人気の歯ブラシは?旅行にもって行く子供用歯ブラシの選び方

歯ブラシ 2019.04.01

旅行に行くときは少しでも荷物は少ない方がベストですが、子供連れだとそうもいってられません。

特に、歯ブラシについては、宿泊施設に子供用歯ブラシの準備がない場合があるため、前もって用意しておくことをおすすめします。

ここでは、旅行にもって行く歯ブラシの選び方、歯の磨き方等について、お伝えしていきます。

旅行用子供用歯ブラシを新しく買う時の注意点

旅行にもって行く子供用歯ブラシといえば、ケースに歯ブラシと歯磨き粉がセットになったものが一般的です。

日ごろから使っている同じメーカーの歯ブラシ、歯磨き粉を選べば、お子さまも嫌がらずに使ってくれます。

旅行に出かける際には、同じメーカーの歯ブラシ、歯磨き粉がセットになったものを用意しましょう。

新しいものを購入する場合は、お子さまの歯の本数、また、口の大きさに合ったサイズのものを選ぶことが大切です。

ちなみに、子供用歯ブラシは、歯が生え始めた時から2歳までのもの、3歳から5歳までの園児が使用しやすいもの、6歳から12歳までの小学校入学から卒業までに使用するものの3タイプに、分けることができます。

新しい歯ブラシを購入する時は、まずは、お子さまの年齢に注目しましょう。

歯が生え始めた赤ちゃんは当たり前ですが、ひとりでは歯を磨くことができません。

また、歯磨きの意味を理解していても、ひとりで磨くことができない園児の場合も、赤ちゃん同様、子供用歯ブラシに加え、大人が磨ける仕上げ用歯ブラシを購入しておきましょう。

子供用歯ブラシの毛先は細めと太め!どっちがおすすめ?

日常用・旅行用に関係なく子供用歯ブラシを選ぶ際、選ぶ基準となるポイントが、大きく分けて3つあります。

そのひとつは毛先の太さですが、子供用歯ブラシには大人の歯ブラシと同じく、毛先が細いもの、太いものがあります。

毛先が細いものは歯と歯ぐきの間にあるプラークを落とすために、また、歯と歯の間の食べかすを取るために必要な歯ブラシになります。

子供の場合は、大人のようにたくさんの歯が生えているわけではありませんが、歯と歯の間に入り込んだ食べかすを的確に落とすには、細い毛先がおすすめです。

プラークがたまりやすいのは歯と歯ぐきの間だということは大人でも子供でも、同じです。

但し、毛先が丸くカットされたものを選びましょう。

毛先が尖っている歯ブラシは、むやみに歯ぐきを傷つけてしまう恐れがありますので、歯ぐきへのダメージが少ない丸くカットされた毛先のものを選ぶ必要があります。

毛先の形状は、ギザギザにカットされたものでも、フラットでも構いません。

永久歯に生え変わる前の乳歯は、赤ちゃんが幼児、子供へと成長していく上で、大切な働きをします。

それは、例えば食べることです。

虫歯ができ、かみ合わせが悪くなると、それだけでご飯を美味しく食べることができません。

しっかりと磨ける細めの毛先で、食べかすを口腔内に残さない磨き方を教えてあげましょう。

子供用歯ブラシの毛先は柔らかいものが旅行時にもおすすめってホント?!

子供用歯ブラシを選ぶ基準のポイントの2つめは、毛のかたさです。

現在、一般的には子供用歯ブラシには、やわらかめ、普通、かための3タイプが売られています。

旅行にもって行くにしても、ただ、キャラクターが可愛いから、子供が気に入ったから等の安易な理由で選んではいけません。

子供の年齢に合わせた毛のかたさを選ばなければなりません。

まず、1歳未満の赤ちゃんから乳幼児の場合ですが、まだ、歯ぐきがしっかりとしていないので、やわらかめの歯ブラシを選びましょう。

毛の数が多い高密度タイプのものなら、なお、良いです。

長時間、口を開けてられない乳幼児の歯は素早く、なおかつ、綺麗に磨く必要があります。

続いて、2~6歳の幼児期の場合です。

ひとりで歯磨きを行う年齢になると、ひとりでもしっかりと歯が磨ける歯ブラシが必要です。

普通、もしくはやわらかめを選んであげましょう。

毛の長さは7~8mmがベスト。

コンパクトなヘッドで7mmの長さであれば、奥歯にもしっかりと届きます。

この年齢の子供は知らない土地に行った時等、気分が高まり、歯ブラシしながら遊んでしまう傾向にあります。

歯ブラシで喉を突くことがないよう、注意されることをおすすめします。

子供用歯ブラシのハンドルの長さと形状、保管方法

子供用歯ブラシを選ぶ基準のポイントの3つめは、ハンドルの長さと形状です。

歯ブラシには、可愛いキャラクターがプリントされているもの、歯医者が監修したもの、歯ブラシメーカーが開発したもの、ママの声を反映したもの等があり、メーカーから数多くの製品が売られています。

