口臭虫歯予防の歯磨きは朝起きてすぐ!そのタイミングの理由

虫歯予防 2019.10.01

毎日歯磨きをしているのに、朝起きたら「口が臭い」という症状に悩まされる人もいるでしょう。

そのような人は夜寝ている間に減ってしまった唾液によって、口の中に菌が繁殖してしまっているのかもしれせん。

また、菌の増殖は虫歯の原因にもなります。

寝ている間に繁殖した菌を減らしたいのであれば、歯磨きのタイミングは朝起きてすぐがおすすめです。

なぜ朝起きてすぐのタイミングなのか確認していきましょう。

口臭に悩みがちな現代人!原因は唾液が減るタイミングにあるかも

他人の口臭を感じた場合、「もしかしたら自分も臭っているのでは」と不安に思いますよね。

このように、本当は臭っていなくても過剰に反応し過ぎてしまう場合がありますが、相手に臭いによるハラスメントを与えるスメハラという言葉があるように、知らず知らずのうちに人に迷惑をかけている場合もあります。

何かと口臭について気になる現代人ですが、その原因のひとつに生理的な口臭が考えられます。

生理的な口臭とは、唾液の分泌が減るタイミングによって引き起こされる口臭などのことです。

唾液は、口の中にあることで菌が繁殖するのを防いでくれる役割があります。

そのため、何らかの理由で唾液の分泌が減ってしまうと、口の中の菌が繁殖してしまうことが考えられます。

唾液が減って菌が繁殖してしまうタイミングは、朝起きてすぐやお腹が空いている時、緊張している時などがあります。

注目してもらいたいのは、朝起きてすぐのタイミングです。

夜に歯磨きをしたにもかかわらず、朝起きてすぐの口臭に気づく人も多いのではないでしょうか。

それは、寝ている間に唾液が不足し菌が繁殖したことによる口臭であるかもしれません。

菌を減少させたいなら!歯磨きのタイミングは朝起きてすぐ

夜寝ている間に唾液が減少してしまうことで、朝起きてすぐの口の中は菌でいっぱいであることが考えられます。

口臭や虫歯の原因ともなる菌は早く口の中から出すことが大切ですので、朝の歯磨きのタイミングは起きてすぐが良いでしょう。

眠い朝にシャキッとするためにも、起きてすぐの歯磨きはおすすめです。

多くの方が朝の歯磨きは朝食後にしているかもしれませんが、この方法だと口の中に溜まった菌を食事と一緒に摂ってしまいます。

せっかくの朝食を菌とともに体の中に入れてしまっていると分かって気分が良い人はいないのではないでしょうか。

朝起きた時に口臭を感じているような方は特に、朝起きてすぐの歯磨きを実践してみてください。

翌日からの口臭が軽減しているかもしれません。

朝起きてすぐは菌を口から出すための歯磨きをし、朝食後は食べカスや歯垢などを取り除く歯磨きをしましょう。

大切なのは朝起きてすぐの歯磨きだけ!?夜の歯磨きのタイミングも重要

口の中の菌を取り除くために朝起きてすぐの歯磨きをおすすめしていますが、歯磨きは朝だけでなく夜も大切です。

朝起きてすぐの歯磨きは口の中の菌を減らす目的がありますが、夜の歯磨きをしっかり行っていれば寝る前の口の中の菌を減らすことができます。

それは、寝ている間に減ってしまう唾液によって口の中の菌が増えてしまうことを抑制する効果も期待できます。

朝の歯磨きのタイミングは、起きてすぐと朝食後でしたが、夜の歯磨きのタイミングは、歯が健康であれば食後早めに済ましておくと良いでしょう。

夕食後の食べカスはそのまま放置していると食べカスを餌とする菌が口の中で増殖し、虫歯になりやすい状態になってしまいます。

食べカスを口の中から早く出すことが虫歯予防には効果的ですので、食後のできるだけ早い時間に歯磨きをする習慣にしましょう。

その際、口の中をサッパリさせる効果もある歯磨き粉は使いすぎないよう注意してください。

歯磨き粉の使い過ぎは磨き残しの原因となります。

昼の歯磨きはどうする?タイミングは?

