめの歯ブラシです。

歯や歯茎のトラブルがないような方は、毛先がフラットなもので、0.2mmくらいの普通の太さのものを選びましょう。

歯ブラシの柄や毛の材質を知る!選び方のポイント

こちらでは、歯ブラシの選び方として、歯ブラシの柄の形や毛の材質に注目してみます。

まず、柄の形からですが、基本的にストレートなものがおすすめです。

ストレートのものだと奥歯を磨きにくく感じるような方は、柄が曲がっているタイプを選んでも良いでしょう。

鉛筆を持つ形で歯ブラシを持ってみて、力が入り過ぎないかどうか、持った時に違和感がないかを確認してください。

次に、毛の材質についてです。

毛の材質は、一般的によく使われているナイロン素材で構いません。

ナイロン素材よりも耐久性があるPBT毛材というものを使っても良いでしょう。

歯ブラシの種類の中には、動物の毛で作られたようなものもあります。

ただ、動物の毛はナイロン素材などよりもコシがないというデメリットがあります。

歯や歯茎を傷つけたくない方には、向いている歯ブラシだと言えるでしょう。

歯ブラシの選び方が分かったら!磨き方も習得しよう

歯ブラシの選び方をご紹介してきましたので、こちらでは歯の磨き方をお伝えします。

歯の磨き方には、主に2つの種類があります。

◯スクラビング法

歯に対して基本的に90度に当てて磨きます。

歯の裏側は45度にして磨きます。

◯バス法

歯と歯茎の隙間の歯周ポケットに対して45度に当てて磨きます。

歯ブラシは小刻みに動かし、1本の歯に対して10~20回程度は磨くようにしましょう。

歯ブラシの持ち方はペングリップにし、力を入れ過ぎないよう注意してください。

長時間の歯磨きや強い力での歯磨きは、歯や歯茎を傷める恐れがありますので、優しく磨くよう心がけましょう。

歯ブラシだけでは磨き切れない部分は、歯間ブラシやデンタルフロスを上手に使いこなしてください。

歯ブラシは1ヶ月を目安に交換することも忘れないようにしましょう。

歯ブラシの種類!選び方のポイントを習得

歯ブラシは、歯の状態によって種類が分かれます。

乳歯に使うものから永久歯につかうものなど、6種類をご紹介しました。

選ぶ方のポイントとして、歯ブラシの毛の硬さ・ヘッドの大きさ・毛先の種類・柄や材質の違いについてもお伝えしてきました。

歯ブラシは自分に合ったものを選ぶことがとても大切です。

これらの選ぶポイントを一つ一つ合わせていき、自分にとってピッタリの歯ブラシを見つけてください。

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