自分に合う歯ブラシを使おう!ルシェロとは?販売店はどこ?
歯ブラシ 2019.02.11自分に合う歯ブラシとは?選ぶポイントを知ろう!
おすすめの歯ブラシであるルシェロやその販売店をご紹介する前に、自分に合う歯ブラシの選び方のポイントをご紹介します。
●ブラシの毛のかたさ
一般的な歯ブラシの毛のかたさの種類は、「ふつう」「かため」「やわらかめ」となっていますが、メーカーや商品によっては、それ以外にも揃っている場合もあります。
通常の歯や歯ぐきの状態の方であれば、「ふつう」を選ぶことをおすすめします。
ふつうのかたさのブラシは、適度なかたさもあるので、しっかりと歯垢を除去することができます。
もし、歯がしみる・歯ぐきが痛い・歯ぐきが腫れているなどの症状がある方は、かためのブラシを使用することは避け、やわらかめの歯ブラシを使用すると良いでしょう。
●ブラシの材質やヘッドの大きさ
歯ブラシのブラシの材質にも種類がありますが、乾きやすいナイロン製のものがおすすめです。
また、ヘッドの大きさは、タテに3列で、横は親指の幅や人さし指の第一関節ほどのものが良いとされています。
ヘッドが大きな歯ブラシを使用すると、いっぺんに広範囲を磨けるのが良さそうな気がするかもしれませんが、細かい部分にまで届きにくいので、磨き残しができる可能性が高くなります。
そのため、どちらかというとコンパクトな大きさのものの方が磨きやすいでしょう。
●グリップの形状
歯ブラシのグリップの形も様々なものがあります。
まっすぐでやや太めの方が握りやすいので、磨く際に動かしやすいとされています。
これらのように、歯ブラシを選ぶポイントはいくつかありますが、人によって指や手の大きさ、口や歯の大きさなども違いますので、実際に使ってみて自分に合うものを探していくと良いでしょう。
しっかり磨きたい人におすすめの歯ブラシ!ルシェロの特徴
先ほどは、歯ブラシを選ぶ際のポイントをご紹介しましたが、「それでも数あるなかから一つを選ぶのが難しい」という方のために、ここでは、「ルシェロ」という歯ブラシをご紹介していきます。
ルシェロは、(株)ジーシーという会社から発売されています。
ルシェロを取り扱っている販売店については、後ほどご紹介します。
(株)ジーシーは、歯科医院に行くとよく見かけるイスや歯を削る機械など、歯科にある様々なアイテムの開発から販売までを行なっています。
ルシェロ歯ブラシの特徴には、次のようなことが挙げられます。
●ハイブリッドな段差植毛
虫歯予防のための短い毛と歯周病予防のための長い毛が混ざっているので、どちらの症状にも対応できるような設計になっています。
●歯ブラシの先端
通常の歯ブラシよりも毛先が出ているので、奥歯の奥側の側面の汚れまでもしっかりとかき出すことができます。
上記のことがルシェロの大きな特徴になりますが、ルシェロのなかでも種類が分かれていますので、次章で詳細についてご紹介します。
「ルシェロ歯ブラシ」ラインナップ!自分に合うものは?
それでは、ルシェロ歯ブラシについて、詳しく取り上げていきましょう。
ルシェロ歯ブラシには、5タイプ13種類があります。
【5つの型】
●B:Basic(ベーシックタイプ)
健康な歯肉から歯肉炎の方向けで、虫歯予防を目的としています。
●P:Perio(ペリオタイプ)
健康な歯肉から軽度の歯周炎の方向けで、歯周病予防を目的としています。
●W:White(ホワイトタイプ)
歯の着色(ステイン、ヤニなど)が気になる方や、白さを保ちたい人向けです。
●OP:Operation(オペレーションタイプ)
歯周炎が重度な方や、外科処置後などの方向けです。
●I:Implant(インプラントタイプ)
インプラントの周囲粘膜炎の予防や、インプラント周囲炎の進行を抑えることを目的としています。
【ヘッドの大きさ】
●10(中):男女兼用
●20(小):コンパクトな大きさで、女性や口の小さめな方向き
【ブラシの毛のかたさ】
●M:ふつう
●S:やわらかめ
上記のように5つの型の分類を見るとわかるように、ルシェロ歯ブラシは、それぞれの人の口腔内の状態に合わせて「処方する」ということをコンセプトとした歯ブラシです。
そのなかでも、Bタイプのブラシについてや販売店などについて、次に詳しくご紹介します。
ルシェロ歯ブラシBタイプをさらに詳しく!販売店はどこ?