ハンドルの太さ、長さは年齢に応じたものとなっており、磨く際、手から滑り落ちない加工、もちやすさや握りやすさに考慮したデザインが採用されています。

ちなみに、乳幼児期におすすめの歯ブラシは、ハンドルが丸い、もしくは、太く短く握りやすい形状が特徴となっているものです。

歯が生え変わる学童期の歯ブラシは、滑りにくい加工をしたハンドルに小さめヘッドと奥歯までしっかり届く長めのネックが特徴です。

旅行に出かける際も、お子さまの年齢に合わせた歯ブラシを選びましょう。

無理をして、歯磨き粉と歯ブラシがセットになった製品を購入することもありません。

いつもの歯ブラシに、100円ショップ等で売られている歯ブラシ用のキャップを購入すれば、清潔に持ち運ぶことができます。

また、歯ブラシをそのまま入れられる歯ブラシ収納ケース、旅行用歯ブラシ保護ボックス等が、100円前後から700円ほどの値段で売られていますので、検討してみてはいかがでしょうか。

子供用歯ブラシの寿命

わたし達大人が使う歯ブラシの寿命は、約1ヶ月。

テレビCMで「1ヶ月を目途に交換しましょう」とアドバイスしているのを耳にしたこともあると思います。

しっかりと磨く方であれば、1ヶ月ももちません。

また、毛先が広がったことによって、歯ぐきに毛先が触れてしまい、出血する方も少なくありません。

これでは、歯を磨くどころか、歯ぐきを傷めてしまうだけの歯磨きとなってしまいます。

大人は、歯ブラシの毛先が広がれば、その歯ブラシの寿命が来たことが実感できますが、子供は、子供だけでは判断できません。

まわりに居る大人がしっかりと確認することが必要です。

特に、年齢の低い子供の場合、歯を磨かずに、歯磨き粉の味を楽しむ傾向にあります。

歯を磨く行為をせず、ただ、口の中に入れて、歯磨き粉の甘いペーストをチューチューと吸いながら、歯ブラシを歯で噛んで遊ぶといった動作を繰り返します。

これでは、新しい歯ブラシを購入しても3日ともちません。

旅行中にこのクセが出てしまい、歯ブラシをダメにしてしまった場合は、すぐさま新しい歯ブラシを用意しに、あちらこちらのお店を探し歩かなければなりません。

旅行に来ているのに、観光気分は台無しですね。

ちなみに、毛先が開いてしまった歯ブラシは、熱湯にしばらく浸けて冷水に浸けると、元通りのピンとした毛先に戻る場合があるとのことです。

旅行から帰省!もって行った歯ブラシの行方

楽しかった旅行から帰宅して行うことは、荷物の整理ですね。

もって行ったものを元の場所に戻す際、子供が旅行時に使用した歯ブラシをどうするか、悩む方も少なくありません。

そのまま日常の歯ブラシとして使用する方もいらっしゃいますが、それは、日常に使用している歯ブラシを、また、少し高めの値段設定の歯ブラシを買った場合に限ります。

旅行に出かける際、旅行用の子供用歯ブラシにお金をかけずに、安価な歯ブラシを購入した方は、歯ブラシが小さい、使い慣れない等の理由で廃棄する方もしばしば。

まだ新品に近い状態の歯ブラシなのに、なぜ廃棄するのか不思議に思いますよね?

実は、旅行の帰り、不必要な荷物は極力捨てて来たいという願望があるからです。

宿泊施設に、未使用の使い捨てカイロ、トライアルのスキンケア化粧品、100円ショップで買った靴下やボールペン等を捨てて行く方は多く、その中に歯ブラシも当然入っています。

100円という安価な歯ブラシでも、できれば寿命がくるまで使用してあげましょう。

毛がかたく、子供ひとりで危ない場合は、仕上げ用の歯磨きとして使用することをおすすめします。

また、使用済となった歯ブラシを掃除用に転用させる術もありますので、捨てる前に試してみても良いかもしれません。

歯ブラシは年齢に応じたものを

赤ちゃんから幼児期、学童期と子供の成長に歯の健康は欠かせません。

旅行に出かける際にも、お子さまの口腔内の健康には十分に注意しましょう。

歯ブラシは、年齢に応じたものがベスト。

手から滑り落ちることのない、きちんと握ることのできる、適切なサイズのものを用意してあげましょう。

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