歯ブラシ交換のタイミングは1ヶ月!綺麗な場合も必要な交換
口臭 2019.11.08歯ブラシ交換のタイミングはいつ?
歯のお手入れに歯ブラシが欠かせない方は多いですよね。
そんな歯ブラシですが、定期的に交換する必要があります。
毎日口の中を磨いていることから衛生的な問題がありますし、歯ブラシの劣化によって機能が落ちてくるということもあるでしょう。
基本的に歯ブラシ交換のタイミングは、1ヶ月です。
そのため、1ヶ月が過ぎたら見た目が綺麗だったとしても、歯ブラシとしての機能が落ちていることを考えて交換する必要があります。
ただ、歯ブラシ交換のタイミングはそれだけではありません。
見た目が綺麗であれば1ヶ月間使い続けることができるかもしれませんが、毛先が開いていたりコシがなかったりするような歯ブラシになってしまっていれば、歯ブラシは直ちに交換したほうが良いでしょう。
歯に対して歯ブラシは90度に当てるものですが、毛先が開いていては90度に当てることができません。
また、コシがなくなってしまった歯ブラシでは、汚れを上手にかき出すことも難しいでしょう。
虫歯予防のためにも、1ヶ月での歯ブラシ交換のタイミングは逃さないようにしてください。
大切なタイミング!歯ブラシを交換しないとどうなる?
歯ブラシ交換のタイミングは、1ヶ月が一般的です。
しかし、特に意識せずにそれ以上の期間使い続けてしまう方もいるようです。
そのような方は、交換しなければいけないタイミングの歯ブラシを使い続けていることから、歯などへのトラブルが考えられます。
まず、劣化している歯ブラシでは上手に汚れを落とせないため、虫歯になりやすいと言えるでしょう。
歯を磨いていても、意味のない状態が続いてしまうかもしれません。
また、歯ブラシについた細菌が増殖し続けてしまうことも考えられます。
毎回綺麗に洗っていたとしても、細菌を全て落とし切ることは難しいです。
歯を綺麗にするつもりが、歯ブラシについた細菌をまた口の中に入れてしまっている可能性もあるのです。
あとは、歯や歯茎を傷つけてしまう危険もあります。
使い過ぎの歯ブラシは、毛先が開いたりコシがなくなったりすることによって、力を歯に上手に伝えることができません。
そのため、歯ブラシを歯に当てる力が強すぎてしまうことがあるのです。
このことからも、歯ブラシは交換のタイミングを逃さず、きちんと行うことが大切でしょう。
忘れたくない!歯ブラシ交換のタイミングを定期化するには?
歯ブラシ交換のタイミングは1ヶ月とお伝えしてきましたが、歯ブラシの状態が綺麗だと特に、交換のタイミングを忘れてしまうこともありますよね。
歯ブラシ交換のタイミングを逃さないためには、交換する日を決めることをおすすめします。
カレンダーなどに次回交換する日にちを記入しておけば、確実に交換しやすいでしょう。
ただ、月半ばや特に根拠のない日にちだと、交換する日を忘れてしまったり、日にちがずれやすかったりしがちです。
歯ブラシの交換を忘れやすいような方は、月末や月初に交換するようにしましょう。
これなら、日にちを覚えておく必要もありません。
また、家族がいるような方は、家族全員同じ時に交換すると良いです。
それぞれの歯ブラシ交換のタイミングを確認する必要がなくなり、管理が楽になるでしょう。
特に、子供の歯は虫歯になりやすいことがあります。
歯ブラシの管理は親がしっかり行ってあげるようにしてください。
1カ月よりも早いタイミングでの歯ブラシ交換!毛先はなぜ開く?
歯ブラシ交換のタイミングが1ヶ月ということは、通常の使い方であれば1ヶ月間は使えると言うことです。
しかし、歯ブラシの毛先が開いてしまうなどで、1ヶ月よりも早く交換しなければならない方がいるようです。
通常なら1ヶ月持つはずが、それよりも早く交換しなければならないのには原因があります。
それは、歯を磨く力が強すぎる、ということです。
歯ブラシは力任せにゴシゴシと使うものではありません。
強く磨きすぎると、歯や歯茎を傷める可能性があるだけでなく、歯ブラシ自体の機能を落としてしまいます。
歯ブラシは歯に対して垂直に当てたら、優しく磨いていきましょう。
歯ブラシを当てる力加減は、150~200g程度と言われています。
気になるようなら、いつもの圧力で手の甲に歯ブラシを当ててみてください。
意外と強く当てすぎていることに気づく場合があります。
もし、歯ブラシの具体的な圧力加減が知りたいのであれば、かかりつけの歯科医院で確認してみてください。
その時、一緒に歯磨き指導を受けることをおすすめします。
歯ブラシ交換を1ヶ月にする適当な歯磨きの仕方
歯ブラシを交換のタイミングの期限である1ヶ月使い続けるには、適当な歯磨きの仕方を覚えておくと良いでしょう。
まず、歯ブラシの持ち方は、鉛筆を持つようなペングリップにしてください。
余分な力が入りづらいため、歯や歯茎を傷めにくいです。
歯は対して歯ブラシは基本的に90度に当て、歯と歯茎の境目は45度に当てて磨きましょう。
歯ブラシは大きく動かさず、小さく小刻みに動かすことが大切です。
そして、1~2本の歯を10~20回は磨くようにしてください。
前歯の裏側は、歯ブラシを縦に使うと磨き残しを減らせます。
また、奥歯を磨く際は、毛先の前の部分か後ろの部分を上手に当てて磨いていきましょう。
あとは、磨く順番を決めておくと、いつまでも歯を磨き続けることを防ぎます。
唾液が下の歯よりも溜まりにくい上の歯の奥歯から始め、反対側の奥歯まで磨きます。
表裏両方磨いたら、同様に下の歯も磨いていきます。
歯ブラシで磨き終わったら、歯ブラシでは磨きにくい歯間ブラシやデンタルフロスで仕上げましょう。
歯ブラシを清潔に使うなら!保管方法は大丈夫?
口の中に入れて使う歯ブラシは、細菌が沢山ついています。
交換のタイミングの1ヶ月もの間使い続けるのですから、保管には注意する必要があるでしょう。
歯ブラシは使い終わったら、毛先の根元までしっかりと洗うことが大切です。
また、持ち手も忘れずに洗ってください。
流水でしっかりと洗い流していきましょう。
そして、歯ブラシは密閉しない状態で保管してください。
洗面台についている収納扉の中に歯ブラシを保管している方は多いでしょうが、扉は基本的に開けておいたほうが良いです。
歯ブラシがいつまでも濡れていては、細菌の増殖がさらに続いてしまうことになります。
できれば、濡れている間は風通しの良いところに置き、乾いてから収納すると良いでしょう。
鏡に取りつけられる吸盤タイプの歯ブラシホルダーは、歯ブラシの衛生面から考えるとおすすめです。
高い位置に設置すれば、汚れも気にならないでしょう。
歯ブラシ交換のタイミングは1ヶ月!
歯ブラシ交換のタイミングは、1ヶ月がおすすめです。
それ以上の使用は、歯ブラシが劣化していることが考えられるため避けましょう。
それでも使い続けると、虫歯になりやすくなったり、歯ブラシに細菌が増殖し続けてしまったりすることがあります。
交換のタイミングを逃さないためには、月末か月初の交換がおすすめです。
歯ブラシの毛先が開くなど、1ヶ月よりも早く交換しなければならない場合は、強く磨きすぎていることがあります。
適当な歯磨きの仕方を確認し、歯ブラシの保管に気を配りましょう。