ルシェロ歯ブラシのBタイプ(ベーシックタイプ)は、先ほどもご紹介したように、虫歯予防を目的とした歯ブラシです。
ルシェロ歯ブラシの共通の特徴としてある段差植毛ですが、Bタイプは、長い毛と短い毛の両方ともラウンド毛が使われています。
短い毛で歯の表面の汚れを落とし、長い毛によって歯と歯の間の汚れを落とす仕組みです。
さらに、歯間部のプラークを除去する効果も高いとされています。
また、先端集中毛に高さがあるので、最後臼歯遠心などの磨きにくいところまで毛先が届きやすくなっています。
そして、Bタイプのなかにも、B-10・B-20ピセラ・B-30グラッポなどというように種類が分かれています。
●B-10:健康な歯肉から歯周炎の方向け
●B-20ピセラ:10代や女性の方に最適
●B-30グラッポ:患者様の背景をサポートする
B-30の患者様の背景をサポートするというのは、歯周病などの疾患やプラークの状態、歯肉の状態などに合わせて正しいブラッシングをサポートするということになります。
Bタイプ以外のタイプにも種類があるものがありますので、自分の口腔内に合う歯ブラシを選んで使用することをおすすめします。
そして、気になるルシェロ歯ブラシの販売店ですが、ドラッグストアなどでは販売されていないので、お近くの歯科医院に相談してみると良いでしょう。
または、ネットでも購入することができます。
ネットでしたら、5本や20本などとお得にまとめ買いをすることが可能です。
歯ブラシの販売店探し!オーラルケア専門店もある!
これまでご紹介してきたルシェロに限らず、歯ブラシの購入を考えた時に、「ドラッグストアなどでは販売されていない歯ブラシがどこで買えるのかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
ネットで探せばもちろん見つかる可能性は高いですが、実際に販売店に行き、「実物を見比べて購入したい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
都内でしたら、東急ハンズやロフトなど、様々な日用品が揃っているお店でしたら、オーラルケア専用のコーナーなども設けてあることでしょう。
しかし、それではもの足りず、もっと種類の多い「歯磨き専門の販売店を探している」という方におすすめなのが、銀座にある「メガデント」という歯ブラシ専門店です。
こちらのお店は、オーラルケアの先進国でもあるドイツで30年前に創業したお店の日本支店です。
歯ブラシだけではなく、歯間ブラシ・舌ブラシ・歯磨き粉などの口腔ケアグッズが豊富に取り揃えてあります。
商品は国内だけではなく、アメリカやヨーロッパなどから取り寄せたものも多いので、店内はポップでカラフルなカラーのものが並んでいて、楽しい気分になるお店です。
商品の種類が豊富なだけではなく、オーラルケアグッズのエキスパートの店長さんがいらっしゃるので、迷った時は相談してみると良いでしょう。
歯ブラシでの歯磨きにプラスのおすすめ!販売店は?
歯や歯ぐきの健康を保つためには、ルシェロなどの歯ブラシを使用しての歯磨きももちろん大切なことですが、それだけでは落としきれない部分もあります。
そこで、通常の歯磨きと併せて行なった方が良いとされているのが、歯間ブラシやデンタルフロスを使用することです。
歯間ブラシとデンタルフロスの違いとしては、歯間ブラシは歯間部を効率的に清掃できるもので、デンタルフロスは、歯と歯が密接なところや歯並びの悪いところまで清掃できるものということがあります。
すみずみまでしっかり清掃するには、歯間の場所によって歯間ブラシとデンタルフロスを使い分けることが理想的です。
歯間ブラシやデンタルフロスでおすすめなのは、サンスターのGUMのシリーズです。
歯間ブラシでもワイヤー系とゴム系のものがあり、デンタルフロスも巻き型とホルダー型があるように、好みによって選べるように種類があります。
こちらの商品の販売店は、お近くのドラッグストアなどをはじめ、もちろんネットでも購入することが可能です。
歯間ブラシやデンタルフロスも歯ブラシと同様で、人により合うものが違ってきますので、ご自分に合うものを選んで使用してみてください。
歯の健康は自分に合う歯ブラシで守ろう!
最初にお話ししたように、歯磨きをする際は、自分に合った歯ブラシを使用することが大切です。
歯や歯ぐきの状態などに合わせて、使用することで逆に傷ついてしまうことのないようなものを選ぶことが必要になります。
ルシェロなどのように、おもに歯科医院で取り扱っている歯ブラシもありますので、かかりつけの歯科医や歯科助手さんに、どのような歯ブラシが合うのかを相談してみるのも良いでしょう。