イオン歯ブラシの「キスユー」の特徴!効果や使い方をご紹介
歯ブラシ 2019.03.12イオン歯ブラシ「キスユー」の特徴はマイナスイオン!?
アイオニック株式会社から発売されている歯ブラシ「キスユー」とは、いったいどんな歯ブラシなのでしょうか。
その使い方を知る前に、おもな特徴から見ていきましょう。
「キスユー」は、毛先を軽く水でぬらして、柄の中央にある銀の部分に触れた状態でブラッシングをすると、内蔵されている電池からマイナスイオンが口の中に流れるという画期的な仕組みになっています。
このキスユーのマイナスイオンの働きの仕組みを知るためにも、架橋結合と脱極作用について学びましょう。
【架橋結合とは】
歯垢というのは、唾液の中に含まれているカルシウムなどのプラスイオンの作用によって歯の表面に吸着しているとされています。
【脱極作用とは】
キスユーから発生するマイナスイオンは、内蔵されている電池から微弱な電流を流すことで発生し、上記の架橋結合を電気を使用して緩やかにさせるので、歯垢を落としやすくすることが可能になるとされています。
この歯ブラシの特徴である、マイナスイオンの働きはおわかりいただけたでしょうか。
次章では、そのマイナスイオンによって得られる具体的な効果についてお話ししていきます。
マイナスイオン歯ブラシ「キスユー」にはどんな使用効果が?
先ほどお話ししたように、キスユーに内蔵されている電池から弱い電流を流すことによりマイナスイオンが発生するようになります。
マイナスイオンの働きについては、前述した通りですが、発生されたマイナスイオンがもたらす効果についてご紹介します。
キスユーのマイナスイオンによって、次のような効果が期待できるとされています。
●歯がつるつるになる
前章でお話ししたように、歯に付着している歯垢をマイナスイオンを流すことにより架橋結合を緩くさせるので、歯垢を除去しやすくなるとされています。
歯垢をしっかりと除去することで、歯の表面がつるつるになり、きれいな歯に近づけることが可能です。
●口臭の予防
口臭の原因の一つとして、「歯垢がたまること」が挙げられます。
キスユーを使用すると、歯垢をしっかりと除去することができるので、口臭の予防にもなるとされています。
●歯ぐきが元気になる
マイナスイオンが発生するとされるキスユーを使用してブラッシングをすることで、歯ぐきへのマッサージ効果や唾液の分泌を促すという効果が得られます。
そのため、歯ぐきがいきいきとし、活性化されることとなります。
健康な歯を保つためには、歯ぐきも健康な状態でなければなりませんので、歯ぐきにまで良い効果が得られるキスユーはとても魅力的な歯ブラシと言えるでしょう。
次からは、いよいよ、キスユーの使い方を見ていきましょう。
マイナスイオン歯ブラシ「キスユー」の使い方
それでは、マイナスイオンが発生する歯ブラシ「キスユー」の使い方をご紹介していきます。
●使用前は必ず水でぬらす
歯磨きをする際に、歯ブラシはぬらさない方が良いという意見があったり、実際にぬらしていない方もいらっしゃるでしょう。
しかし、このイオン歯ブラシのキスユーを使用する場合は、水でぬらすことにより効果が高まるので、忘れずにぬらしましょう。
●金属プレートターミナルに触れながら磨く
使用中は、歯ブラシの中央にある金属プレートに必ず触れている必要があります。
その場所に触れる指も水でぬらしておくと効果が高まるとされています。
●ペングリップで持ち軽い力で磨く
ペンを持つような持ち方で、優しく持ちながら軽い力で磨いていきましょう。
どの歯ブラシにも共通して言えることですが、強い力を入れすぎてしまうと、歯ぐきや歯を傷めてしまう可能性がありますので、力を入れすぎないように気をつけましょう。
キスユーの使い方についてのポイントはまだありますので、次章でご紹介します。
ポイントを押さえた使い方!マイナスイオン歯ブラシ「キスユー」を十分に活用!