食後の食べカスを取る大切さを考えれば、昼の歯磨きもしておきたいところです。

昼の歯磨きのタイミングは、昼食後すぐが良いでしょう。

ただし、歯磨きの中で特に重要なタイミングは唾液の影響を受けやすい夜と朝ですので、昼の歯磨きはそれほど念入りに行わなくても大丈夫かもしれません。

人としてのエチケットが疑われないよう食べカスを落とすことを念頭に入れ、軽いブラッシングで済ませましょう。

会社に歯ブラシを携帯して昼食後の歯磨きを実践している人も多いようですので、今まで昼に歯磨きの習慣がなかったような人は、昼の歯磨きも実践してみてはいかがでしょうか。

昼食の歯磨きは朝起きてすぐの歯磨きと同様に、眠気覚ましにもなるようです。

歯茎を刺激することによって眠気が抑えられる効果が期待できると言われています。

もし昼の歯磨きが難しいような場合は、夜と朝の歯磨きを丁寧にするよう心がけてください。

朝昼夜の歯磨きだけで大丈夫?知っておきたいブラッシングの大切さ

朝昼夜のタイミングで歯磨きをしていても、虫歯になってしまう人はいます。

また、夜1回の歯磨きで虫歯にならない人もいます。

これは、歯をしっかりブラッシングできているかの差であることが多いかもしれません。

歯磨きは回数よりも、1回1回のブラッシングを丁寧にできているかが重要なのです。

こちらでは、ブラッシングのポイントをお伝えします。

◯1本の歯を磨く回数の目安は10~20回

磨きすぎを防ぐために、数を確認しながら磨いていくと良いでしょう。

◯基本的に歯の表面は歯ブラシを90度に当てる

90度にすることによって、歯ブラシの毛先を歯の表面にしっかりと当てられます。

◯歯と歯茎の境目は歯ブラシを45度に当てる

歯と歯茎の境目の汚れをしっかりかき出すことができるよう、歯ブラシは45度に当ててください。

◯1~2本の歯を磨くように歯ブラシを小刻みに動かす

歯ブラシを大きく動かすと、歯と歯の間は磨けないなど磨き残しの原因となります。

◯歯ブラシの持ち方はペングリップにする

歯ブラシを手をグーに握った状態で持つと、磨く力が強すぎてしまう場合があります。

歯ブラシはペンを持つような握り方のペングリップにし、力を加減しましょう。

◯軽い力で優しく磨く

歯や歯茎を傷める恐れがあるため、力強く歯を磨いてはいけません。

軽い力で優しく磨くことが大切です。

毎日の歯磨き!歯ブラシ以外にも使ってほしいアイテム

朝昼の歯磨きで歯ブラシだけを使用している方は多いかもしれませんが、夜の歯磨きには歯ブラシ以外にも使ってほしいアイテムがあります。

◯タフトブラシ

タフトブラシは歯ブラシよりもヘッドが小さく、歯ブラシだけでは届かないような箇所を狙って磨くことができます。

小回りできるため、細かい部分を磨くのに適しています。

◯歯間ブラシ

歯間ブラシは、歯の歯の間にできた隙間を磨くことができます。

歯ブラシでは大きすぎて磨けない箇所も、歯間ブラシなら簡単です。

◯デンタルフロス

デンタルフロスは、歯ブラシが通らない歯と歯の狭い隙間を磨くことができます。

歯と歯の間にデンタルフロス差し込めば隅々まで綺麗にできます。

それぞれのアイテムを使うタイミングは、歯ブラシの前で後でも構わないようです。

どのアイテムを使うにしても、アイテムの役割を理解して的確に使いこなすことが大切でしょう。

口臭や虫歯予防に朝起きてすぐの歯磨きを試そう

口臭や虫歯が気になるような方は、朝起きてすぐのタイミングでの歯磨きをしてみてください。

寝ている間に起きる唾液の減少で増えてしまった菌を出すことができるでしょう。

夜の歯磨きのタイミングは、食べカスをなるべく早く取り除けるよう夕食後早めがおすすめです。

昼の歯磨きは食べカスを取ることに集中し、念入りな歯磨きは夜と朝にしましょう。

ブラッシングのポイントも確認して、口臭や虫歯を予防してください。

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