キスユーの使い方のポイントには、下記のようなこともあります。
●前歯磨きは歯ブラシをタテにする
キスユーの使用に限ったことではありませんが、前歯を磨く際は、歯ブラシをタテにしてしっかりと毛先を歯にあてて磨きましょう。
●奥歯や歯間、歯ぐきとの境もしっかりと磨く
歯磨きをするというと、磨きやすい歯や歯の表面だけを一生懸命に磨く方もいらっしゃるかもしれませんが、奥歯や歯間、歯ぐきの境なども歯垢がたまりやすいポイントです。
磨き残しがないように、すみずみまでしっかりと磨くように心がけましょう。
●使用後はブラシを抜いてつなぎ目を洗う
キスユーは、ブラシを取り外すことが可能です。
つなぎ目に汚れがたまることがありますので、できれば使用する度にブラシを取り外し、つなぎ目を洗い流す習慣をつけましょう。
洗った後はよく水をきり、しっかりと乾くように保管をしておくと、長く清潔に保つことができるでしょう。
キスユーの上手な使い方~ブラシ交換~
前章でご紹介した、キスユーの使い方にもあったように、キスユーはブラシを取り外すことができます。
それとともに、違う種類のブラシと交換して取りつけることも可能です。
マイナスイオン歯ブラシ「キスユー」には、次に挙げるような替えブラシがあります。
●極細レギュラー
極細細毛なので、歯間や歯周ポケットのすき間を磨くのに適しています。
●極細コンパクト
ヘッドが前傾先細になっているので、歯と歯ぐきのすき間や歯周ポケットにも届きやすくなっています。
特に女性には使いやすく、人気の形になります。
●極細スリム
極先細毛でやわらかい毛になっているので、歯ぐきの弱い方におすすめのブラシです。
●フッ素極細レギュラー・フッ素極細コンパクト
フッ素とイオンのダブルの力で磨くことができ、プラークの細菌の活動を抑えることが可能になります。
極先細毛で歯や歯ぐきの間、歯周ポケットに届きやすいので、しっかりと歯周病予防ができます。
●山切りレギュラー
歯と歯のすき間にフィットし、全面が山切りなので、歯間もすっきりと磨くことができます。
●フラットスリム
横幅は3列植毛なので、狭い箇所まできちんと磨くことができます。
●子供用
母親磨きの頃~7歳児くらいまでが対象です。
マイナスイオンは微弱電流で流れますので、お子様でも安心して使用することができます。
3列植毛になので、狭い箇所まできちんと磨くことが可能です。
●フッ素ワイドヘッド
イオンとフッ素に加えてワイドなので、トリプルのパワーが働きます。
歯垢の除去・フッ素で強い歯にする・大きなヘッドで歯を包み込むので、すみずみまで磨くという3つのことが1本で可能になります。
上記のように、様々な替えブラシがありますので、ご自分の目的に合ったブラシを選んで使用してみましょう。
もっと知ろう!キスユーについて
これまで、マイナスイオン歯ブラシ「キスユー」の使い方や替えブラシのお話をしてきましたが、まだご紹介できていないことがありますので、お話しします。
●歯磨き粉は使用した方が良いのか
歯磨き剤はつけてもつけなくても使用することができますが、つける際は本当に少ない量で大丈夫です。
●内蔵の電池の寿命と処理
内蔵の電池は、1日約15分ほどの使用時間で1年以上もつとされています。
電池が残っていても、ブラシの衛生面や状態を考えて、1ヶ月程度を目安に交換することをおすすめします。
また、電池交換はすることができませんので、電池がなくなったら新しい本体を購入する必要があります。
そして、内蔵の電池には有害金属類が含まれていないので、分解せずに不燃ごみとして出すことが可能です(各自治体による)。
マイナスイオンの効果を試してみよう!
キスユーの歯ブラシを使うことにより、口の中にマイナスイオンが流れ、歯垢を落としやすくするとされています。
歯垢を落とすことにより、虫歯予防はもちろん、口臭の予防をすることにもつながります。
そして、歯ぐきもイキイキとさせることは、健康な歯を保つためにもとても大切なことです。
歯や歯ぐきはまだ何ともないという方も、将来の歯周病予防のために、一度使用してみてはいかがでしょうか。